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酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

酒蔵まつり

2011-02-14 | 酒風景
旭川冬まつり期間中、それよりもなお楽しみなのが地元酒蔵「男山」のイベントだ。

何年連続で出かけているのか、もうこれに行かないと春が来ないのである。
名物は、平安時代(だったかな)の酒造りを再現したという瓶酒だ。



濁り酒である。火入れをしていない、麹の生きた味わいが鮮烈だ。
その日だけ、そこでしか飲めない門外不出の隠れ銘酒なのである。



マイ箸ならぬ、マイ猪口を持って集まる飲兵衛は一万人近く。押すな押すなの人だかりはちょっとうんざりもするが、何度行っても嫌にならない、これぞ酒の魅力というか魔力と言おうか。

旭川が誇る「男山」。
男山を名のる酒は全国に二十数社からあるらしいが、旭川の男山はラベルの中に小さく「北海」と書かれているのでご確認あれ。

エビに縁あり。

2011-02-09 | 旨かった話
美味しい甘エビの余韻もさめやらぬ昨日。

美味しいランチはないかと、いつもの下町を散策。

日替わり「海老カツ丼」。

なんだかエビに縁があるなと、そこに決定。いつぞやタラの黄身焼きを食べたあの店だ。

どーん


器用なマスター。さすがに美味しい。
エビはエビだが、前は刺身、こんどはカツ。この程度で飽きることはない。

そして、夜。自宅では・・・



エビの卵を醤油漬けにしたもの。スプーンひとつ程の量しかないが、試しに拵えてみた。
うーん、美味しいんだかどうだか。

でも美味しい。珍味である。

ああ楽しやエビの日々。

そういや近頃、テレビでエビを見なくなったな。
と言われ誰を想像したろうか。


エビちゃん? 海老蔵?

大いなる蛇足。ご容赦。

食べたかった豚汁。

2011-02-08 | こしらえた話。
旭川ではいよいよ「冬まつり」が始まる。

昨夕、ある部分で某高校の有志諸君がボランティアで作業をするというので、その労をねぎらうため、温かい豚汁をふるまうというボランティアに参加。

材料は寄付、寄贈の品で賄われる。
のだが、このボランティア、旭川の食に関する意識高揚を目的にしているとかの団体で(自分も入ってるが)、集まった食材がなかなか愉快なのだった。


黒大豆の豆腐。味わいふくよか。


農家の奥様方による手作り無添加味噌。とてもすっきりとした風味。


作業の直前にハウスから抜いてきた千本ネギ。すごい甘味。これを混ぜるだけで豚汁の風味がぐんと増した。



豆腐が黒いせいで、これを初めて見る人は一瞬ギクッとするが、配膳する頃はあたりも暗くなり、食べた子たちはきっと何がどう入ってるんだか、分るはずもなかったろう。

かくして豚汁は、100人にあーっという間に食べつくされたのだった。

作ったスタッフたちの、あとのお楽しみ分も、子どもらの胃袋へ。
贅沢な豚汁、ちょっと楽しみにしてたのだが、
子どもたちには喜んでもらえたから、まあよしとするか。
(ボランティア精神はどこ行った?)

海の余韻を楽しむ。

2011-02-07 | 旨かった話
昨日の話から続く。

漁協の産直ショップに行くと、期待通り売っていた生の甘エビ。
海が荒れ漁がない時はストックの冷凍ものが売られるのだが、せっかく出かけた海だもの、その日のエビを食べたい、これ人情。



その日は浜値もお安く、これで300円弱。

半分以上は子持ちであった。





刺身に。そして頭は吸い物に。

それとコレ。



明太子(バラ身)も買ってきた。留萌近辺は、数の子、タラコが生産されていて、本州送りになった余り、いわゆるハネものが安く手に入れられることがある。

写真の収穫はイマイチだったが、漁獲(買ってきただけ)は豊漁。

良い晩酌と相成った。

冬の海を見に行く。

2011-02-06 | 写真部屋
連日の宴会疲れではあるが、海を見たくなって出かけた。

増毛の海である。



風は強かったが、海はおだやか。
ここ数回は、訪れてもいつも荒れ海だっただけに、ちょっと拍子抜け。日本海の荒れ海、というような景色を想像していたのだが。



テトラポットの上でウミネコたちもノンビリ、である。



思ったよりも雪が多い。
崖の下をJRの単線が通る。
その端は行き止まりの駅。



ちょうど電車が出て行った。たった一両のワンマンカー。
自分が立っているその場所で線路が終わっているのだ。だからこんなアングルで撮れる。

お昼だ。

街の食堂でラーメン。



何度となく来ているが初めて入った店。
オツユはカツオやら昆布の出汁がよく出ていて特徴的。これはこれで美味しいラーメン。港町っぽくで実に良い。

美味しいモノといえば、今日は海も凪いでいたし漁があったに違いない(ここ何回か訪れても荒れ海で漁がなかった)。ここは美味しい海老が捕れるのだ。

帰りは産直のお店に寄ろうと思うのだった。

(おい、写真撮れよ)