俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

雁来紅

2012年09月05日 | 俳句

秋雲や 本当にホント 秋雲や
(あきぐもや ほんとにほんと あきぐもや)
14604 【季語】 秋雲 【季節】 三秋


新涼や 涼しさだけに しておくれ
(しんりょうや すずしさだけに しておくれ)
14605 【季語】 新涼 【季節】 初秋


降り降らぬ 秋の雨かよ 止む止まぬ
(ふりふらぬ あきのあめかよ やむやまぬ)
14606 【季語】 秋の雨 【季節】 三秋


夕月夜 明日で終わるや キムタック
(ゆうづきよ あすでおわるや きむたっく)
14607 【季語】 夕月夜 【季節】 三秋


想い寝も 見る夢一つ 秋の宵
(おもいねも みるゆめひとつ あきのよい)
14608 【季語】 秋の宵 【季節】 三秋


月一輪 雲の切れ間に 顔を出し
(つきいちりん くものきれまに かおをだし)
14609 【季語】 月 【季節】 三秋


蕎麦つゆに とろろをいれて 味美し
(そばつゆに とろろをいれて あじうつくし)
14610 【季語】 蕎麦 【季節】 三秋


山の辺の 柿の木坂は 渋ばかり
(やまのべの かきのきざかは しぶばかり)
14611 【季語】 柿 【季節】 晩秋


雁来紅や 色白なれど 腹は立つ
(かまつかや いろじろなれど はらはたつ)
14612 【季語】 雁来紅 【季節】 三秋
雁来紅(がんらいこう、かまつか)
=雁が飛来してくる秋になると、その葉が 美しい紅色に染まるのでこの名がある。
雁来紅は 漢名で、和名は葉鶏頭(はげいとう)、鎌柄(かまつか)など。


秋桜に 風はつきもの 首靡く
(コスモスに かぜはつきもの くびなびく)
14613 【季語】 秋桜 【季節】 仲秋


百日紅 漢字はよけれ 読み悪し
(さるすべり かんじはよけれ よみわるし)
14614 【季語】 百日紅 【季節】 仲夏


百日紅 一句ひねるも 季のずれて
(さるすべり いっくひねるも きのずれて)
14615 【季語】 百日紅 【季節】 仲夏


百日紅 字の如く花 百日に
(さるすべり じのごとくはな ひゃくにちに)
14616 【季語】 百日紅 【季節】 仲夏


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