お寺さんぽ Ver.03

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寺の裏山から古銭11万5000枚 (お寺さんぽニュース)

2006年05月22日 | ネタ
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は、いまだ「ひぐらしノイローゼ」が抜けないひでるさんがお届けする、時事ネタ情報ブログコーナーです。

気になる情報をピックアップ!ネタがたまりしだいお届けするのんびり企画。
こんにちは「お寺さんぽニュース」の時間です。

…そんな挨拶を恒例にしようかと、さっき風呂場で考えました。
なんかそういうのが欲しかったのですよ。

さて、最近…というかこのブログのために気にしているからなのか、意外と寺院のニュースってのがちょこちょこ目につくんですね。
ちなみに靖国神社関連のニュースはよく出ますが、こちらは取り扱いません。議論の必要もないので。
できるのなら、毎日参拝すべきです(笑)
さて、この↑話題でひっぱるとロクなことにならないので、止めますね。
のんびり本編に行きましょう。


●山口組、延暦寺で歴代組長法要…寺「今後は断る」 [読売新聞] 2006年5月16日
天台宗総本山の比叡山延暦寺(大津市)に先月下旬、指定暴力団山口組の最高幹部ら約90人が集まって、歴代組長の法要を行っていたことがわかった。
同寺など7万の寺が所属する全日本仏教会は、約30年前に暴力団排除を決議しており、滋賀県警も法要直前に中止を要請していた。
警察当局は、香典名目で数千万円が上納されたとみており、「明らかに威力誇示と資金集めが目的」と分析。
延暦寺は「配慮が足りなかった。今後、暴力団の法要は拒否したい」と話している。 警察当局や延暦寺などによると、法要は先月21日、山口組の初代から4代目組長の供養を目的に同寺の阿弥陀堂で開催された。
銃刀法違反罪で服役中の6代目組長を除く、全国の直系組長ら約90人が、7台のマイクロバスに分乗して同寺に集結。
午後5時から約40分間にわたって、「特別永代回向」と呼ばれる最高級の儀式を行った。滋賀県警は約50人態勢で警戒しトラブルはなかったという。
3月下旬ごろ、第三者を介して山口組側から申し込みがあったといい、前日の20日に法要の開催を知った県警は、延暦寺に「やめられないか。社会的影響を考慮してほしい」と口頭で中止を申し入れたが、寺側は「宗教の行事だから断れない」などと答えたという。
天台宗など58宗派が加盟する財団法人「全日本仏教会」(東京都)は1976年、全日本仏教徒会議で、「威力誇示、資金集めに利用するような葬儀、法要は拒否しよう」という暴力団排除の決議を行っており、仏教会は「法要が(暴力団に)利用されたことに関しては、大変遺憾に思う」としている。
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規模としては雲泥の差の話ではありますが、ひでるさんが販売の仕事をやっていた時。
「たとえ盗まれた金でも、ここで普通に買い物してくれるのなら構わない」
そんなことを考えていました。
なにしろ、売るこちらは必死ですから。日の目標到達のために躍起になっていましたから。
自らの生活のため、来た人がどんなであろうと、そのお金の出所がどこであろうと、こちらで買ってくれる人は皆「お客様」なんですよ。はっきり言って。

ただね。
例えばその相手が北○鮮だった場合。散々他所の国に対して犯罪行為を繰り返している相手ですよ。それがああしてなんちゃら船が来て、ゴルフのクラブだか中古自転車だかを大量に買い付ける訳だ。
その瞬間はいいんです。少なくとも盗んでいるのではなく、ちゃんとお金払って持っていくんですから。販売している人もそれで生活しているのでしょう。たぶん。
で、そうした鉄くずがいつしかミサイルに生まれ変わって自らの頭上に飛んでくるのよ。

どうですか?
延暦寺はただ頼まれた法要をやっただけです。お金の支払いもちゃんとされていたでしょう。
でも、それ「威力誇示と資金集め」という、やらしい目的がありそうだ、と。

ひでるさんは延暦寺の立場がなんとなく分かるので、そちらを責めれません。悪いのは暴力団を完全に取り締まれない国家・警察でしょうか?
これは難しい問題だと思います。



●寺の裏山から古銭11万5000枚と梵字木簡…福井 [読売新聞] 2006年5月19日
福井県福井市田ノ谷町、大安禅寺の裏山から、高さ67センチのかめに入った約11万5000枚の古銭と、明応9年(1500年)の年号や梵字(ぼんじ)が記された木簡が出土した。福井市教委が19日、発表した。
中世に流通していた明の「永楽通宝」など20種以上の渡来銭で、現代なら約700万円分の米が買えるという。10万枚以上の出土は全国で十数例あるが、梵字の木簡が一緒の例はないという。
梵字は五大明王を表す5文字に、財をもたらす毘沙門天の1文字を加えた珍しい取り合わせ。埋蔵の理由は備蓄や祈願など諸説があるが、担当者は「強い仏を集め、盗難を防いだのでは」と話している。
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「永楽通宝」は前に当ブログで紹介しました、「寛永通宝」の前に流通していたお金です。
これは貨幣を製造する技術(採掘、精錬、銭造)が未熟だった時代に、中国から大量輸入していたそうですよ。

でもいいですねー。
単純に計算すると、二十八両くらいですか。 (※1150000÷4000:四千文で一両になるため)
こうすると、「あれ、たいしたことないのかな」って感じになりますね(笑)
下女の給金が江戸時代は「年三両」とのことなので、だいたい九年分くらいです。
うわ、微妙。

おまけに「梵字木簡」ってのがくせモノ。
五大明王に毘沙門でしょ?!こんなのが一緒に入っていたら、なんだか神罰くだされそうで、気軽にもらっちゃうことできません。
盗難防止ですか。…うまい方法だと思います。

実はひでるさんは丑年なので「虚空蔵菩薩」を持ち歩いているんですが(本当)、これキーホルダーの中に入れてあるんですよねー。
サイフだとほら、小銭とかとわちゃくちゃになりそうだったので。
…でも、やっぱりサイフのがいいんでしょうか。


[関連記事]
⇒ 「両・分・朱」の貨幣制度
⇒ 五大明王


●最後にひでるさんの一発ネタ写真。 タイトルは「亀が気の毒」



寺院であちこち見かける「亀が気の毒」シリーズ。(※ちなみに全部写真に撮ってます)
これにどんな意味があるのか知りませんが、なんだか亀がかわいそうですよ。
そう思いませんか?



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※ひでるさん「ひぐらしノイローゼ」真っ只中です。
 こちらは番外編という位置付けなんですが……前半と後半のギャップが物凄いです。
 目を背けたくなるシーンが次から次へと…うわあああああああああ!!

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2 コメント

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Unknown (makoto-jin-rei)
2006-05-22 11:47:35
「亀が気の毒」シリーズ、これ「亀趺碑」(きふひ)と言います。地球が丸いことを知らなかった昔の中国では、この世界は大きな亀の上にあると信じていたことから、こうすることで「世界」を表現しているようです。五輪塔も宇宙を表しているんですが、前者が中国的であって、後者がインド的な表現なんですね。どちらもよく墓碑に使用されます。
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なぁるほど! (ひでる)
2006-05-23 00:05:44
そうだったんですか!!(※本日二度目)



像がお盆持ってる(でしたっけ?)のと同じなんですね!たはー。

しょっちゅう見かけてたんでなんだろうと思っていました。

何度見ても亀がかわいそうにしか見えないんですよー。

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