俺流俳句 「いちらくいちらく」

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          千秀

桃源郷

2012年10月14日 | 俳句

桃源の 郷は近きか 桃実る
(とうげんの さとはちかきか ももみのる)
15048 【季語】 桃 【季節】 初秋


秋の声 タコ焼きの果て 蛸一匹
(あきのこえ たこやきのはて たこいっぴき)
15049 【季語】 秋 【季節】 三秋


陽を受けて まぶしく霞む 秋の郷
(ひをうけて まぶしくかすむ あきのさと)
15050 【季語】 秋 【季節】 三秋


白川に 人集めてる 案山子かな
(しらかわに ひとあつめてる かかしかな)
15051 【季語】 案山子 【季節】 三秋


踊りたる 案山子四体 鳥を呼ぶ
(おどりたる かかしよんたい とりをよぶ)
15052 【季語】 案山子 【季節】 三秋


秋の山 景色拝めぬ 温泉あり
(あきのやま けしきおがめぬ おんせんあり)
15053 【季語】 秋 【季節】 三秋


湯煙の 昇る地白く 焼けし秋
(ゆけむりの のぼるちしろく やけしあき)
15054 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋風に 硫黄臭漂う 地獄あり
(あきかぜに いおうただよう じごくあり)
15055 【季語】 秋風 【季節】 三秋


湧き水の 冷たく固き 秋の山
(わきみずの つめたくかたき あきのやま)
15056 【季語】 秋 【季節】 三秋


湖に 映る立山 暮の秋
(みずうみに うつるたてやま くれのあき)
15057 【季語】 暮の秋 【季節】 晩秋


さざ波に 色形揺れし 秋の湖
(さざなみに いろかたゆれし あきのうみ)
15058 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋雲を 睨みつけてる 御立山
(あきぐもを にらみつけてる おんたてやま)
15059 【季語】 秋雲 【季節】 三秋



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