hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

①三浦・岩礁のみち(後編)

2018-03-06 | 関東ふれあいの道・神奈川県


11:40
江奈湾

ここからは江奈湾を左手に眺めながら、県道215号の歩道を歩く。



ヒジキと手漉き海苔
磯の香と味わいがたっぷり詰まって美味しそう。



江奈湾周辺の植物
マーガレット、アロエの花、金盞花、木瓜、日本水仙
ゴムの木が外で育つとは驚きだ。



ゴミ捨て場の近くの庚申塔
三浦市は庚申塔の宝庫のようだ。



干潟の看板
干潟は江奈湾の西側にある。



今は満潮に近いらしく、干潟を目にすることはほとんどできなかった。



カモとシラサギ



江奈湾と別れ、
右側のガードレールに挟まれた旧道を上って行く。
「ここは三浦マラソンで走った道」と夫、
坂上りが苦しくて覚えていたのだろう。

坂の途中で右手の畑を見ると、殆どがキャベツに植え替えられていた。
三浦半島で生産されている野菜は
大根(三浦、青首)、キャベツ、スイカが栽培サイクルのようだ。



12:14
坂を上ってしばらく歩くと、
馬頭観世音と毘沙門天を指す旧い道標の石碑があった。
旧い道標には"是より二丁"とある。
二丁ってどれくらいの距離なのだろう。

ここを右折。



夫はお腹が空いたらしく、リュックから🍙おにぎりを
取り出して食べ始めた。

車が1台やっと通れるほどの農道のような道を7~8分歩くと
道が二股に別れる。
下り坂の右側の道を進む。



道の両側は篠竹で覆われていたが、所々に藪椿があり、
綺麗な花を咲かせていた。



しばらく歩くと左側に「白浜毘沙門堂」があった。
白浜毘沙門天は三浦七福神の一つだそうだ。



狛犬

少し下ると白浜毘沙門天海岸に出た。
この付近は釣り人が多く、車が10台ぐらい止まっていた。



毘沙門海岸
近くには弥生時代の住居跡として県の指定史跡にもなっている毘沙門洞窟が
あったようだが、見つけられなかった。



笹が枯れていると夫が言うので近づいてみるとごみで一杯。
漂着物かと思って引っ張ってみたが、土の中にしっかりと入っている。
ピンクのしっかりしたビニール袋(やさいと書いてある)には
小石や何かの道具の一部のようなごみが入っている。
これは不法投棄に違いない。
崖が崩れた部分を見ると、笹の根にごみがいっぱい絡まっている。
写真の撮り方が悪く、あまり写っていないが、草木が生えている陸続きの奥の方には、
不法投棄されたようなごみがたくさん捨てられていた。
岩礁の道はどこも綺麗だっただけに残念。





コンクリート製の飛び石は怖くはないのだが、その先の細い道が怖い。
右側は垂直に近い崖、左は海。
ほんの数メートルだが、海側につかまる棒が1本でもあったら助かる。



お腹もすいてきたし、トビも飛んでいないので
この少し手前で、残りのお弁当を食べ、出立。

もたもたしている私を待つ夫。
毘沙門湾まで、あと一息だ。



昔、この建物の前で家族で釣りをしたという夫。
私は全く覚えていない。
私だけ来なかったんじゃないの?



カモメ



湾内の道を歩く。
先の方で、高架と、港の西へ向かう細い道に分岐するが、
高架には進まず、湾に沿って歩く。



港の堤防脇からまた岩礁歩きが始まる。



落石



盗人狩の説明版



歩いてきた道を振り返る



盗人狩近辺の風景ををまとめてみた。



宮川湾だ!
風が少ないので風力発電のプロペラはほとんど回っていない。



ヨットハーバー



漁港

ここからあと300mでゴールだが、ずっと登り坂。
頑張って歩こう!



14:29
ゴールの宮川町バス停に到着。
バスは1時間に1本しかないのだが、運よく14:39の三浦海岸駅行に乗れた。
駅には15:15に着いた。(バス代430円)
家を出てからここまでの歩数は20.701歩だった。

天気が良く、途中からは暑すぎるほどだったが、滞りなく歩けた。
ただ歩いている時、いちいち地図を見るわけではないので、
通過ポイントの一つ、「毘沙門児童公園」に立ち寄るのを忘れてしまった。
また、神奈川県の全コースを踏破すると、認定証が交付されるのだが、
各コースの定められた撮影ポイントで申請者自身の写真を提出しなければならない。
その場所である「盗人狩」で撮影するのを忘れてしまったのが残念。
(その近くの標識のある場所で、写した写真はあるのだが)

体は疲れ、両足の親指に水膨れができ、歩くのも辛かったが
トライして良かった。
コメント (6)
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