健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

ダブル・フレンチフルコース。

2006-10-22 | 旨い!tasting.
昨日土曜日は、お日柄も良かったのか結婚式ラッシュでした。
社員も息子さんが12時30分からウエスティンキャッスルホテルで披露宴・5時からお得意様の息子さんの披露宴がアソシアターミナルホテルで開かれました。
若いカップルが誕生するってほんとうに気持ちのいいものです。
特に、瀬戸市のお得意様に関しましては、新郎のお祖父さんには、私自身が浜松時代にお世話になりまして、親戚同様のお付き合いアをさせて頂いていました。
お祖父さんと私の父が親友で、懐かしさ一杯です。
まさか、その息子さん・お孫さんが瀬戸市で活躍しているとは露知らず。
偶然、新郎のお父様との会食で明らかになりました。
まー偶然というか、得んの強さといいますか、出会いの重要さを再認識しました。
思えば、生きているって新しい出会いの連続で、その出会いをいつくしみ育てていくのが人生そのものかもしれません。
今日の新郎・新婦も素晴らしい出会いの出発点に立った訳で、出会いを育てて、幸せな家庭を築いていただくように祝辞でも申し上げました。

最初の披露宴が始ったのが2時からでお開きが4時、すぐにタクシーで名古屋駅上の開場へ向い、始ったのが5時ですから、6時間で2回のフレンチフルコースをご馳走になりました。
さすがに、食べ過ぎ・・・押さえたのに飲みすぎました。
でも新しい門出を目の当たりにして、すごくいい気分でした。
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弓。

2006-10-21 | looking.
映画・最後のテロップにキム・ギドク監督12作目の作品と浮き出て終了となります。
だんだん・一段と象徴的になってくる作品の風合。「悪い女」「魚と寝る女」「受取人不明」「悪い男」「コーストガード」「春夏秋冬そして春」と見てきましたが、抽象的なイメージを表現するのに傾斜していくように感じられます。
最新作「弓」。
6歳の時誘拐してきた少女と、船の上で釣り客を相手にして暮らしている60歳の老人。
仲代達也さんにそっくりの・チョンソンファンさん。
17歳になったら結婚するんだと、花嫁衣裳・冠やシュスの靴をそろえて、カレンダーを毎日消していく。恐ろしい情念。
若い釣り客に心奪われる少女・破談・若者との出奔・老人の自殺未遂。
弓が、効果的に表現されます。弓は戦争で人を殺める武器となり、音楽を奏でるヴァイオリンや胡弓の弓にも変身します。
少女にいたずらする釣り客を打つときは殺傷を目指す弓となり・寂しさ・愛しさ・想い募る場面では、韓国二胡(ヘグム)の弓となり、ゆったりと切々と奏でられます。
眠くなっちゃうように、淡々と終結するかと思いきや・・アッと驚く終末が・・・。
攻撃するとき水平に打つ弓矢・最後に老人は天に向けて垂直に矢を放ちます。
・船上で、花嫁衣装をまとっていく・息を呑む美しさ・韓国伝統文化の美そのものが強烈に焼き付けられてしまいます。
そして・・・・・・・天から矢は一直線に小舟に突き刺さります。
あーーーーーなんてセクシーな終わり方でしょうか!!
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興兵衛さん。

2006-10-20 | 旨い!tasting.
「さとなお」さん絶賛のお店で、こちらの予定と、お店の混み具合でなかなか電話しても予約が取れませんでしたが、昨日・ようやく行くことができました。
地下鉄都営新宿線・西大島駅2番出口降りて徒歩5分足らずで到着。
商店街の一角っいっても、銭湯はあるし、コインランドリーはあるわ、商店なんかちらりとしかない閑散とした通りにあります。
親方ご夫妻だけでやっているお店なんでカウンター席8席だけの小さな寿司屋さんでした。
親方は、昭和42年、先々代の銀座久兵衛さんに弟子入りして6年間修行した方です。
その後、ドイツに渡って、寿司職人として働きました。
帰国して、友人おお店を手伝いながら、開業準備をしていて、ここ西大島に開店しました。
もともと開店するなら西大島と決めていたらしく、店主曰く・こんな辺鄙な場所だと探して、尋ねてきてくれるお客様ばかりだから、変なお客様は来ません。下町ですからお値段もそんな高く設定できませんから、そこそこのお値段で楽しんでいただけます。銀座みたいに高すぎるのはオカシイからと嬉しいことを言ってくれます。
江戸前ってこのことかと思います。まずカウンターには醤油がありません。
必要でしたらいつでもお出しします!!と言ってくれますが、つき出しのおつまみから、ズケなどみいーーんな仕事がしてあって、そのままパクパクです。
なーーーんたって握りの手さばきが早い・テキパキしていて気持ちいいです。
シャリは若干多めですが、親方は、シャリとネタのバランスをすごーーーく気にしてこだわってる様子が伺えます。
しめ鯖の握りのとき、すごーーい脂が乗っていて旨い!!とさけびましたら、ちょっと脂が乗りすぎているかもしれません!!という返事です。
寿司にするって、いい魚が食べたければ、お刺身で食べればいいんだから、寿司にするって寿司飯とのバランスが大事だっていう主張がはっきりしている店です。
シマアジも三枚重ねのように握ってあり、ツメが塗られています。
絶品と感じたのは、アナゴの握りです、煮て仕事してあるっていっていましたが、純白で雲のようにフンワカした姿のアナゴになっています。
口に入れると、とろけてご飯と混ざり、それでいてアナゴの香りも高いのです。
驚きの一夜でした。
私一代で終わりですって言っていましたが、寿司の原点を探求しているみたいな・このようなお店こそ続いてほしいです。
「興兵衛」電話03-3682-3805
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福井いいとこ。

2006-10-19 | 勝手にranking.
昨日は、人形町・水天宮近くのロイヤルパークホテルに泊まりました。
下町情緒あふれるところです。
丁度散歩していましたら、人形市開催中。道に露店が並んでいます。手作りの人形が一杯です。
こんな雰囲気、ほかにはなかなか無いです。
先日学術大会出席のため福井に行きましたが、意外や意外。
福井は、健康長寿県でした。バランスのいい食事・脂肪の摂取量、質が良い・豆類やいも類を好み、比較的カリウム摂取量が多い・比較的塩分控えめ、の食生活を保っています。
平均寿命が男女とも全国2位に浮上してきました。
女性1位は沖縄で86,01歳。2位福井県85,39歳。3位長野県85,31歳。です。男性は、1位長野県78,90歳。2位福井県78,55歳。3位奈良県78,36歳。でした。
食物繊維の摂取量1日当りでは、1位福井県92グラム。2位富山県90グラム。3位福島県78グラムです。
あと意外だったのは、夫婦のいる世帯数に占める共働き世帯数の割合・女性の社会進出の割合も1位福井県60,5%。2位山形県60,4%。3位富山県58,3%だったことです。
失業率も低いです。
1位島根県3,0%。2位福井県3,1%。3位長野県3,1%でした。
住まいの広さも1位富山県180,3㎡。2位福井県福井県168,3㎡。3位石川県166,1㎡。です。
出生率も多世代同居率も高く、意外と暮らしやすい知られざる県だっていうことをあらためて認識し直しました。
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光り輝く玉のような島だ。

2006-10-18 | 聴けた!imaging.
沖縄のことです。
日本電子さんの会議での特別公演は「琉球歴史の謎とロマン」、那覇市生まれの劇作家・亀島靖さんのお話でした。
「沖縄には、文化遺産は残っていません。23の国宝があったのですが、畳一畳に3000発という爆弾を受けて、すべて消失してしまいました。
琉球と言ったり沖縄と言ったりします。
島津藩による占領から明治政府の廃藩置県まで、南海に独立した琉球王朝王朝は、700年続きました。
1180年・鎌倉時代、源為朝の子供が開いたと言われています。李朝・大和朝廷・中国との交易を通じて栄えました。
氷河期時代・東シナ海は浅い海で、宮古島・八重山諸島は陸続きで、3万年位前・獲物の動物を追って南中国から人が入ってくるようになったようです。
中国・韓国の古文書に出てくるのが西暦700年くらいからです。
1、首里城は、いつ、誰が、何のために作ったのか?また、なぜ首里城は真西を剥いているのか?
日本の城と違い、首里城には戦の備えがありません。兵糧庫がありません。忍者返しも無い。土塀にワラを埋め込んでろう城の時食料にするという備えもありません。
琉球は、中国の明からもらった名前です。
弥生時代、渡来してきた中国人は宝貝を採りに来ていました。始皇帝の前、殷の時代には宝貝は貨幣として使われていたからです。
流れるミズチ・龍の子供(リュウチュウ)と言います。そこから「光り輝く玉のような島だ、」と琉球という名前を賜りました。
冊封(サッポウ)といって、中国を王として認めて貢物を持っていったのです。そして先進文化を吸収していきました。紅型・さんしん・唐手・漆器はこのころ渡来してきたものです。
唐手は空手となり、さんしんは大阪堺に入って三味線となりました。
沖縄は、ウチナー・ウチ(大きい)・ナー(ナバ魚場)から来ています。
今、明日からウチナー祭り・全世界30カ国から30万人の移住者が沖縄に里帰りしてお祭りをします。
江戸時代鎖国していたし、キリシタン禁止令時代でも、新井白石との交流は深かったです。当時の南方の最新情報は沖縄から取るしかなかったのです。
沖に浮かぶ長い縄のようだから沖縄という説もあります。ナバから那覇が出来ました。
室町時代・足利将軍時代に首里城は築城されました。
中国と同じように5つの王朝が100年間続きました。浦添にも奈良時代から都がありました。
城(グスク)って御宿(神様のいる場所)結界が張られていた場所でした。
グスクは神様がいる霊場でした。
沖縄は台風が多いのにグスクは、必ず山の上にあります。沖を行く船への広告塔でもありました。鉄を手に入れたかったのです。呼び込みたかった。ふもとには港を作っています。
城壁の石垣が曲線です。日本は直線ですが。万里の長城と工法が同じです。
城壁は、内側に傾いているから誰でもすぐに登れます。
首里城は、迎賓館だったのです。イベント空間でもありました。国立劇場も兼務しています。
中国の紫禁城・韓国の景福宮・日本の御所・みな北極星を背にして南を向いています。世界を統べる大きな存在北極星を後ろ盾にしています。
首里城は、風水の考えに重きをおいています。
後ろに丘を抱えています。そこから西側が斜面となって海に向っています。その地形を重視した建て方になっています。
玄武・朱雀・白虎・青龍が四方を固めています。朱雀の池を前にして建っています。
ベンガラはビンガタになり。インドのナムロンが泡盛になりました。
黒麹菌が本土に入って・黄色麹菌となり、焼酎が出来ました。久留米がすりも沖縄から伝承されています。
東アジア文化を統合していったのが琉球・沖縄文化です。もっと見直して勉強して行きたいです。」
とても解かりやすい、もっと勉強したくなるお話しでした。
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静山グロスミン大会。

2006-10-17 | ヘルスsoothing.
静岡県と山梨県のグロスミン会が共同で勉強会を開きました。
グロスミンって、クロレラのことです。ブルガリスCK-5というチクゴ株から出来ていて、アミノ酸・ビタミン・ミネラル・食物繊維・植物性色素・(葉緑素・αカロチンなど)69種類の成分を含んでいます。
26回目を数える大会・焼津グランドホテルで開催され、祝辞を申し上げました。
医療費抑制策の急激な進行と薬事法の改正という環境変化の影響から話し始めました。
今年4月3,16%の医療費の引き下げ・新薬事法施行によって起ってくる変化のポイントを二つお話ししました。
まずは2010年まで32兆円の国民医療費を増やさないというゼロシーリング政策の実行で病院が困惑して、患者さんが困っている点です。
医療費下げるだけでなく小児救急医療の点数を上げたっていっても病院に若手の小児科医がいません。二年半前・看護師の数を減らしてもいいから一般病床を減らして介護療養病床を増やしなさいという指導で38万床の療養病床が出来ましたが、今回15万床にする、23万床を減らすんだという厚生労働省の指示です。ハシゴを掛けておいて外されたと、病院は困っています。
もっともひどいのはリハビリ医療に関することです。医療保険適用が、患者さんが発病してから180日までと制限されてしまいました。治療開始から180日ではないです。厚生労働省は、ほとんどのリハビリが100日以内で終わっているからとの見解ですが、現場は混乱・リハビリは長期治療が必要ですし、明らかな診療制限・診療縮小だと、患者さんは不安を覚えるばかりです。
2009年からは、厚生労働省・科学部会で検討されている医薬品販売制度が変わります。現在薬局で売られている一般医薬品を副作用などのリスクに応じて三段階に分け、A分類11成分は薬剤師しか売れない。BC分類は、医薬品販売士という新たな資格試験を通れば、スーパーマーケットやコンビニどこでも売れるというものです。
現在一般用医薬品の年間売り上げは8000--8500億円といわれています。
その内、ガスター10や育毛剤内服など、リスクが比較的高くA分類にされている割合は250億円4%にも達しません。
風邪薬などBランク品目は、3600億円・残りの4000億円以上がC分類です。
このような規制緩和が、生活者にとっていいことか悪いことかは別にして、そういう時代が来ると言うことは、医療機関の、患者さんからの選別が厳しくなる時代、大淘汰時代がやってくることは間違いありません。
しっかりとした患者さんに対するサポート・説明をして、お客様・患者さんの満足度をしっかり上げないと生き残っていけなくなります。
来るべき時代に備えて、しっかりと勉強して、信頼のおけるしっかりした健康食品を売ることこそ大切で、今回の大会・勉強会が実りあることを祈念しまして挨拶を〆ましたが、理解いただいたでしょうか?

写真は、会場の焼津グランドホテルの窓から、大崩海岸越に、駿河湾、遠く富士山を望める、絶好のいいお天気でした。
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マンゴーかき氷。

2006-10-15 | 旨い!tasting.
ここ数年、台湾で大流行していて、日本にも入ってきた「マンゴーかき氷」、沖縄の国際通りで見つけました。
東京にも食べさせてくれるお店ができてきたみたいです。
一度・食べてみたいと、ずーーーと思い焦がれていました。
先週の沖縄は、29度・30度と二日間とも、まだ夏みたい!!スコールもありましたし・・・。
絶好のマンゴーかき氷日和!!
店先に、マンゴーの果肉をサイコロに切ったのが山盛りになっていて、あと、トッピングできる、スイーツが選べるようになっています。
小豆・ココナッツ・白玉・黒糖・きな粉・抹茶・そして、沖縄独特特産の練乳がお好みで掛けられます。
私は、ココナッツと黒糖と練乳をトッピングしてもらいました。
550円也。
歩きつかれた体に、とっても良くシミワタッタ「マンゴーかき氷」でした。
ただ、お店で聞いたら、台湾のマンゴーとはちょっと違うみたい。
台湾で本場のマンゴーかき氷も食べてみたいです。

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生きてきたすべての時間があなたをつくる。

2006-10-14 | 読んでみた。finding.
実況!“売る力”を6倍にする戦略講座

日本経済新聞社

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来週、著者・水口健次さんの講演を聴くので、事前勉強で読んでみました。
話し言葉、口述されたものを活字にしているので、読み難い、解り難いところがありますが、迫力も感じられていいのかもしれません。
お客様の商品を認知する場面からの時代の変化。テレビコマーシャルなどの認知から、検索サーチによる選択に移りはじめている商品選択。選択はサーチから起り始めている・というところから出発して、メーカー営業力の下落方向を示します。
第四講では、「価格の魅力を超える戦略」(値段じゃない、ぴったり選択だ!)という見出しの元に、価格でないマーケッティングを実践しているぎ企業が数社紹介されています。
どの企業もアッと驚く、「スゴイ」「イイ」提案をしています。
米どころ・酒どころ新潟に近藤酒造があります。五泉市の酒造メーカーです。
美味しんぼ、で・「エスカルゴに合うたった一つの日本酒」と称された「越乃鹿六」の蔵です。もう一つの銘酒「菅名岳」が売れに売れてきたエピソードが紹介されています。
菅名岳の中腹に「どっぱら清水」という旨い湧き水がある。
近藤社長は、この旨い水で酒を仕込みたいと考えました。しかし、ヒトもカネもありません。
1991年、山に登ってこの水を汲んで工場まで運んでくれる人を公募しました。20リットルという重さです。参加費は出さない。反対に1500円参加費を徴収しました。保険を掛けるための費用です。湧き出る水が一番美味しいのは、寒に入って9日目・1991年1月14日第一回の「寒九の水汲み」がスタートしました。自分がエッチラ山から運んできた水で仕込んだ酒の名前は、「菅名岳」キレがよくって、しかも柔らかい。
酒つくりのプロセスの中に売れる仕組みが含まれています。
4月23日には菅名岳の山開き。6月2日は、初呑み切り。10月下旬には、菅名岳ひやおろし発売・となり、11月1日には第16回寒九の水汲み募集開始となります。
2006年には433名が冬山に水汲みに入りました。すでに五泉市の重要なイベントになでなっています。
さいたま市の「二木屋」。ハーレーダビッドソン・ジャパン、グラノ24Kなど、驚きの営業戦略を展開する企業が紹介されています。
私たちは、通過した時間から逃げられない、その時間は消せないから、これからの時間を大事にしたいと〆る、水口さん!!
元気になる本です。
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青井彰くん。

2006-10-13 | Weblog
いま、大阪から帰ってきたら、青井彰君から演奏会のチケットが届いていました。
もうこれで5年連続送ってくれています。行けなかった演奏会のビデオまで送ってくれます。
なんというタイミングの良さでしょう!!昨晩「熱情」の生演奏を聴いていたところです。
青井君は、小学校・中学校と同級生で、当時からピアノがバカ上手く、中学の学芸会で既にベートーベンの「熱情」ソナタを弾いていました。
現在、大阪芸術大学ピアノ科の教授です。
何故、私にチケットを送り続けてくれるかというと、小中の学芸会では、必ず青井君がピアノを、私がヴァイオリンを弾いていたからです。
だから「熱情」には思い出が籠っています。
私は、6年間のレッスンで挫折していますから比べ物にならない下手さでしたが、いつも彼とセットでやっていました。
6年前、久方ぶりの中学校同窓会がありました。まさに彼はオーストラリア映画「シャイン」のヘルフゴッドのようでした。二次会の輪の中に入ってこれない!!入り口で、こちらを見ています。「おーーーーーーい!!青井じゃないか!!!」と招き入れたのが私。
結果、彼も打ち解けて、皆の前で、幻想即興曲を弾くわ子犬のワルツを弾くわで盛り上がりました。
それ以来、毎年、送ってくれるチケット。私は一度も行ったことがありません。
申し訳ない!!!
一度・娘に行ってもらいましたが、「笑わない人だね・・・・・・・・!」が第一印象・・すごくシャイなんですね。
もっと、笑ったら人気出るよってメールしているんですが、まーーー無理だろうなーーーーー!
嵐山光三郎さんが従兄弟で、いつも彼の推薦文が載っています。
今年は、10月26日が兵庫県文化センター・、11月24日が横浜みなとみらいホールでのリサイタルです。
今年こそは、行ってあげたいです。
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ルツエルン・フェスティバル・イン・東京2006.

2006-10-12 | Weblog
昨日からサントリーホールで、ルツエルン音楽祭が開幕しました。
オープニングの演奏会は、マウリッツイオ・ポリーニのリサイタルでした。
ルツエルンはスイスの小さな町で、ピラトス山を背にルツエルン湖に面しています。
ケーブルカーでピラトス山頂からあの眺めは最高!!
数年前火災で消失したカペル橋も、いまはどうなっているんでしょうか?
サンド薬品の研修で、再訪したときにはまだ美しい姿を湖面に映していましたが・・・。
この音楽祭り・起源は1938年にまでさかのぼります。
バイロイト・ザルツブルグ音楽祭に次ぐ歴史を持っています。当時の政治状況としましては、ナチスの台頭でオーストリアも併合され影響下におかれました。そのため、多くの音楽家が民族・国籍の問題・道義的意見の相違で、バイロイトやザルツブルグに参加できなくなってしまったのです。
いかなる独裁政治にも反対し、ムッソリーニ政権に失望してアメリカに移住していた指揮者・トスカニーニがこの音楽祭を立ち上げました。
以来毎年、夏の音楽祭として開催されている、自由賛歌という意義あるルーツを有する音楽祭です。
中立国スイスで連綿として続いている音楽祭・昨年始めてトスカニーニの生地イタリア・ローマで開催されました。
今年、世界二番目の海外開催に選ばれたのが東京です。
このチケットをゲットするために梶本Eプラス会員になりました。
前から3番目の左手の席がとれました。
M・ポリーニ、少し背中は曲がってきていますが、精力的な歩き方で登場。力強いピアノへのアプローチでした。
1960年のショパンコンクールで審査員全員一致優勝を遂げてからトップとして活躍するピアニスト・ショパン弾きでありながらプログラムはショパンなし。
シェーンベルグが2曲、ベートーベン・休憩をはさんでリストの小品4曲、リスト・ロ短調のソナタでした。
さすがにアンコールは5曲のうち、3曲ショパンを弾いてくれました。
もう、最後は、観客全員総立ち、いつまでも別れを惜しむ拍手が鳴り響いていました。
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