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酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

粗食に勤しむ。

2016-02-12 | こしらえた話。

とろろと麦飯、高野豆腐。汁はもずく。
こんなメニューで心身の養生を図る。ここ数日はいたずらに酒が多かった。

久々に椎茸の出汁。
なので甘い調味料は控えめにと言い聞かせたが、いつものテンポで仕事をしてしまい甘く仕上がった。
が、悪くない。

酒には味が少し濃い目でよい。
と、すぐに酒を呑る理由をつくる。

反省しながら呑る酒、悪くない(笑)


やっぱタルタルも旨い。

2016-02-11 | 旨かった話

カキフライ?に見えたでしょ。違うんだなあ(笑)

というシーンは昨日、おばんざいの「たりき」さんに寄り道したときのもの。


近頃はよーいドンで燗酒。

肴はひと口ホッケフライに決定。ひと口、というのが飲み屋さんっぽくてツボだ。


シーフードフライにはタルタルソース。
しかも、皿のすみにちょっと盛り付けるのじゃなく、別な皿でたっぷりめに提供してくれるのが良い。その辺、女将もツボを心得ている。

フライが揚がったら、酒は二世古の生もと純米(生)にチェンジ。

まず一つ目は醤油で。フライもホッケとアジにあっては和食と思っているので醤油!がお約束。タルタルが出てこなければ醤油で済ませる。
が、タルタルがあればどうしもそれに手が出る実は根っからのタルタル好き。へたすりゃフライがなかろうとそれを肴に酒が呑める特異体質。この辺はツボもなにもない。

それはそうと、女将の揚げ物は旨い。家庭っぽい雰囲気(でかい業務用フライヤーなどない)で仕事してるのだが、さすがプロ。というかもともと調理を生業としていたので筋金入りというべきか。

さて、寄り道。これで機嫌よく帰宅すればいいのに(もともと家でご飯の予定)、機嫌良くなるともう一軒行きたくなる、どうしてもやめられない体質。


名のない小路で。
このササミのサビ焼きだって、とうてい業務用キッチンとは思えない環境なのに長年の経験が生んだ工夫があってできること。
とても美味しいのだった。

寒玉キャベツ。

2016-02-10 | こしらえた話。
野菜はえらいね。冬でも美味しい。

寒玉キャベツをザクッと切って、葉をほぐさずに鍋にぎゅうぎゅうに詰めてワインで煮込む。


でも晩酌は日本酒なんだな(笑)
洋食には日本酒を、そして和食にはワインやウオッカを。そんな楽しみ方も価値アリなのだ。
たとえば牛肉。すき焼きにワイン、ステーキに日本酒。

な~んてこと、たまにはやってみたいぞ。そんなブルジョアの食べ物、しばらく口にしてないなあ。

ともあれこの場合、キャベツと吟醸の旨みが好相性。さすが男山の北美月。
道産酒米のちょっと野太い旨み、さらにその余韻が食事の充実感を演出する。

男山といえば、今度の日曜は「酒蔵開放」。
めずらしく旭川冬まつりと日程がかぶらないので例年より客が多いかも。
いざ行かん。

生のギンダラにびっくりぽん

2016-02-09 | 旨かった話
アナタは見たことがあるか、生のギンダラ。


といっても自分が見たわけじゃないんだな。画像はそれを調理した女将より拝借したものである。数日前にこれをしゃぶしゃぶで食べたというお方がいたらしく、いったい何てことだ!羨ましすぎる。
ギンダラといや切り身(しかも味醂漬けになったもの)しか見たことがないが、まさかこんな可愛い顔とは。食いしん坊っぽい。
捌いたときの印象としては、皮目はホッケに近い感触だったとか。

昨夜は「ふらりーと」にて。久々に女将と語らいたくもあり炉端「楽」で晩酌。今年お初かも。


まずは熱燗で凝り固まった身体を癒す。

肴はホタテを刺身で。


ヒモとタマはすぐによけておいて・・・


次なる酒は「刈穂」を温燗で。まったりしたホタテには山廃だなと、狙い通りの相性。
う~、酒が進む。

そうこうしているうちにこんな一品。


よけておいたヒモタマで特注品。女将が拵えてくれたバター焼き。
旨すぎる。酒がなおも加速し、次は「加賀鳶」の純米を(これも温燗)。

それにしても食べたかったなあ、ギンダラ。

と愚痴をこぼすと「あるよ」と女将。
しゃぶしゃぶ用に捌いたときの切り落としを西京味噌に漬けてあるという。
もちろん所望す。


目の前でギンダラが美味しくなっていく感動の光景。炉端焼きの醍醐味だな。
冷凍していないという意味ではこれも生。
極めて柔らかな身。とろける食感が旨いことおびただしい(池波流の言い方)。
この段階で酒は「龍勢」に移行。

いやはや、恐れ入谷の鬼子母神。
この余韻を抱きながら帰ろうかと思っていたら、隣の数人連れ様からお裾分け。
ちょっと言葉を交わしただけなのだが「あちらのお客さんにも焼いてあげな」と。


味噌、ぬりぬりの図。

楽しや炉端焼き。客がひとつになって丸い空気になる。

たまらんね。

これでも居酒屋。

2016-02-08 | 旨かった話
クレームとか誹謗中傷の類ではありませぬ。

居酒屋の両国さん。


ちなみにランチの人気メニュー、自分も大好き中華丼。ボリュームありな印象。しっかりした味付けだがさらりとしていて、小食なあたしでもぺろりとイケる。そうすると思わず快活な食欲に、元気になったような気分になれる、という感じが実によい。
ほか、海鮮やきそば、カツカレーも旨いんだな。

夜も美味しいことこの上ない。
ゴロンと大きなお肉のビーフシチュー、ビフテキ(この言い方で年齢がばれる)、ハンバーグ、牛ずじカレーや中華の類。
これでも居酒屋かと言われるが、もともと居酒屋。刺身は上等だ。
二代目店主は若い頃、ホテルで修行なすったそうで、だから和洋中はなんでもござれ。
知ってる人は知っている街の銘店なのだった。


・・・うーむ、

いつも、うちのブログ方針は食べ歩きではないといつも言ってるが、大差はないな。

だが書かずにおれぬ両国さん。おそるべし。