hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

⑮弘法大師と丹沢へのみち

2019-02-01 | 関東ふれあいの道・神奈川県
1月30日(水)
「関東ふれあいの道」『⑮弘法大師と丹沢へのみち』を歩いてきました。
このみちは桜の名所である権現山・弘法山を経て、
大山の裏参道を歩き、時代の歴史を物語る遺構・名刹をたどるコースです。



往路
小田急・海老名駅10:11発-小田急・秦野駅9:32着(IC278円) 
小田急・秦野駅10:48発-秦野市・南平橋停留所11:01着(IC227円) 

復路
秦野市・蓑毛バス停15:05発-小田急・秦野駅15:24着(IC268円) 
小田急・秦野駅15:37発-海老名15:58着 (IC278円) 



朝方はどんよりとした曇り空。
どうせならお天気の良い日に出かけたいので、
迷っているうち出発が遅くなり、
スタート地点の南平橋停留所に到着したのは11時過ぎでした。



南平橋バス停からコサギが遊ぶ金目川を後に権現山に向かいます。
田んぼの中を5分位歩くと健速(たてはや)神社に。



健速神社



拝殿奥の覆殿に収蔵されている朱塗りの本殿は、
寛永13年(1636)に造立された、市内最古の一間社流造りの神社建築で、
秦野市指定重要文化財の指定を受けているとのこと。



東名高速を横断をすると県道となり、500mは連絡コースとなります。
石碑を右に曲ると、一段と急な坂道に・・・



11時42分白山神社に到着。
白山神社を後に、みかん畑などがある山の中を上って行くと



山腹の舗装された道に出るので左に曲がります。
11時55分、浅間山駐車場に到着。



右に権現山への階段がありますが、
権現山に登る前、駐車場近くにあるロウバイの花を鑑賞。
ここには2年前にも来ていますが、
今年の方がずっと花付きが良かったです。

急な階段をゆっくりと15分位上って行くと権現山山頂です。



12時10分、権現山展望台(243m)に到着。



秦野市街(左)
小田急線が走るとジオラマのようでした(右)

展望台からは丹沢山塊や三浦半島、房総半島、関東平野の
雄大な展望を楽しむこともできますが、
この日はお天気がイマイチで残念でした。



ちなみに、こちらは2017年1月25日に見た権現山展望台の画像です。
お天気が良いと、富士山の眺望も抜群です。
よろしかったらその時のブログもご覧ください。

お弁当を食べ、30分ほど休憩して出発。



権現山と弘法山をむすぶ「馬場道」
桜が咲くころは素晴らしい景観でしょう。

弘法山、蓑毛方面の分岐点では左の蓑毛方面を目指します。



「まほろばめんようの里」
ひつじが放し飼いされています。



梅、椿



日本水仙



マユミ

写真は一部ですが、綺麗な花や実にも出会えました。




13時、加茂神社を通過。
加茂神社の少し下方にある里程標(写真右)を最後に
指導標識が見当たらなくなり、道があっているのか少し不安でしたが。
とりあえず、国道246号を目指して歩きました。
途中で指導標識が見つかり、一安心。
13時21分に名古木交差点に到着しました。



名古木交差点で右の山側へ曲がり、県道70線に入ります。
トラックが走っているのが国道246号線、右下の白い乗用車が
入っていくのが県道70線です。
この道は古くは大山への裏参道として知られていました。



日本たばこ産業 安全性研究所
秦野は、江戸時代初期から「秦野たばこ」の産地として有名でした。
市内の葉たばこ耕作が終了したのは1984年だそうですが、
市の発展に貢献してきた先人の努力と情熱を伝えるため、
毎年、9月最終土曜・日曜日の2日間には「秦野たばこ祭り」が
盛大に開催されているそうです。

開進小学校跡



最終地点の蓑毛までの4.7㎞は殆ど登りです



246号線は車でよく通っていたので、名古木の交差点のことは
知っていましたが、【ながぬき】と読むとは知りませんでした。
地元の人でないと読めないかもしれませんね。

本線より外れると、波多野城址、金剛寺、源実朝首塚、
田原ふるさと公園など、見どころも多いようですが、
今回は時間がないのでスルーしました。
機会があったら訪ねてみようと思っています。



冬の空を彩る赤い実
鳥さんも喜んでいることでしょう。



14時、秦野市立東中学校到着



新東名高速道路・トンネル工事



14時21分、小蓑毛到着
バス停の近くの直売所でキンカンを2袋購入。
小粒で少し皮が硬いですが、甘みがあり美味しい。
私にはこれで十分です。

ここから蓑毛バス停までの1.4Kmは連絡道路となっているので
バスを利用しても良いのですが、バスは1時間に2本ぐらいだったので
歩くことにしました。
すっと坂道を歩いてきたので、疲労はピークに達しています。



大山 阿夫利神社の鳥居
ここだけ上りと下りの道路が鳥居を挟んで分かれています。



自然観察の森の水車と秦野の古民家・緑水庵

緑水庵は昭和5年に秦野市今泉に建設された芦川佐吉氏の住宅を
平成3年3月、蓑毛自然観察の森入り口に移築しはたもの。
移築した住宅は、当時の標準的な農家住宅であり、
当時の農家建築を知る上で貴重なものとなっています。



室内や土間に置かれた農機具などを見学。
縁側に座って前方に見える山々を見ているだけで心癒されました。



小蓑毛から蓑毛まではたった1.4Kmですが、非常に長く感じられます。



2時55分、蓑毛到着。

近くの民家の果実は夏みかんではないようです。
何の実でしょうね。

バスは3時5分発ですが、その前に本日の撮影ポイント
宝蓮寺大日堂に行かなければなりません。



ここには昨年3月24日、『⑯大山参り蓑毛のみち』を歩いたとき
のスタート地点だったので、最初に立ち寄っています。
(その時は息子に蓑毛バス停まで車で送って貰ったのでした)
証拠写真(写真中央)も念のため撮ったのですが、
間違えて大日堂の前で写してしまいました。
正式な撮影ポイントは夫が写っている山門の前。
時間がなかったので、二人の写真だけ写して、急いでバス停に戻りました。
もちろんバスにはぎりぎりセーフでした。



3時24分、秦野駅到着
秦野駅前まほろば大橋の上にある、お洒落な時計台やオブジェが
気になっていたので、見ていくことにしました。
調べてみると、秦野市にはこのような野外彫刻が文化会館周辺や
各地区に37基もあるようです。
自然が豊かで美しい町、秦野市。すっかり気に入ってしまいました。

家に戻る前に地元スーパーによって買い物をしたので
歩数にして2000歩ぐらいは増えたと思いますが、
この日一日の歩行は16.6km 23.989歩 839.6㎉でした。

関東ふれあいの道は、11月20日(火)『⑩太田道灌・日向薬師のみち』以来、
ウォーキングは、12月2日(日)の「水無川ウォーキング」以来でした。
2ヵ月近くあきましたが、足腰も痛まず良く歩けたものと思っています。
コメント (8)
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