紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

歩道に水が滲み出ていた 1日がかりの修復工事となった

2019年04月11日 | 田舎暮らし&家族

2日前、我が家の塀の外の歩道に水が滲み出しているのに気づいた。雨水や排水溝が溢れた水ではないと思ったので、町に連絡した。

すぐに町の担当職員が調べに来てくれた。我が家の水道メーターはピタッと止まっているので、「本管からの我が家への引き込みパイプ」の損傷が疑わしいとのことだった。が、念のため滲み出した水を取水し検査してみると持ち帰った。検査結果はやっぱり水道水だった。

今朝から、職員が立ち合い水道業者が修復作業を開始した。我が家の水回りを任している馴染みの業者だったので、作業機器用の電源や井戸水など、頼まれるままに協力した。

あふれ出る水をポンプで汲みながら、ミニユンボやスコップで掘り進み損傷個所が発見できたのは、作業開始後、約2時間後だった。直角に曲がった「エルボ」の一部が割れ、そこから水が噴き出ていた。約40年前の配管後、振動などで徐々に配管周りに異常な圧力が加わり損傷したに違いなかった。

道路にあるフタを開け水道の弁を閉め隣近所も断水し、修復作業が始まった。担当職員から業者に「損傷個所のエルボを取り替えるだけでなくコースをずらして配管し直しするように」との指示が出た。

<エルボの損傷個所から水があふれ出していた>

<修復した新たな配管:職員や業者から「埋め戻す前の写真を撮っておいた方が塀の工事とかする時に役立つ」と言ってくれたので持っていたスマホでパチリ>

・・・作業終了後のびっくりぽん・・・

夕方、配管の埋め戻し作業が終わっている頃だろうと見に行って、「びっくりぽん」。何と、張ったばかりのセメントに足跡らしき跡が・・・孫達の仕業だった・・・業者は帰っていない・・・

<足跡らしき形がくっきり>

<作業前に「セメント余ったら、この缶に置いといて」と業者に頼んでおいて助かった>

<自分でコテを出し、修復した>

薄暗くなってから業者が戻ってきた。ユンボなど作業機械を片付けてきたとのことだった。「明日、もう一度来て、水道メーター廻りも綺麗にさせてもらう」とのことだった。

たまたま歩道に滲み出た水に気づいたことが、水道管の漏水を発見することに繋がったし、何十年に一度あるかないかの滅多にみられない「引き込み配管の取り替え」に立ち会うこともできた。記憶に残る出来事だった。