多年草がまたたく間に草丈を伸ばし、
庭はすっかり初夏の様相を呈して来ました。
花いっぱいの春の庭も良いけれど、
緑が多い初夏の庭も癒されるものです。
コボレダネのジキタリスが咲いています。
長く伸ばした花茎にピンクや赤紫の釣鐘型の花を
下から上へと咲かせています。
2年目を迎えた花や今年初めて咲く花が混在していますが、
花の咲いている位置はコボレダネの芽が出た時から
一度も移しておらず、自然のままです。
ジキタリスは、繁殖力が強いので、放っておいたら
来年はもっと、もっと増えてしまいそうです。
(2015.05.15撮影)
ジキタリスの花の中
毒々しい斑点模様があります。
ジキタリスは心臓病などの特効薬にも使われているそうですが、
それだけに毒性も強いわけです。
ヨーロッパ原産 ゴマノハグサ科キツネノテブクロ属の多年草
別名「狐の手袋」は英名Foxgloveの直訳。
(2015.05.18撮影)
昨年の秋、
コボレダネを拾って丸い大鉢に植えこんだジキタリスです。
(2015.05.10撮影)
長い花や短い花、くねくねと曲った花など
合計5本の花が咲きましたが、
偶然にもすべてがサーモンピンクの花でした。
でもジキタリスって草丈が高すぎて、鉢に植えるお花ではありませんね。
(2015.05.17撮影)
わっさわっさの緑の中からこんな花も咲き始めましたよ。
バーバスカムウエディングキャンドルズ
ゴマノハグサ科の宿根草だそうですが、
我が家では毎年コボレダネから咲いています。
今年は5本咲いていました。
(2015.05.17撮影)
アメジストセージ(サルビアレウカンサ)
シソ科の半常緑多年草
本来なら秋の花ですが、短い草丈のまま咲き始めました。
草丈が非常に高くなり、姿が乱れるので
7月頃にばっさり短く刈り込むと秋の開花時に草丈を
抑えることができるのですが、
花が咲いてしまうとどうしても切ることができません。
今年は心を鬼にして、刈り込もうと思います。
(2015.05.17撮影)
サルビア・ガラニチカ(メドーセージ)
シソ科の多年草
花が終わると(秋)根元まで刈り込んでいますが、
毎年春になると芽吹いてきます。
(2015.05.17撮影)