紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

あるまじき「ぬか漬け作り」

2019年06月15日 | 我が家の食&漬物作り

朝からの降ったり止んだりの小雨が上がり、お昼に晴れ間が見えたと思ったら、急に突風とともにゲリラ豪雨となった。雷も鳴った。短時間だったが台風みたいだった。晴れ間を見て外に出した小梅の天日干しが散々な目に会った・・・

田舎暮らしに「ぬか漬け」は欠かせない。ぼつぼつ、きゅうり・なすびの収穫が始まった。

「ぬか漬け」しようと思っても「ぬか床」がない。準備もしていない。これから「ぬか床作り」にかかったら発酵するまで何日かかるやら・・・ しゃーないなあ・・・奥の手を使うか・・・こんなことが、毎年、繰り返されている。

今年も、田舎暮らしにあるまじき「奥の手」を使った。

買ってきたのは、発酵した「熟成ぬか」2kgと、増量用に「ぬか漬けの素」2kgを買ってきた。ポリ容器に4kgの即製「ぬか床」ができたので、とりあえず、きゅうり2本・なすび2個を漬け込んだ。明日には食べられる。

この「熟成ぬか」は、街の人がスーパーで買ってきた「きゅうり」などを1~2本、冷蔵庫で「ぬか漬け」できるようにした商品なので、我が家のような「きゅうり・なすび」を10本以上も一度に漬け込むような田舎人向けではない。

我が家では、 この4kgの「即製ぬか床」をベースにして「ぬか床」が落ち着いてくると、精米所で買ってくる「ぬか」を少しずつ継ぎ足し継ぎ足しし、大量の漬け込みができるような「ぬか床」に仕上げていく。
 
ご近所さん達は、ぬか床を管理し、何年も使い続けている。毎年、「即製ぬか床作り」に1,500円も使うようなご近所さんはいない。今年も、「自分は田舎暮らしにあるまじきことをしている」と痛感する時季になってきた。