我が家に四本の柿の木があり
二本が甘柿今でも仲間たちが集まると皿に盛りつけられると手を出すほど美味だ
二本が渋柿でこちらでは 樽抜きといって焼酎で樽に漬け渋を抜くと一週間で柔らかく甘柿に変身する。
昨年切り倒しましたのでなつかしい味になってしまった。
裏庭にひっそりある渋柿を吊るし柿にしてくれた共におばあちゃんの得意技だった
いつもお茶仲間が訪れ笑いが絶えなかった
お正月から大晦日までのしきたり通り歳時を仕切ってきました。
雲の流れ 風で天気予報 これが不思議と当たったものです。
そのおばあちゃんの教え通りに妻が晩秋の風物詩を演出してくれた。
私は もぎ取る担当
今年は 当たり年仲間が半分ほど持ち帰りましたがまだまだ
皮を剥きシュロの葉で結びます
この結びもおばあちゃんの知恵だったのかな
縁側に吊るします
おばあちゃんの部屋だった縁側 常に太陽が
この時期になると必ずおばあちゃんを思い出します
そのおばあちゃんの十三回忌も間もなくだ 久しぶりに親戚一同集まって思い出話をしたいと思う。
これから大晦日にかけての歳時は
冬至 餅つき 蕎麦打ち
今では 妻が四季折々我が家の伝統を守り続けてくれる
すべて奥さんですって?
いえいえポイントは 俺が決めてるぜ
果たして我が家の伝統うまく引き継ぎが出来るのかな