hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

目黒川のさくら

2018-03-28 | ハイキング・ウォーキング

目黒川のさくらといえば、上流の目黒か中目黒が有名ですが、
友人も私も、混雑する場所は好きでないので、
のんびりとお花見ができる品川エリアにしました。

11時に京浜急行の北品川で待ち合わせ、お花見だけでなく、
名所・旧跡も訪ねてみようと、ネットで調べ、
プリントまでしたのですが、
そそっかしい私は、それを忘れてしまいました。



旧東海道も少しは歩いてみたかったのですが、
プリント頼りだったので諦め、
道なりに歩いてまず目黒川に出ることにしました。



道路の向かい側に品川神社が見えます。
一人だったら立ち寄りたいスポットです。



こんな通りも歩いてみたいと思いましたが、
写真を撮るだけにして、目黒川に直行。



お花見は東海橋からスタート!
(プリントだと品川橋でした)



川幅も広くゆったりとしています。





桜は満開ですが、
お花見をしている人たちとは、殆ど行き交いません。





大崎あたりになると賑やかになってきました。

息子の職場は大崎にあるので、
ここ1週間、毎日お昼休みは目黒川の桜を上流から下流まで
ランニングしながら見ているそうです。



ゲートシティ大崎



ランチはゲートシティ大崎で!

お昼時だったので、サラリーマンでいっぱい。
どこも行列だったので、すぐに入れるレストランにしました。





お花見クルーズ



橋の名は忘れましたが、この辺からの桜が一番綺麗でした。



予定では目黒雅叙園まで歩くつもりでしたが、
暑くて疲れたので、五反田までにしました。
息子の話ですと、桜は目黒雅叙園あたりが一番綺麗だそうです。
あぁ、残念!

その後、
タリーズコーヒーに入り、2時間ぐらいおしゃべり。
次回の旅行先を決めるはずでしたが、
今まで一緒に旅行した時の思い出話に花が咲き、
決められませんでした。
結局私に一任という形になりましたが、さてどこにしましょう。

それほど歩いたとは思っていませんでしたが、
スマホの万歩計を見ると、17838歩 12.4㎞ 消費量は624㎉にも
(3月27日)
コメント (6)
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⑯大山参り蓑毛のみち

2018-03-28 | 関東ふれあいの道・神奈川県

3月24日(土)
「『関東ふれあいの道』を歩くのならコース順でなく、
難易度の高いコースを先に歩いておいた方が良いんじゃない」
という息子の提案で、今回の『関東ふれあいの道』は、
難易度3の「大山参り蓑毛のみち」に決定した。
息子はそのコースを利用してトレイルランの練習をするそうだ。

家を出たのは08:18
国道247号線を下り、秦野・名古木の信号を右折。
県道70号線(秦野清川線)を約6㎞ほど走ると蓑毛バス停に着く。



夫と私はスタート地点の秦野市蓑毛のバス停🚏で車から降り、
息子は到着地点の日向薬師付近の駐車場に車を置き、
私達とは反対に日向薬師からスタートし、コースを往復するとのこと。



蓑毛バス停~蓑毛越~大山阿夫利神社下社~見晴台~日向薬師バス停
標高310m-652m-678m-769m-131m(8.7km)
寄り道が多かったので実際は19.1km 27.584歩 965㎉

大山は標高1252mありながら、ケーブルカーを利用して気軽に登れる
丹沢入門の山として知られている。
37年前、娘が小学校一年生、息子が幼稚園年少さんの時、
ケーブルカーを使わずに山頂まで登ったが、そのしんどさに参ってしまい、
私を登山から遠ざけるきっかけの山となってしまった。
今回は見晴台までなので、再チャレンジとまではいかないが、
標高差が高尾山よりあるので手ごわそうだ。

「大山参り蓑毛のみち」へ進む前に、
宝蓮寺大日堂へ。 
ここは「⑮弘法大師と丹沢へのみち」の撮影ポイント。
バス停よりほんの少し先の右手にあるのに、間違えて下ってしまう。
15分ほどロスタイム。



大日堂仁王門
大日堂
大日堂の裏手の御嶽神社

宝蓮寺大日堂では15分見学
詳しいことは神奈川県のHPでどうぞ

大日堂から戻って、あらためてスタート(09:43)



沢沿いの道を進み、ヤビツ峠との分岐を右へ(09:49)



標高652mの蓑毛越えまで、杉並木の中を、辛い登りが続く。
途中、林道を3ヶ所横切る。
蓑毛越えのベンチでしばらく休憩・下社に向かって出発(10:55)



しばらくは、左側に石垣が積まれた緩やかな道が続く。
途中で日向薬師から走ってきた息子とすれ違い、
この先には崩落箇所などの危ない道もあるので注意するよう言われる。
冬眠から目覚めたヒキガエル出会ったときにはびっくりしたが、
よくよく見ると可愛い。
キツネやタヌキに食べられないようにするんだよ~



大山阿夫利神社下社に到着(11:45)
参拝し、御朱印を頂き、しばらく休憩してから
参道の階段を下り、茶店の(手前)脇を左に曲がり二重の滝へと進む(12:10)



大山阿夫利神社からの眺め
お天気が良ければ、房総半島、伊豆半島、大島も見渡せたはず。



二重の滝(12:20)
今回の撮影ポイント。



滑落防止のワイヤーロープがしっかりと張られていた。



見晴台(標高769m)
着いたときは雲の中だった大山山頂が顔を出した。
途中で行き会った人から聞いたのだが、山頂は20㎝の積雪があるそうだ。
阿夫利神社の裏手の登山道から、大勢の子供たちが
大山に登って行く様子が見えたが、どうしただろうか。

ここでおにぎりなどの昼食をとる。
蓑毛バス停まで走り、戻ってきた息子も合流。
蓑毛越からの下りは足元が悪くて(前夜が雨)走れなかったそうだ。
息子はお菓子だけ食べて、終点に向けて走り出した。

ここからは標高差638m、4.2kmの魔の下りとなる(12:50下山)



と言っても、
しばらくは明るい尾根道下りで、楽ちん、楽ちん!
ミツマタが綺麗(13:00)



九十九曲がりのお地蔵さん(13:08)
ここから先は急なつづら折りの坂道。
7年前に、一度傷めた左膝をかばって歩いたので
写真を撮る余裕もなし。



やっと林道に着く(14:00)
林道の脇に咲いていたギブシに和まされる。
息子から電話があり、調子悪ければここまで車で迎えに来るとのこと。
左膝は少し違和感はあったものの痛みはない。
頑張って最後まで歩くと息子に伝える。



この橋を渡ってしばらくすると「日向ふれあい学習センター」
まで下り、日向林道(車道)に出る(14:20)



車道に出ると急に元気に!
周りの景色を楽しみながら日向薬師バス停に向かって歩く。
花は咲きかけたヤマブキ。



曹洞宗 雨降山 石雲寺
伝承では養老2年(718)開創。山号は大山寺と同じ雨降山。
延徳元年(1489)天渓宗恩が曹洞宗の寺として開山。
かつて日向川の対岸に石尊宮があり、霊石・雨降石が祀られていた。
現在は本堂前に祀られている。



境内



境内



大友皇子の墓



石雲寺・満開の李



(伝)大友皇子の墓

日向渓谷の日向川に沿って歩いていると、
案内板を目にしたので寄ってみることにした。
この日は伊勢原市の春の文化祭とのことで、
ボランティアのガイドさんによる説明を受けることができた。

大友皇子の遺言で、墓所には一本の松が植えられていただけだったが、
後に五層の塔が建立された。
現在、五層の塔は石雲寺に移され、
小さな五輪塔がレプリカの五層の塔を囲むように置かれていた。

大友皇子は古代最大の争いと言われる【壬申の乱】に敗れ、
この地に逃れて隠れ住み、没後ここに奉葬されたという伝承がある。

君津市の俵田にある白山神社にも同様な伝承が、
愛知県岡崎市小針町にある小針1号墳が皇子の陵という説などがあるが、
最も事実に近いのは宮内庁により、滋賀県大津市御陵町にある
長等山前陵に治定されている陵と言われている。



浄漁発願寺の三重塔
竣工:平成12年10月

こちらでもボランティアガイドさんの説明を受けることができた。

浄漁発願寺は江戸時代初期に天台宗の弾誓上人に
開山された天台宗寺院で、徳川家や佐竹、藤堂などの大名の保護と、
庶民から雨乞いの信仰を集め繁栄した。
もとは、山の奥にあったが、1938年(昭和13年)
の台風の被害により現在地に移転した。



奥の院から集められた石碑や、新しい石碑が混在していた。



男の駆け込み寺と言われているそうだ。



日向薬師 薬師堂(本堂)
奈良時代初頭の霊亀2年(西暦716年)に、僧行基により開山された



日向薬師・山門と鐘楼



日向薬師は「⑩「太田道灌・日向薬師のみち」の終点、
「⑪巡礼峠のみち」のスタート地点にもなっているそうだ。
この長く険しい階段を上っている時は、今回のコースには含まれていないので、
引き返そうとも思ったが、最後の力を振り絞って上った。



日向薬師・境内



大山阿夫利神社と日向薬師の御朱印

日向薬師の名前は聞いたことがあったが、
もし、『関東ふれあいの道・神奈川県』を歩く計画を
立てなかったら、一生訪ねることはなかったかもしれない。
長い参道の階段を下りる最後の最後に、
古傷の左膝に痛みを少しだけ感じてしまったが、
やはりこの計画を立てて良かったと思った。

膝の痛みは長引かず、翌々日の月曜日は卓球ができたし、
火曜日は東京の目黒川までお花見にも行けた。
難易度4の「丹沢山塊東辺のみち」が気にならないと言ったら
嘘になるが、体調を整えて、挑戦してみたい。

寄り道をしすぎて、帰路についたのは4時半ごろだったが、
楽しく、達成感のある一日を過ごせた。

息子はあっという間に見晴らし台から下り、
スマホで私たちが最後まで歩くとの返事を聞いた後は
車の中で寝て、待っていたそうです。
コメント (12)
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