ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領が核兵器の使用を示唆したとされていますが、
第二次世界大戦末期に米国が広島に投下した原子爆弾の破壊力は15キロトンでした。
このように大きな破壊力とまではいかなくても攻撃目標をより狭い範囲に絞った破壊力が小さい
「戦術核兵器」というものが存在します。
プーチンはこの小型の戦術核兵器の使用の可能性を示唆したように受け取られていますが、そもそも
破壊力が小さいということは高高度から投下する爆弾や、大陸間にまたがるミサイルで運用する
必要がなく、砲弾やロケット弾程度の簡単な手段でも発射出来てしまうのですが、これは核兵器使用の
敷居を低くさせるものであり、どこかの国の最高権力者の押すボタンひとつで使われてしまうような
イメージではなく、最高権力者の承認のもとに戦術の責任者がその状況を判断して目標の決定と
発射の決定を下すといった形での運用になると考えられます。
このような形での運用となれば、仮に小型の核兵器が使われてもその使用を承認した最高責任者は
核兵器使用の責任を戦術の責任者（将軍レベル？）に転嫁できますので痛くも痒くもなく、その後は
相手（対立国家）の出方を見ていれば良いだけのことですので、核兵器の使用はより現実的なものになるでしょう。
私の考えで戦術核の最初の使用は、侵攻（侵略）先の国の最も人的被害の無い場所で主に威嚇目的で
行われますが、今問題となっているロシアのウクライナ侵攻に関しては、ここ一カ月内での使用が
あると私は確信し予言します。
＜この予言の結果／一カ月後に記入＞
〇予言通りに戦術核が使用された。
✕予言は外れ、戦術核は使われなかった。
＜参考となるサイト＞
