新塾長日記(魚歌水心)

魚歌水心

波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は踊る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を、水の深さを。

数学の勉強

2011-10-02 17:22:49 | 日記・エッセイ・コラム

今日も泳ぎに「くじら」まで行ってきました。クロールで泳ぐのですが、足にビート板を挟んで上半身だけで泳いでも、普通にクロールで泳いでも同じスピードです・・・。何か、おかしいです。感覚的には腕だけで泳いでいる方が、グイグイ前に進んでいる感じがします・・・。がんばって修正しようと思います。

先日、広島に行ったときに偶然本屋でみた「通勤数学 1日1題」という本を、アマゾンで取り寄せて読みました。


面白いです。進学校出身者には当たり前なのかもしれませんが、自分には目からうろこが落ちるような印象でした。問題は自分なりに基本通りに解けるのですが、いわゆる「瞬殺」問題といわれる所以がようやくわかりました。何度も自分なりの検算をしながら、確かに正しいなあ、と感心しています。1日1題とありますが、一気に読めます。

岡部恒治という数学者の書いた本を検索して、もう1冊興味を惹かれて取り寄せました。


こちらはマンガなのですが、初めて(恥ずかしながら)微分、積分の意味がわかりました。高校の時は計算の仕方だけ覚えて、何の意味があるのか理解せずに解いていました。積分については、何となくイメージだけは持っていましたが・・・。この著者の”トイレットペーパー”を用いての説明は感動しました。ちゃんとした進学校出身の人には当たり前なのかもしれませんケド。曲線を含む図形の面積も実は簡単だったのですね。こういう考え方ができる人には東大数学も簡単なのでしょう。高校の時に理解していれば・・・ひょっとしたら・・・。

ついでながら、今日読み切った本の紹介も。


「一刀斎夢録」の浅田次郎氏の作品で今夏映画化されたものです。「一刀斎夢録」で大いに感動したので読んでみました。が、少し詰めが甘い感じでした。

日本人の威厳や誇りについてはうまく書く作家だと感心します。ただ、アメリカ人であるマッカーサーが莫大な財宝をそのままにしてしまうほどの衝撃を受ける理由になりうる事態としては、どうかな?という感じです。生じた出来事が記述されるときには、読みながらも、「まさか、それは、・・・ヤメテくれ・・・」という衝撃はありましたが・・・。


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