新塾長日記(魚歌水心)

魚歌水心

波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は踊る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を、水の深さを。

ちはやふる

2016-05-14 22:36:42 | 稽古
百人一首の漫画のタイトルです。地味な競技ですが、そこに全力を尽くす女の子のストーリーです。人に蔑まれても自分の生きる道を見つけ、とことん突き詰めます。みんなが知らなくても、やってみると実際は奥深い競技であり、さらに和歌の世界は人生を表現していて噛めば噛むほど味が出てきます。

まだ読み始めたばかりで、しかも少女マンガなのですが、なかなか示唆に富んでいて面白いです。

今日は、神戸大学地域医療教育学部門の研修で、神戸大学、岡山大学、兵庫医科大学の医学生と、神戸大学看護学生がそよかぜ診療所とはるかぜ診療所にやってきました。写真は明日でもアップします。

本日の稽古は、一般部2名、女子部2名、少年部9名の13名でした。

地味だけど、仲間がいる喜びを感じながら長く続けていく、という面でかるたに人生をかける漫画の主人公の気持ちがよくわかります。地域医療も空手も地味ですね・・・。
ただ、他人の評判が良いというだけで、たとえばサッカーや野球をやるのではなく、自分が心の底から、「これだ!」というものを見つけられるのは幸せなことだと思います。実際には、まあ、何をやるにしても、なんとなく周りに流されてやっている人や、すでに大勢がやっていることに便乗させてもらって所属している人が多いのでしょうけどね。

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