よく噛んで食べる―忘れられた究極の健康法日本放送出版協会このアイテムの詳細を見る |
先日、テレビのバラエティ番組で出演者が何回噛んで呑み込むかを映していました。女優さんの中には28回噛む人もいれば8回ぐらいで呑み込んでしまう方もいます。全体に男優さんの方が噛む回数が少ないような気がしました。
私もお昼が社員食堂ということもあって、ろくに噛まずにサッサと食事を済ませてしまうほうです。
噛むことによって脳にある満腹中枢が刺激され、内臓脂肪の分解が促進されるといいます。
齋藤先生が提唱するのが「一口30回、一回の食事で1500回噛むこと。」具体的には・1、食べ物を口に入れたら、はしを置く。2、右側の歯で5回噛む。3、左側の歯で5回噛む。4、この動作をもう一階づつ繰り返す。5、最後に両側の歯で10回噛む。という習慣付けです。
良く噛むことの効用については、「卑弥呼の歯がいーぜ」です。
現代人は一口あたり平均10,5回しか噛んでいませんが、戦前の日本人は30回近く噛んでいたそうです。
「ひ」・・・肥満の防止。「み」・・・味覚の発達。「こ」・・・言葉の発音がはっきり。「の」・・・脳の発達。「は」・・・歯の病気予防。「が」・・・がんの予防(だ液の働きで)。「い」・・・胃腸の負担を減らして働きを促進。「ぜ」・・・全体の体力向上。
あと筋トレではないけれど、口の中を鍛えるための練習法も数々紹介しています。
深呼吸に始って、舌ベロを左右に10回、上下に10回動かしたり、「イー」「ウー」と10回づつ発声したりすることが第一歩。
1分間奥歯で30回噛みます。
「パタダ、パテデ、パタド、パテダ、パテデ、パテド」と、口を大きく開けてはっきりと発音(10回)、パを「ム」「タ」「カ」「デ」「バ」「サ」に変更し発音する。
早口言葉を5回繰り返す。「菊(キク)栗(クリ)菊(キク)栗(クリ)三菊栗(ミキククリ)」・・・深呼吸3回で終了。
と紹介されていますが、なかなか出来そうにありません。