hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

映画「天外者(てんがらもん)」

2020-12-14 | 映画・DVD・TV
12月12日(土)
コロナ禍でしたが、どうしても観たい映画があったので
ウォーキングがてら、行ってきました。
まず驚いたのは来館者の多さ。
人気のアニメ「鬼滅の刃」の影響でしょうか、館内はごった返し。
コロナ対策はしっかりとしたつもりでしたが、さすがに怖くなりました。
でも帰るわけにはいきません、
春馬君が全身全霊を込めて演じた最後の主演映画なのですから.



近代日本経済の基礎を構築し希代の“天外者=すさまじい才能の持ち主”と
称された偉人・五代友厚の人生を描いた歴史群像劇。
7年前に市民有志が立ち上げた「五代友厚プロジェクト」によって映画化されました。
監督は「利休にたずねよ」「海難 1890」の田中光敏。
脚本も上記を手掛けた小松江里子が担当し、
史実を軸にしたオリジナルストーリーとして描き出されている。



武士の魂と商人の才を持ち、薩摩藩士から明治政府役人を
経て実業家となり、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた五代友厚。
これほどの人物でありながら、歴史の教科書には載っておらず、
NHKの朝ドラ『あさが来た』を見るまでは、名前すら知らなかった。
歴史の表舞台に出なかったのは、開拓使官有物払い下げ事件に関わり、
「政商」として批判を浴びたからのようですが、
興した事業は私利私欲に走るものではなく、全て国益を重視したもので、
死後は借金しか残らなかったそうです。



五代友厚そのもののになり切った春馬君の迫真の演技、
特に終盤の演説のシーンは圧巻でした。
お通夜のシーンでは多くの市民が提灯をぶら下げてお見送りしていましたが、
春馬君の魂がそこにあるかのような錯覚を覚えました。
物語の展開が早すぎるような気はしましたが、
2時間で五代友厚の生涯を描くのですから仕方のないことかもしれません。
観客は30代以上が多く、中には杖をついたシニアも見かけましたが、
若い方々にも、ぜひ観てほしい映画だと思いました。

映画『天外者』公式サイト

お昼は映画が終わってからいつものイタリアンでランチ。
チーズ・フォンデュとベーコンと温泉卵のシーザーサラダ、
そしてドリンクがあれば、シニアには十分。
その後、少しショッピングをしましたが、疲れたのでバスで帰りました。



チーズ・フォンデュ



ベーコンと温泉卵のシーザーサラダ
コメント (10)
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