hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

千両 万両 万年青

2020-12-04 | 花・ガーデニング
々とした緑の葉に赤い実がひときわ目立つ千両や万両。
何れも秋から冬に赤熟し、お正月の縁起物として重宝しています。
今、園芸店で鉢物が出回っており、けっこうなお値段がしますが、
我が家のものは、すべて自生したものです。



千両/草珊瑚(クササンゴ)
センリョウ科の常緑小低木。
自生地は山林の半日陰ですが、我が家では日当たりが
良い場所に生えているので、葉焼けを起こし、
実がなる頃には葉色が悪くなっています。
葉の上に実があるので、小鳥さん達が食べ易いらしく
2月に入る頃は無くなっています。
花言葉は可憐・富貴



黄味千両
黄実の千両の存在に気が付いたのは2010年12月から。
同じ場所で毎年実をつけますが、最近は木の勢いがなくなり
実付きも悪くなりました、



千両㊧と万両㊨の花

千両はオシベとメシベだけのシンプルな花で
6月下旬に開花。
万両は枝先に先端の五裂した小さな花で
7月中旬に開花。



大実万両/ヤブタチバナ
ヤブコウジ科の常緑小低木
千両より沢山実が付くことから、 万両の名前が付いたそうです。
切り花にするため沢山枝を折ってしまったせいか
今年は少し実付きが悪いです。
普通の万両もありますが、写真を載せるのは省略します。
花言葉は可憐 富貴



白実万両
白や黄色の実を付ける万両は園芸種だそうですが、
こちらも自生したものです。



万年青(おもと)
ユリ科属名オモト属の常緑多年草
真夏の直射日光に弱いため半日陰で管理。

家を建てた時、以前住んでいたご近所の方から鉢植えを頂き、
20年前頃、地植えにしたものです。
頂いたとき、縁起の良い植物だろうとの察しはつきましたが、
次のようなエピソードがあったことは知りませんでした。

江戸時代に徳川家康が江戸に移る際、3種類の万年青を贈られ、
家康は大変喜び、城にそれらの万年青を持ち込んだそうです。
その後、城が大繁栄したことから、日本中に引っ越し祝いとして、
万年青を送る風習が広まったそうです。

彼女は若い頃から、物知りだったのですね。
花言葉は長寿 長命 母性の愛 相続 崇高な精神






Nさんからビールを頂きました。
ありがとうございました。
(2020.12.03撮影)
コメント (12)
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