新塾長日記(魚歌水心)

魚歌水心

波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は踊る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を、水の深さを。

渡を越すといふ事

2016-02-28 12:44:35 | 日記・エッセイ・コラム
今朝の新聞のコラムに、宮本武蔵の言葉が載っていました。五輪書をあらためて読み直しています。
上記の言葉は、火の巻に記載されています。

「とをこすといふ事」
航行の難所を越えて港に着くためには、航路を知り、船の性能、天候を把握し、横風や追い風を利用し、風がなくても櫓を漕いででも港に着くように、人生においても自分と相手のレベルを見極め難事に対応しなければいけない。

五輪書は、兵法について書かれていますが、生き方そのものに通じる内容です。

地の巻には、こうも書かれています。
朝鍛夕錬(ちょうたんせきれん)してみれば、をのづから兵法の道にあふ事、我五十歳の比(ころ)也。
論語にも、「五十而知天命(五十にして天命を知る)」とありますから、いい加減開眼しないといけないようですが・・・。

さて、今日は天気もいいし、日光浴がてら外をぶらぶら散歩して頭を活性化させるかな。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 審査対象者が張り出されました。 | トップ | ゲバラと土方 »
最新の画像もっと見る

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事