憩う、楽しむ 広島・湯来通信 

広島市中心部から1時間。新たな交流・体験エリアである湯来地区の最新情報。天然温泉と豊かな自然が皆様をお待ちしています。

窓の外はきれいな朝焼けです。

2007年12月27日 08時29分52秒 | イベント
12/27(木)-0℃

 ブルッ、寒っ!
 天気こそいいんですが、寒いです~。
 湯来の自宅周辺の田んぼは朝霜が立って真っ白。天気が良さそうなのですぐに解けるとは思いますが、橋の上でのスリップ事故にお気をつけください。

 今夜から、消防団による年末特別警戒がスタートします。期間は30日まで。年の瀬になって火災や事故がないように地域を見回ることになっています。この頃になると愉快犯や嫉妬犯で、何の関係もない方の被害も発生することがあります。身の回り、自宅周辺に燃えやすいものが放置してありましたら早めの処分、片づけがオススメです。

 昨日もお知らせしましたが、今、星がきれいです。夜空を見上げていると気持ちが落ち着くし、色々な空想をしてみたりしてとても楽しいですよ。眼が慣れてくると一段とよく見えて楽しみも増えてくるような気がします。今夜辺りもGOODな星座観賞ができる環境にあると思いますので、是非お出かけになってみてください。その際、ネットで事前情報収集をお忘れなく。

湯来に伝わる民話「えんこう淵」

 昔々、下本多田のえんこうの森には大きな樫の木が茂っていました。また、その下には青々とした淵があり、えんこうが住み着いていました。昼間でも人が通ると砂や水を飛ばしてからかっていました。また、夕方から夜にかけては、荷物の中の油揚げや魚を取られることがありました。大人たちは子どもに、「えんこう淵にはいったらいかんで、えんこうに足を引っ張られたり、肛門を抜かれるけえのう」と言い聞かせていました。
 その頃、戦いに敗れた落武者の香衛門という人が住むようになりました。ある夜のこと、香衛門か゜寝てしばらくするとえんこうが入って来て、枕元に立って、「香衛門様お願いがございます。私の棲む淵に近ごろ八つ目の怪物が棲みつくようになって、私は棲むところを奪われてしまいました。どうか、香衛門様のお力でその怪物を退治してください。お礼は致しますから。」
 香衛門は少し懲らしめてやれと考え、寝たふりをしていました。仕方なくえんこうは帰りましたが、次の夜も、次の夜も頼み続けるので、「八つ目の怪物はわしが退治してやろう。そのかわり、人様に悪いことをしてはならない。左様、心得よ。」「判りましたので、お願いします。」
 香衛門は「ふしぎなこともあるもんよ」と思いながら、家の前を流れる川を、上から下まで淵を探して歩きました。大きな樫の木のある淵まで来ると、淵の底から名にやらキラキラと輝く金具らしきものが沈んでいました。
 「そうか、そうか、えんこうは金具を嫌うからのお。」と、独り言を言いながら引き上げてみると、田んぼを耕すときに馬に引かせて使う馬鍬でした。香衛門は馬鍬を家に持ち帰りました。
 その翌日、香衛門が起きてみると石臼の中にヤマメが10匹入っています。「えんこうが、礼に持ってきよったなぁ」次の日も次の日も、多い日も少ない日もありましたが毎日続きました。夏の終わりが近づいたある夜、香衛門はえんこうが来るのを確かめて、「もう、魚は持ってこんでええけえ、その代わり人様に迷惑をかけるなよ。」と告げました。これ以降、この淵に人が近づいても徒がなくなったそうです。最近まで大きな樫の木があったようですが朽ち果てて倒れてしまったということです。
 下本多田には今もえんこう淵という淵があるとの事です。下本多田以外にも、えんこう淵伝説が伝わっているところが数箇所あります。我が家の近くにもえんこう淵があったんですが、今は道路改良で跡形もなくなっています。今はこの伝承を残せる人も少なくなってきました。地域に伝わる「伝承」大切にしたいものです。


 大峯山ご来光登山参加者募集のご案内(12/27現在、18名/40名)

市内最高峰の大峯山(1,050m)に登り、日の出を眺めてみませんか。専任のインストラクターがご案内しますので、ぜひご参加ください。
1 募集人員 40名(先着申込順、最小催行人員20名)
2 対 象 者 小学生以上で夜道の登山に耐えられる方(1時間程度)
3 案  内 広島県山岳連盟理事 安藤和己インストラクター他
4 内  容 前日参加 平成19年1月5日(土)18:30
            JR五日市駅北口集合(マイクロバスで湯来ロッジまで移動)
       当日参加 平成19年1月6日(日)5:00 湯来ロッジ駐車場集合
            5:10 湯来ロッジ出発(マイクロバスで移動)
            5:40 大峯山登山開始
            6:30~7:00 山頂到着
            7:17 日の出
            7:30 下山開始
            8:30 登山口到着(マイクロバスで移動)
            9:30 湯来ロッジ到着(朝食・入浴)
            10:30 湯来ロッジ出発(マイクロバスにてJR五日市駅へ)
5 参 加 費 前日宿泊の方(1泊2食、保険料、バス代、引率料)
        1人 7,500円 3・4人で1室利用の場合
        1人 8,000円 2人で1室利用の場合
        1人 8,500円 1人で1室利用の場合
       当日参加の方(朝食代、保険料、温泉入浴料、バス代、引率料)
        1人 3,000円
 ※山頂では、多少の暖を取る工夫をする予定ですが、各自で寒さ対策をお願いします。
 ※マイカー参加されても、参加費は同額です。
 ※積雪、天候不良の場合は安全面を重視して中止することもあります。
 ※広島市広報誌「市民と市政(四季号冬)」でに掲載されてます。
 ※詳細については、下記へお問い合わせください。
6 主  催
 広島市湯来ニューツーリズム推進実行委員会
 TEL082(504)2602
 FAX082(504)2253
 〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6-34
7 申し込み先
 広島市湯来ニューツーリズム推進実行委員会事務局
  広島市都市活性化局観光交流部 岡本・橋本 宛

※ 申込書を送付いただいた後、最少催行人員になり次第、実施の有無について電話でご連絡致します。天候に左右される催事です。連絡先には、年末年始でも連絡の取れやすい電話番号を必ずご記入ください。

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