ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

鰻でパワーを

2016-05-31 23:59:00 | 食べ物


高島屋通販カタログの表紙の「鰻の蒲焼」に目がいく。
流石、プロの写真で見るからに美味しそう。

夫婦とも体調が今一つなので、「鰻を食べて元気を出そう!」という気持ちに。
チンチン電車の通りにある鰻屋さんが美味しいと聞いていたので探してみる。


食べログを覗くと、「う玄武」のようだ。
駐車場は8台分とあるので、時間をずらして13時過ぎに行くことにする。
店の近くに来ると、蒲焼のエエにおいがしてくる。
ご飯を持ってきたら、このにおいで食べられそう!





  




店は4組ほどの客だけで空いている。
メニューを見ると、結構なお値段。
うな重は次の機会に残しておいて・・・
上うなぎ丼に吸い物、サラダがついた1,800円の「おもかげ」を注文。



       

10年ぶりの鰻丼。
ほどほどの厚みもあり、美味し~い!
もっちり系のご飯とよく合う。

うな重やコースでなくても、十分に満足。
これで元気がでるぞ~~!!
コメント (2)
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静かに逝く

2016-05-26 23:59:00 | 家族・親友


親父が5月22日に亡くなりました。
23日に通夜、24日に告別式を無事に終えました。

行年99歳(数え年)
白寿のお祝いをしてあげたかったし、100歳まで生きて欲しかったです。


お袋が亡くなって1年半過ぎた頃から体調が不安定になってきました。
年末には、「お正月を越せるだろうか?」と心配するほど。
徐々に足腰が弱り、デイサービス以外には外出しない日がほとんどになってきました。

4月に入ってからは微熱が出る日が多くなり、食欲も落ちてきました。
かかりつけ医に紹介状をお願いし、お袋の入院の際にキチンと面倒を見てくれた病院に掛けあい無事入院。
病状により転院してから、たったの1ヶ月で力尽きました。

体力の衰えで治療薬に耐えられなかったのかもしれません。
行くたびに覇気がなくなり、言葉数も減っていきます。
認知症の症状も一気に進み、眠っている時間が増えました。

名前を呼べるのは、あっしと家人、そして二番目の姉だけとなりました。
最後まで名前を呼んでもらえる喜びは、疲れを忘れさせてくれました。

苦しむこともなく、痛がることもなく・・・
最後は、 静かにしずかに極楽浄土に旅立ちました。



     
          出征時の若かりし親父

運に恵まれた人でした。

子供の頃は三番目に生まれた長男で、大事に大事に育てられたそうです。
太平洋戦争では、飛行隊員として満州国やフィリピンなど最前線へ赴きましたが無事に帰国。

終戦前に消防士の職を得て、その後退職まで勤め上げました。
大阪市営地下鉄のガス爆発事故の際、消防車で出動したのですが最初に止めた場所で胸騒ぎがして、別の場所へ移動。
最初の場所がガス爆発の地点だったので、移動させていなければ死んでいたことでしょう。

定年退職直後に胃がん、その3年後には背骨が溶ける難病に冒されましたが、この歳まで永らえました。
内臓は強いとは言えず、痩せぽっちの体でしたが、寿命があったのでしょうね。


一見優しそうに見えますが、家では融通の利かない頑固もの。
ワンマンな親父に、お袋は苦労しました。
胃の摘出手術をした58歳以降は農業さえせず、以降の約40年間は隠居生活の身でした。
好きな将棋が中心の、好き放題の生活でした。

車が好きで、村で一番最初に免許を取ったそうです。
満96歳まで、嬉しそうに車に乗っていました。
交通事故が心配で自動車を取り上げると、また新車を買うというイタチごっこ。
この遺伝子は、あっしや息子に引き継がれたようです^^@
免許証を返納した後でも、「軽トラ買おうと思うけど、どうや?」と息子に尋ねて苦笑。

半年ほど前まで電動自転車に乗っていたのですから、運動神経は良かったのでしょうね。
「まだまだ生きれる!」と思っていただけに、呆気ない最期でした。


    
          5年前の元気な親父

「元気に長生き」「好きなように生きる」を実践した親父。
これほどの幸せ者はいないでしょう。

あとは・・・極楽浄土で、お袋と仲良くやってくれればいいのですが・・・

コメント (10)
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ヴァケーション?

2016-05-19 23:59:00 | 家族・親友
       

長い休暇でした・・・^^;
約40日間もブログを更新せず、ゆっくり過ごしました。
ゴールデン・ウィークならぬ、ロング・ヴァケーションでしょうか。
昔、80日間世界一周という映画がありましたが、今回の休みなら世界の半周を旅行できましたね。


1ヶ月半も前の花見の話題ですが、記録に残しておきたいのでアップします。

親父はまさに「花より団子」です。
これまで家族で花見をしても、ゆっくり花見はしないで弁当を食べたらそそくさと帰ります。
足が弱ってからは外出する機会が減り、部屋で横になってテレビを観ていることが多くなってきました。
「お天気が良いから、車椅子を借りて公園へ行きましょう!」という家人に促されて、花見に連れ出しました。

動くのは嫌だという親父を、大好きな寿司を餌に車に乗せました。
近くの大泉公園に行くと、満開の桜がお出迎え。



       

桜広場一周ぐるりと回り、池のそばの桜を見ます。
言葉少なくなってきた親父ですが、「さくら、綺麗やな~」と言います。
「こんなに綺麗に咲いてるんや!」と感動しているみたい。
手作り弁当があればもっと良かったのですが、急に決めたので間に合わず。

写真を撮ってもらうのが好きな親父。
シャッターを押すと嬉しそうです。

約束どおり、くら寿司へ行きました。
近くでしたが、出かけて良かったです。
笑顔が見られて・・・写真に残せて・・・。
コメント (4)
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