健康楽園。

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下流社会って???

2006-10-28 | 聴けた!imaging.
下流社会 新たな階層集団の出現

光文社

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昨日は高田馬場で大正製薬の会議がありました。リポビタンDで有名ですね。薬局向け商品は直販ですが、病院・医院向けの医薬品は我々代理店を通じて流通させています。
主力製品にクラリスロマイシン(クラリス)があります。マクロライド系抗生物質で、オリンピックと同じように4年に一度大流行するマイコプラズマ肺炎の特効薬です。
最近では毎年流行の傾向にあり、使用量急増中です。
小児に多い疾患ですから、ドライシロップ状態にして乳幼児にも飲み易くした製剤が昨年新しく発売されました。
大正製薬だけでなく、外資メーカー、ジェネリック、ゾロ品も出ています。
ドライシロップの味見をワインソムリエに判定してもらったデータが出たのにはビックリ!!
スムースな解けやすさ、抗生物資独特のカビ臭さ口に残るかどうか、全体の味付けの自然さなどを比較しています。
薬剤が溶けない製剤もあり、これは吸収が危ぶまれます。
子供さんですから、苦味などが感じられるt飲んでくれません。
大正製薬の新しいドライシロップ、すべて最高点でした!!さすが!!!
大人用のクラリス、鳥ンフルエンザ・パンデミック大流行のときの特効薬で、映像で出てきた教授さんが、みんなこれを飲みますっていっているのには驚き!!
これはキープしておく必要があります。
さて、特別講演は「下流社会ー新たな階層集団の出現」著者の三浦展(あつし)さんでした。
ベストセラーの本・まだ読んでいません。
期待して聴きましたが、疑問もたくさん感じました。
そもそも、データの対称が明確でありませんでした。なんか都合のよいデータだけを集計していかにも意味あるように装う方式化とも思いました。
先日読んだ「自分以外はすべて馬鹿!!!現代の若者」と同じように思えました。
確かに。中の下・下って、勝手に年収などで区切れば下流と名付ける人たちは増えていることはあります。
しかし、中の上、上の人数も昭和33年3,6%から15%(2005年)に増えていることもあります。
そのカテゴリーの人数に、高級スーツ10万円・中級5万円・下流2万円のスーツを掛けると、市場規模の変化が具体的に数量で把握できるのは分かりやすかったです。
CANCAN、SEDA,CLASSY,OGGI、LUCI、BAILA、が、どの階層で読まれているって、明示されても、それだけではホーーーーっと思うだけで意味が無いんじゃないかと思います。
個々の個人の商品選択にどういう意味を持つか、もっと深い話を聴きたかったなーーーーー。
コメント
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