風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

カンプーの結い方

2007年09月19日 12時53分04秒 | 三線弾きましょね

 先週末、夜光虫さんの三線の舞台を見に行ったときに、沖縄風髪結いと着付けを
見せてもらった。
 というのも、私達の教室も10月の発表会に着物を着ようと思ってるんだけど、着付
けも髪結いもちんぷんかんぷんだから。
 ネットで検索しても詳しいことはどこにも載ってないのだ。

 で、舞台が始まる前に楽屋にお邪魔して見せてもらった。

 まずは髪の結い方。
 いわゆる「カンプー」。調べてみたら「からじ結い」というらしい。
 元から結うのは大変なので、私達は琉舞衣装屋さんでカンプー付け毛をあわせて
購入。
 元から結った形になったもので,真ん中が空洞になった付け毛をカポっと頭の上
に乗せたらいいので楽ちんなのだ。
 でも、問題はいかにして地毛をきれいに上に結いあげて付け毛の中に収めるか、
そしてなおかつ横の髪をふっくらさせるのかっていうのが分からなかったんだな。

 で,付け毛を使う時の結い方は以下のとおり。(あくまでも本式ではなく自分で
やる場合ですが。)

 1.髪全体にムースを付けてまとめやすくする。
 2.全体の髪を頭の真上でポニーテールにする。この時はまだ横を膨らませない
   でよい。髪が多かったりいっぺんに上げられないようなら前・横髪でひとくくり,
   後ろ髪でひとくくりしたらきれいにあがるとのこと。
 3.ポニーテールが付け毛から出ないように丸めて留め,付け毛の前後を確認
   してかぶせ,ピンで端を留めていく。
 4.櫛のとがった方等で横髪を引きだて緩め,丸くふわりとさせる。
 5.ジーファー(かんざし)をカンプーの後ろから前に向かって地毛と合わせて刺し
   固定する。

   なるほど,横髪はあとで引きだしてたのか~,と納得。

  着付けのほうはというと,ほぼ大和と同じ着方だったんだけど,いわゆる肌襦袢
 のようなものに直接着物を着る感じで,肌襦袢に襟芯を通していた。
  そして,肌襦袢の脇が大和のように開いてないので襟を合わせたりするのが難
 しい模様。下はスカート状ではなくズボンになっているので,そのままでいても恥ず
 かしくはないかな。
  あと大和と違ったところは着物の着丈が短く,帯から下におはしょりが出ないよ
 うにするのが沖縄風らしい。帯結びは左手前でちょうちょ結びなので簡単だ。

  私は着付けを習ったこともあるので大丈夫だけど,果たして他のメンバーは自分
 で着られるんだろうか・・・。
  私が全員分やることになったらどないしよ~!