9/22(木)16℃
おはようございます。
広島・湯来は台風一過が被害を発生することなく、今回は静かに過ぎ去ってくれました。
湯来町、水内「乙出(おといで)」から滝谷林道に入って約1km。林道を左折して川沿いに登山道を上り数百メートルの場所にある滝にまつわる民話です。
湯来に伝わる民話「竜頭の滝」
天上山(てんじょうざん)への山道をしばらく行ったところに、竜頭の滝があります。滝の高さは十数メートルあり、落ちる水の音は周りの山をゆるがし、その下は暗緑色の深い渕となり、渦を巻いて、見るからに物凄い有様です。
この渕の底に洞穴があって、遠く加計の穴(地名)の川底まで通じていると言われています。
昔、木こりさんが滝を眺めながらタバコを吸って休んでいました。すると一匹の大きな蜘蛛が渕の方から上がって来て、木こりさんが履いていた、あしなか(鼻緒に結び角のある草履)の先に糸を引っ掛けては下に降りていきます。上がって来ては糸をかけ下にまた降ります。木こりさんは、立ち上がって帰ろうとしましたが
「蜘蛛のヤツ、わしの草履の角を木と間違えて巣を作っているな」
と独り言を言いながら、糸が切れてはかわいそうに思って、その糸の端を傍らの古い大きな木の根っこに引っ掛けました。
「さあて、帰ろうとするか」
木こりさんが立ち上がって、20~30m歩いたところ、メリメリ、ガラガラっと大きな音が後ろでします。驚いて振り向いて見ますと、先ほど、糸をかけておいた古い大きな木が根こそぎ渕の方へ転げ落ちていきました。
「草履に糸を引っ掛けたままにしていたら、わしが渕へ転げ落ちるところだったわい」
冷や汗をかきながら急いで我が家に帰りました。それ以来、この滝には何者かがいて蜘蛛に化身していると言われていました。
また、竜頭の渕には竜が棲んでおり、その鱗を拾うと幸せになる。と言う話がありました。
ある日、おじいさんが滝の付近でジャコウの匂いのする鱗を拾って帰りましたが、何日経っても何事も起こりません。その話を聞いた近所のお爺さんが、
「金の鱗を拾いなさったそうなが、何かええことがありましたかいの」
「珍しいけえ、大切にしているがそれだけのことよ」
「わしも古希の祝いに子どもたちがくれた赤いちゃんちゃこがあるが、それと代えてはもらえんかの」
「着られるだけは、その方がええわい。代えましょうよ」
と二人のお爺さんは交換しました。それを境に、両方の家の運が開け、トントン拍子によくなっていったということです。
めでたし、めでたし。
次回の湯来に伝わる民話は「大原長者」です。お楽しみに~。
いかがでしたか?
冒頭の写真が「竜頭の滝」です。滝の高さは16m、高い滝ではありませんが、縦に垂直に滝つぼめがけて被瀑する滝の全景がとても美しい滝です。湯来の名瀑をすべてみていただきたいとは思いますが、欲を追求するあまり、現場に行って鱗を持ち帰ろうとしていませんか?運を捜して持ち帰るどころか、運が悪ければマムシに噛まれちゃうかも知れませんからね、くれぐれも要注意です。
この世の中、上手い話ばかりじゃありませんから、お気をつけください。
それでもとりあえずは見ておきたいと言われる方は、できる限り複数で出向いていただけることをお願いさせていただきます。
私の案内で、一緒に行ってみますか???
明日は「 秋分の日 」です。
別な言い方で「お彼岸」とも言います。お彼岸って仏教用語ってこと知ってましたか?
元々梵語(ぼんご)の波羅蜜多(はらみつた)を漢訳した「到彼岸(とうひがん)」のことだそうです(私は梵語も漢語も知りませんから、HPで書かれていたことの受け売りですけど・・・・)。
煩悩に満ちた世界「此岸(しがん)」から解脱した悟りの世界、涅槃を指しており、こちらの岸とあちらの岸と言う意味だと考えるとわかりやすのかも知れません。
更に、煩悩に満ちたこちらの世界を現世、涅槃の世界を死後の極楽浄土ととらえて、あちらの世界と考えたところから、亡くなった先祖たちの霊が住む世界を「彼岸」と考えるようになりま、「彼岸に墓参りをする風習」が生まれたようです。
この時期には「彼岸法要」という仏のが各お寺で開かれています。最初に行われた彼岸法要は「大同元年(AD806年) に平城天皇が霊を鎮めるために行った」とも言われています。
お彼岸の日付ですが、現在では、春分・秋分の日を中日として前後3日の計7日間が彼岸の期間だとされています。
春分・秋分の日ってどんな日か
1.太陽が真東から昇り、真西に沈む日
この日は太陽が真東から昇り、真西に沈みます
前述した『涅槃の世界』を、「西方浄土」と呼び、阿弥陀仏の
極楽浄土は「西」にあるとされています。そのため、真西に太陽
が沈む春分の日、秋分の日は夕日が極楽浄土への道しるべとなる
と考えられたんでしょうね。
また、この日に沈む太陽が示す極楽浄土への道を「白道(びゃ
くどう)」と言い、仏の示してくれたこの白道を信じて進めば必
ずや極楽浄土に至ることができると言う信仰が生まれ、私たちが
崇拝している仏教の教えに繋がっています。
2.昼と夜の長さが同じ日 =
仏教では「中道」の精神を昼夜を二分すると言う点で、春分の
日・秋分の日が表しているとして教えられています。
近年の研究で、必ずしも「=」ではないようですが・・・・、地球
は自転し、1年365日と何時間の誤差もありますし・・・・、納得
できない方は誰かが研究されていると思いますのでHPで検索を
お願いします。⇒私にはよく分からない世界です。
3.お休みの日(祝日)
春分、秋分は祝日。主旨はそれぞれ、「自然をたたえ、生物を
いつくしむ」、「祖先をうやまい、無くなった人々を偲ぶ」と書
いてありました。
私にとって彼岸とは「春分=種苗の時期」、「秋分=収穫の時期」のイメージがあり、まさに稲刈の心配を今しているところなんですけど、台風雨の影響で稲はなびくし、水は溜まるし・・・・。下手すると来週へ順延かも・・・・。予定と言うものは立てにくいものです。
さて、今週のお出かけイベント情報です。10月1日(土)には砂谷牛乳のミルクフェスタが予定されていますのでこちらもお出かけ予定に入れておいてくださいね。
今日は、湯来交流体験センターで計画されている9・10・11月のイベント情報をお知らせします。
天候や講師の都合等によって急遽変更の場合もあるかと思いますので、参加してみようかな?っていうイベントがありましたら、内容の確認や予約電話をお願いします。
湯来温泉「広島市国民宿舎湯来ロッジ隣りの湯来交流体験センター」開催のイベントです。
1.湯来でコンニャクづくり
休館日を除く毎日9:00~17:00
4名以上、予約制、一人700円
2.水彩画教室
9月23 10月7、14、21 11月11、18、25の各金曜日13:30~16:30
3~10名まで、予約制、1,000円
3.湯来の草花で草木染教室
10月8の各土曜日13:30~16:30
7~10名まで、予約制、2,000円
4.湯来の間伐材で木工体験
10月8、15 11月2、19の各土曜日13:30~15:30
5~10名まで、予約制、コースによって800円、1,500円
5.ピラティス教室
9月24 10月8、22 11月12、26の各土曜日10:30~12:00
7~20名まで、予約制、1,000円(湯来ロッジ・湯の山温泉館入浴付き)
6.ルーシーダットン(タイ式ヨガ)教室
9月25 10月9、23 11月13、27の各日曜日10:30~12:00
7~20名まで、予約制、1,000円(湯来ロッジ・湯の山温泉館入浴付き)
7.ケーク・サレ教室
10月20 11月17の各木曜日10:00~13:00
10~30名まで、予約制、1,500円
8.みっちゃんのパン教室
9月23(金) 10月5(水) 11月16(水)10:00~13:00
3~8名まで、予約制、1,500円
9.マイ箸・スプーン作り体験
休館日を除く毎日、体験時間約1時間
箸 - 大人用1,000円、子ども用800円
スプーン - 1個につき1,000円
10.たらようの葉で手紙体験
9・10月のみ休館日を除く毎日、体験時間10分
1枚につき200円
11.プリザードフラワーバイキング
休館日を除く毎日、体験時間20分
中700円、大1,000円
12.ストーンアート
休館日を除く毎日、体験時間30分
1個につき100円
13.親子でペーパークラフト
休館日を除く毎日、体験時間30分
1個につき100円、200円
14.風水キャンドルづくり体験
休館日を除く毎日、体験時間1時間
1個につき1,300円
15.オリジナル押し花ストラップづくり体験
休館日を除く毎日、体験時間30分
1個につき700円
※以上1~4、7~15は、材料費込みの参加費です。
神楽をご覧になりたい方には
10月23 11月27 の各日曜日14:00~16:00 観賞料500円
楽しい休日と週末をお過ごしください。
何もすることなかったら、体験稲刈参加者を募集しよっかぁ~
今週も最後までお付き合いいただきありがとうございました。せっかくの休みなので1日くらいはのんびりドライブでもしてみようっかな-。
その前に体調全快にしなくっちゃね。では、また来週、ごきげんよう-----
おはようございます。
広島・湯来は台風一過が被害を発生することなく、今回は静かに過ぎ去ってくれました。
湯来町、水内「乙出(おといで)」から滝谷林道に入って約1km。林道を左折して川沿いに登山道を上り数百メートルの場所にある滝にまつわる民話です。
湯来に伝わる民話「竜頭の滝」
天上山(てんじょうざん)への山道をしばらく行ったところに、竜頭の滝があります。滝の高さは十数メートルあり、落ちる水の音は周りの山をゆるがし、その下は暗緑色の深い渕となり、渦を巻いて、見るからに物凄い有様です。
この渕の底に洞穴があって、遠く加計の穴(地名)の川底まで通じていると言われています。
昔、木こりさんが滝を眺めながらタバコを吸って休んでいました。すると一匹の大きな蜘蛛が渕の方から上がって来て、木こりさんが履いていた、あしなか(鼻緒に結び角のある草履)の先に糸を引っ掛けては下に降りていきます。上がって来ては糸をかけ下にまた降ります。木こりさんは、立ち上がって帰ろうとしましたが
「蜘蛛のヤツ、わしの草履の角を木と間違えて巣を作っているな」
と独り言を言いながら、糸が切れてはかわいそうに思って、その糸の端を傍らの古い大きな木の根っこに引っ掛けました。
「さあて、帰ろうとするか」
木こりさんが立ち上がって、20~30m歩いたところ、メリメリ、ガラガラっと大きな音が後ろでします。驚いて振り向いて見ますと、先ほど、糸をかけておいた古い大きな木が根こそぎ渕の方へ転げ落ちていきました。
「草履に糸を引っ掛けたままにしていたら、わしが渕へ転げ落ちるところだったわい」
冷や汗をかきながら急いで我が家に帰りました。それ以来、この滝には何者かがいて蜘蛛に化身していると言われていました。
また、竜頭の渕には竜が棲んでおり、その鱗を拾うと幸せになる。と言う話がありました。
ある日、おじいさんが滝の付近でジャコウの匂いのする鱗を拾って帰りましたが、何日経っても何事も起こりません。その話を聞いた近所のお爺さんが、
「金の鱗を拾いなさったそうなが、何かええことがありましたかいの」
「珍しいけえ、大切にしているがそれだけのことよ」
「わしも古希の祝いに子どもたちがくれた赤いちゃんちゃこがあるが、それと代えてはもらえんかの」
「着られるだけは、その方がええわい。代えましょうよ」
と二人のお爺さんは交換しました。それを境に、両方の家の運が開け、トントン拍子によくなっていったということです。
めでたし、めでたし。
次回の湯来に伝わる民話は「大原長者」です。お楽しみに~。
いかがでしたか?
冒頭の写真が「竜頭の滝」です。滝の高さは16m、高い滝ではありませんが、縦に垂直に滝つぼめがけて被瀑する滝の全景がとても美しい滝です。湯来の名瀑をすべてみていただきたいとは思いますが、欲を追求するあまり、現場に行って鱗を持ち帰ろうとしていませんか?運を捜して持ち帰るどころか、運が悪ければマムシに噛まれちゃうかも知れませんからね、くれぐれも要注意です。
この世の中、上手い話ばかりじゃありませんから、お気をつけください。
それでもとりあえずは見ておきたいと言われる方は、できる限り複数で出向いていただけることをお願いさせていただきます。
私の案内で、一緒に行ってみますか???
明日は「 秋分の日 」です。
別な言い方で「お彼岸」とも言います。お彼岸って仏教用語ってこと知ってましたか?
元々梵語(ぼんご)の波羅蜜多(はらみつた)を漢訳した「到彼岸(とうひがん)」のことだそうです(私は梵語も漢語も知りませんから、HPで書かれていたことの受け売りですけど・・・・)。
煩悩に満ちた世界「此岸(しがん)」から解脱した悟りの世界、涅槃を指しており、こちらの岸とあちらの岸と言う意味だと考えるとわかりやすのかも知れません。
更に、煩悩に満ちたこちらの世界を現世、涅槃の世界を死後の極楽浄土ととらえて、あちらの世界と考えたところから、亡くなった先祖たちの霊が住む世界を「彼岸」と考えるようになりま、「彼岸に墓参りをする風習」が生まれたようです。
この時期には「彼岸法要」という仏のが各お寺で開かれています。最初に行われた彼岸法要は「大同元年(AD806年) に平城天皇が霊を鎮めるために行った」とも言われています。
お彼岸の日付ですが、現在では、春分・秋分の日を中日として前後3日の計7日間が彼岸の期間だとされています。
春分・秋分の日ってどんな日か
1.太陽が真東から昇り、真西に沈む日
この日は太陽が真東から昇り、真西に沈みます
前述した『涅槃の世界』を、「西方浄土」と呼び、阿弥陀仏の
極楽浄土は「西」にあるとされています。そのため、真西に太陽
が沈む春分の日、秋分の日は夕日が極楽浄土への道しるべとなる
と考えられたんでしょうね。
また、この日に沈む太陽が示す極楽浄土への道を「白道(びゃ
くどう)」と言い、仏の示してくれたこの白道を信じて進めば必
ずや極楽浄土に至ることができると言う信仰が生まれ、私たちが
崇拝している仏教の教えに繋がっています。
2.昼と夜の長さが同じ日 =
仏教では「中道」の精神を昼夜を二分すると言う点で、春分の
日・秋分の日が表しているとして教えられています。
近年の研究で、必ずしも「=」ではないようですが・・・・、地球
は自転し、1年365日と何時間の誤差もありますし・・・・、納得
できない方は誰かが研究されていると思いますのでHPで検索を
お願いします。⇒私にはよく分からない世界です。
3.お休みの日(祝日)
春分、秋分は祝日。主旨はそれぞれ、「自然をたたえ、生物を
いつくしむ」、「祖先をうやまい、無くなった人々を偲ぶ」と書
いてありました。
私にとって彼岸とは「春分=種苗の時期」、「秋分=収穫の時期」のイメージがあり、まさに稲刈の心配を今しているところなんですけど、台風雨の影響で稲はなびくし、水は溜まるし・・・・。下手すると来週へ順延かも・・・・。予定と言うものは立てにくいものです。
さて、今週のお出かけイベント情報です。10月1日(土)には砂谷牛乳のミルクフェスタが予定されていますのでこちらもお出かけ予定に入れておいてくださいね。
今日は、湯来交流体験センターで計画されている9・10・11月のイベント情報をお知らせします。
天候や講師の都合等によって急遽変更の場合もあるかと思いますので、参加してみようかな?っていうイベントがありましたら、内容の確認や予約電話をお願いします。
湯来温泉「広島市国民宿舎湯来ロッジ隣りの湯来交流体験センター」開催のイベントです。
1.湯来でコンニャクづくり
休館日を除く毎日9:00~17:00
4名以上、予約制、一人700円
2.水彩画教室
9月23 10月7、14、21 11月11、18、25の各金曜日13:30~16:30
3~10名まで、予約制、1,000円
3.湯来の草花で草木染教室
10月8の各土曜日13:30~16:30
7~10名まで、予約制、2,000円
4.湯来の間伐材で木工体験
10月8、15 11月2、19の各土曜日13:30~15:30
5~10名まで、予約制、コースによって800円、1,500円
5.ピラティス教室
9月24 10月8、22 11月12、26の各土曜日10:30~12:00
7~20名まで、予約制、1,000円(湯来ロッジ・湯の山温泉館入浴付き)
6.ルーシーダットン(タイ式ヨガ)教室
9月25 10月9、23 11月13、27の各日曜日10:30~12:00
7~20名まで、予約制、1,000円(湯来ロッジ・湯の山温泉館入浴付き)
7.ケーク・サレ教室
10月20 11月17の各木曜日10:00~13:00
10~30名まで、予約制、1,500円
8.みっちゃんのパン教室
9月23(金) 10月5(水) 11月16(水)10:00~13:00
3~8名まで、予約制、1,500円
9.マイ箸・スプーン作り体験
休館日を除く毎日、体験時間約1時間
箸 - 大人用1,000円、子ども用800円
スプーン - 1個につき1,000円
10.たらようの葉で手紙体験
9・10月のみ休館日を除く毎日、体験時間10分
1枚につき200円
11.プリザードフラワーバイキング
休館日を除く毎日、体験時間20分
中700円、大1,000円
12.ストーンアート
休館日を除く毎日、体験時間30分
1個につき100円
13.親子でペーパークラフト
休館日を除く毎日、体験時間30分
1個につき100円、200円
14.風水キャンドルづくり体験
休館日を除く毎日、体験時間1時間
1個につき1,300円
15.オリジナル押し花ストラップづくり体験
休館日を除く毎日、体験時間30分
1個につき700円
※以上1~4、7~15は、材料費込みの参加費です。
神楽をご覧になりたい方には
10月23 11月27 の各日曜日14:00~16:00 観賞料500円
楽しい休日と週末をお過ごしください。
何もすることなかったら、体験稲刈参加者を募集しよっかぁ~
今週も最後までお付き合いいただきありがとうございました。せっかくの休みなので1日くらいはのんびりドライブでもしてみようっかな-。
その前に体調全快にしなくっちゃね。では、また来週、ごきげんよう-----