健康楽園。

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頭から煙が出るとは??

2006-10-29 | 読んでみた。finding.
「上原正吉」伝 頭から煙が出るほど考え続けろ!―大正製薬の基礎を築いた男の発想と行動

かんき出版

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大正製薬さんに創業者上原正吉さんの自伝をいただきました。
副題が「頭から煙が出るほど考え続けろ!」。
やはり並みの考えをもってやっている人じゃーない!!っていう感じは伝わります。
明治30年12月26日、埼玉県の農家に生まれた正吉は、6男1女の末っ子でした。
畑の草取りをするのにも皆が、雑草を取りながら前に進んで行くのに、一人だけ取りながら下がって行きます。「下がって行ったほうが、雑草の取り残しを確認しながら出来る」っていう行動派アイデアマンのエピソードが語られます。
大正2年、上京するときに親代わりだった長男・長吉に言われた詩経の言葉が副題の出どころでしょうか。
「切るが如く、磋(みが)くが如く、琢(う)つが如く・磨(と)句が如く。」「切磋琢磨」ー勉強に勉強を重ねて、自分という玉を磨きなさい!!
この言葉を胸に、「大正製薬所」「石井薬品商会」石井絹二郎との出会いから、下田・土屋家の長女として生まれた小枝さんとの出会いから結婚。
関東大震災の中で考え出した・特殊株主構想。
1981年6月に退職するまでが描かれています。
正吉は10億円の退職金すべて靖国神社に奉納しています。税金4億円差し引かれるのを私財4億円を足して10億円にして寄進したそうです。
幾多の壁を乗り越え、前進を重ねる立志伝読むのもたまにはいいですね。
コメント
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