紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

芋掘り「完」 直売所あれこれ

2019年12月09日 | 我が家の食&漬物作り

昨日、早朝から日の暮れるまで働いて、何とか「さつま芋」を掘り終えた。

家庭園芸なのに、農作業時間は、この土・日に限っては近隣の農家並みだと思った。否、みかん最盛期の彼等は夕食後も収穫したミカンの「家庭選別」で夜なべしている・・・ 頭が下がる・・・

・・・・・筋肉痛・・・・・

昨夜は、手すりにつかまり痛みにこらえながら一歩一歩でないと、階段を下りられなかった。トイレに座るのも痛みで一苦労だった。

こんなにひどい腿の筋肉痛になったんは、「何十年ぶりのことやろ」「よう頑張ったんや」と感慨にひたる心地よい痛みだった。

・・・・・お昼は出前だった・・・・・

作業着が土で汚れていたし、着替えてから食卓でお昼を食べるとなれば時間がもったいないしと、お昼ご飯は、家内に「出前」を頼んだ。

カーポートの下のベンチに座って、お盆に載った「出前」を頂いた。外で食べると、個食なのに美味しく感じた。

・・・・・芋、補充せなアカン・・・・・

外で、お昼ご飯、真っ最中のことだった。家内が、勢いよくやってきた。

開口一番、「今、直売所から12時のメールが入ってきて、芋、12袋売れてた」「朝、10袋補充してきたのに」「もう、直売所には5袋しか残っていない」「これから、補充しに行くんで用意して!」だった。

自分:「直売所、売れ残りは火曜日引取や」「月・火の平日はそんなに売れへんやろ。5袋残っていればエエやん」

家内:「今日、日曜日やし、昼からも売れるかわからん」「今日の午後と月・火で、5袋は少なすぎる」

問答の結果、10袋を補充することになった。お昼をそそくさと済ませ、出荷準備にかかった。

芋の形状と重さで1袋に入れる組み合わせを決めたり、値決めをする作業は自分。家内は、それらを何種類かのビニール袋に入れ分け、バックシーラーで封をし、品名・生産者名・価格とバーコードのついたシールを貼る。

10袋が用意できると、家内は軽トラで颯爽と直売所に走った。昨日の夕方、2つの直売所から入ってきたメールを見せてくれた。

「朝も昼も補充したから売れたんや!」と得意気だった。

「ごもっとも ごもっとも おっしゃるとおりで」

自分が作った芋でノリノリ気分になってくれてるとしたら、これ以上の家庭園芸冥利はない。「その芋、誰が作ったと思ってんねん?」などとは、口に出したらアカン。

 

・・・・・芋ほりは終わったが・・・・・

土曜日は大根30kgの「塩漬け」、日曜日は塩漬けが終わった大根45kgの「麹漬け」、飛び入りの直売所への「さつま芋補充」があったので、芋ほりは何とか終えたものの、シャワーで土を洗い流すのは時間切れとなった。そのまま倉庫に一時保管となった。

まだ、白菜の漬物作りが残っている・・・ 2本の富有柿も早く収穫したらなアカン・・・ 体が2つほしい・・・