hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

歩き納め・下田市須崎恵比須島/爪木崎水仙まつり①

2017-12-27 | ハイキング・ウォーキング

「釣りに行くけど、どう?」と、息子からのメール。
夫はすぐに行くとの返事でしたが、
私は年末の忙しい時期なので迷っていました。
数時間考えた末、夜の9時過ぎに「私も行く」と息子に電話。
リュックや袋に入るだけの食料やお菓子を詰め込みました。
行先は出発の時間によるとのことなので、まだどこかわかりません。
5時には出発できるよう、4時20分頃夫に起こされましたが、
冬の早起きの辛いこと。パッとは起きられませんでした。
息子は5時頃迎えに来ましたが、私がもたもたしていたので、
家を出たのは5時15分頃になりました。

行先は私が楽しめることも考慮して、
20日から「水仙まつり」が始まった伊豆下田と決定。
行った日はイブ前日の12月23日(土)でした。





日の出(車中より)



釣り場チェック
まずは静岡県下田市須崎の無人島・恵比須島へ
ここからなら歩いて爪木崎の水仙を見に行けそうです。



目的地は千畳敷


恵比須島

橋のたもとの駐車場に車を止め、長さ50mほどの橋を渡ると
すぐに恵比須島に上陸できます。
島の周囲には遊歩道がありますが、階段を上って行くことにしました。


日本水仙・八重

下田といえば水仙。
こんなに小さな無人島にも水仙がここそこに咲き、
良い香りを放っています。


島内の様子

階段を上がってしばらく歩くとすぐに頂上。
恵比須神社と須崎恵比須島指向灯(灯台)が見えました。
階段を上っている時、下を見ると、遊歩道の一部に海水が覆われて
いるのが見え、こちらを歩いて良かったとほっと一息。
千畳敷には若山牧水の歌碑や日時計がありました。
周囲の見晴らしもとても良かったのですが、海風の冷たかったこと。
震えあがってしまいました。



遊歩道を歩けば、写真↑のような地層を見ることができたようです。
地層マニアのタモリさんだったら絶対に外さないでしょう。

結局、波が高く荒れていることもあり、ここで釣りをするのは断念しました。
次に向かったのは爪木崎。


「爪木崎自然公園」芝生広場と藪椿の大木

「爪木崎自然公園」の駐車場に車を止め、
息子は釣り場探しに磯へ降りていきました。


九十浜海水浴場

私はその間、駐車場の先端の小高い丘の上から景色を眺めたり、
九十浜海水浴場までの散歩を楽しみました。

九十浜海水浴場はこじんまりとしたプライベートビーチのようで
景色もよく素敵です。


自然公園内の遊歩道と磯への案内板

息子がOKということなので、釣り道具を背負って磯に向かいました。
釣り場所は赤崎のようです。
三叉路を右へ入り、ばらく林の中を歩きます。

それでは歩きながら見つけた植物をご紹介しましょう。


イイギリ・♀ 別名南天桐(自然公園内の遊歩道で)

5月に黄色い花をひっそりと咲かせるそうです。
別名は実が南天に似ているからでしょうか。


山茶花(自然公園内の遊歩道で)

山茶花が何種類か植えられていました。
左端は我が家と同じ種類ですが、真ん中の花は初めて見ました。
椿のようでもありますが、並んで植えてあったので、
多分山茶花なのでしょう。


モチノキ・♀(自然公園内の遊歩道で)

本州、四国、九州、南西諸島に分布する常緑の小高木で、
常緑広葉樹林に生育し、特に温暖な沿岸域に生育するそうです
和名の由来はモチノキの樹皮から鳥餅を作ることから。
雄異株で、4月頃に4枚の花弁を持つ花を開く。

このほかイソギクやツワブキなど、海岸でよくみられる花がまだ咲いていました。



林を抜けると海岸に出ました。
夫と息子は磯に降りてから、左側に進み、



私は遊歩道を爪木崎(灯台方面)に向かって歩きます。



釣り場に向かう夫と息子が遠くに見えます。



爪木崎手前にある「雅(みやび)の丘」には、
昭和天皇と香淳皇后がこの地を詠んだ歌碑があります。





ここからの展望も素晴らしく、
前方には大島や利島、右側にはこれから向かう爪木崎一帯が見下ろせます。

続く・・・
コメント (6)
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