お寺さんぽ Ver.03

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飛び降り直撃の男性が死亡 自殺女性を書類送検へ (産経新聞)

2007年11月11日 | ネタ
どうも、こんにちは。
さてはて、お寺とか仏像とか歴史とか…そういったものを期待してこられた方は下記リンクから引っ越し先へどうぞ。
(※”賤ヶ岳の七本槍”のひとり、「加藤嘉明」さまの記事、ラストなの)
こちらはその跡地でして、好き勝手なたわ言ブログなのでした。でした。

 ★こちらもどうぞ ⇒ お寺さんぽ ver.02 

さて、世の中の闇を一刀両断するこのブログ(大嘘)
本日は『 飛び降り直撃の男性が死亡 自殺女性を書類送検へ (産経新聞) 』です。

いきなりですが……辞任撤回して続投ですか。
へー。
まぁ、これまたずいぶん人を馬鹿にした話ですね。
前回「いい加減にしなさいよ」、と書きましたが、本当にいい加減にしてほしいですね。
だいたい、”政権担当能力のない政党”の目標が「政権交代」ってーのはどういうギャグなんでしょう。
投票にはくれぐれもご用心。

政権交代―小沢一郎最後の戦い
板垣 英憲
共栄書房

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…と、いう訳で、関係ない話はこれくらいにして、本日は↓こんなんです。


■飛び降り直撃の男性が死亡 自殺女性を書類送検へ
 2007年11月10日 [産経新聞]
 東京都豊島区南池袋の百貨店「パルコ」前の路上で6日、屋上から飛び降りた女性の直撃を受け、頭を強く打って意識不明の重体となっていた千葉県松戸市の会社員の男性(38)が10日午前5時35分、入院先の病院で死亡した。
 警視庁池袋署は男性を司法解剖して詳しい死因を調べるとともに、飛び降りた女性について、重過失致死の疑いで容疑者死亡のまま書類送検する方針。
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■<池袋・飛び降り>巻き添えで重体の男性死亡 自殺女性直撃
 2007年11月10日 [毎日新聞]
 東京都豊島区の路上で6日午後、デパート「池袋パルコ」屋上から飛び降り自殺を図った女性(25)が下を歩いていた男性を直撃した事故で、巻き込まれた千葉県松戸市新松戸、会社員、池田長武さん(38)が10日早朝、搬送先の病院で死亡した。警視庁池袋署は司法解剖を行って死因を調べるとともに、飛び降りて死亡した女性を重過失致死容疑で書類送検するか検討している。
 同署の調べでは、池田さんは事故に巻き込まれ、顔の骨を複雑骨折するなどして意識不明の状態となっていた。
 当日、池田さんは会社が休みで、私用で池袋に来ていたという。
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自殺うさぎの本
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■重体男性は千葉の38歳会社員 池袋の飛び降り巻き添え 
 2007年11月6日 [産経ニュース]
 6日午後1時ごろ、東京都豊島区南池袋の百貨店「池袋パルコ」屋上から女性が飛び降り、下を歩いていた歩行者の男性に直撃した。
 女性は練馬区内の無職(25)で、全身を強く打って搬送先の病院で死亡。巻き込まれた男性は千葉県内の会社員(38)とみられ、頭を強く打ち意識不明の重体。
 女性は統合失調症で入院歴があり、この日も病院に行く予定だった。
 警視庁池袋署で、飛び降りた原因を調べている。

 調べでは、女性はパルコの屋上から高さ約3メートルのフェンスを乗り越えて飛び降りたとみられる。
 フェンス脇にある空調機器(高さ約180センチ)を踏み台にしたとみられ、機器の上に靴、フェンスにはカーキ色のジャンパーが残されていた。いずれも女性のものとみられている。
 屋上は関係者以外立ち入りができないようになっていたが、屋上に通じる非常階段の8階ドアの錠のカバーが壊されていた。
 遺書などは見つかっていないが、屋上の防犯カメラに飛び降りの約20分前に女性が1人で映っており、池袋署は女性が自殺を図り、下を歩いていた男性が巻き込まれたとみている。
 現場は、JRや地下鉄、私鉄が乗り入れる池袋駅東口前の繁華街。パルコのほか西武百貨店など大型店舗や飲食店が立ち並び、人通りが途切れることはない。
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6日は平日ですよね。
い・ たまたま会社が休みで、通常ならいることはない場所にいた。
ろ・ 私用があったため、住まいから離れている池袋まで来ていた。
は・ 自殺を図った女性は全人口の1%といわれる統合失調症だった。
に・ 屋上に上った女性は約20分間逡巡(たぶん)していた。
ほ・ 繁華街で多くの人が行き交う中、偶然下を歩いていたその男性に直撃してしまった。
へ・ 当たった箇所が頭部だった。

本当にわずかな可能性。
様々な要素がうまく、悪く作用してしまった結果であると。
簡単な言葉にはできないような事態です。
死ぬ気であった者に巻き込まれ、そうでなかった者が死してしまう…。
簡単に「運命」なんて言葉は使うべきでないですが、こんな時にはそれを強く感じます。

ついでに、事件のキーワードのひとつであろう、こちらも調べてみました。

◎統合失調症 【とうごうしっちょうしょう】 ※goo辞書より引用
精神分裂病の新しい名称。
精神障害の一。病因は今なお不明。
多くは青年期に発病し,感情の鈍麻・自閉症状・意志の減退・奇妙な行動・幻覚・妄想などを示すが,症状の現れ方や経過は複雑で変化に富む。早発性痴呆。分裂病。
〔2002 年(平成 14)日本精神神経学会がこの名称を変更し,「統合失調症」とすることを承認した〕

統合失調症―正しい理解と治療法 (健康ライブラリーイラスト版)
伊藤 順一郎
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多くの偶然が重なったとはいえ、原因の一つはコレですよね。
差別する気はありませんが、うーん…。
もちろん、程度や症状によって全然違うものですし、約三割は普通に社会復帰でき、約五割程度は多少症状が残るくらいまでに回復するのだとか。
こちらの女性は、リハビリ途中だったのかな。
その社会復帰までの生活については、ちゃんと「精神保健福祉法(せいしんほけんふくしほう)」、という法律によって保護されているそうです。
モノではなく人なので、当然ながら人権があります。
本人自身もなかなか制御しきれるものではないでしょうけれど、拘束しつづけることなど現実不可能ですし、難しいところだと思います。

どこにも怒りをぶつけられない、遺族の心情は察して余りあるもの。
なんとかならんもんかなぁ…。

殺された側の論理 -犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」
藤井 誠二
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犯罪被害者遺族の心理と支援に関する研究
大和田 摂子
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