トレッキング17日目。昨日の夜はなぜか息苦しく、よく眠れないまま朝となった。
6時半にアップルパンケーキとカロチヤで朝食を取り、7時にナムチェを出発。
今日はパクディンまで。強者はルクラまで一気に行くけど、急ぐ必要もないのでゆっくりと。
それにしても下りは早い!あっという間に吊り橋まで来てしまった。
でも、疲れが溜まっているのかその後足取りが重く・・・。ちょっとした登りにも息が切れるありさま。
なんなんだ?
それでも快晴の中、菜の花やもう終わりかけのしゃくなげを愛でつつ進む。
チェックポストのあるモンジョ手前の吊り橋は長いロバの隊列が向こう岸から渡り始めてしまったため
こちら側では大停滞。
その後のモンジョへのきつい階段の登りがあるのだが、ここは思ったよりきつく感じずすんなに登れて
しまった。不思議。
その後も登ったり下ったりして、パクディンでお昼のはずだったんだけど、シャリバテに。
そのへんにあったロッジに入ってトマトツナサンドを注文したのだが、かなり待っても全然出てこない。
お客は私たちだけなんだけど?
そして出てきたものは、ムーンライトロッジのとは比べものにならないシロモノが!
ツナが、ツナフレークではなく骨付きまるごとのトマト煮を崩したものにチーズを挟んでなぜか焼いてある
という、ほとんどピザのようなもので、骨も入ってるし、なんだかもう・・・。お腹は満たされても心は満たされ
無い感じ。(笑)
ま、それでとりあえずエネルギーを補給して歩き始めたら15分もしないでパクディンに着いた。ガクッ。
帰りはできるだけルクラ側に近いほうに宿をということでチェリンじいは定宿に行ったものの、たまたま
その宿のご家族がお亡くなりになられたらしく、そこは泊まれないことが分かった。すると向かいの宿の
人が声をかけてきたのだが、中は暗いし部屋はどこかわからないしで初めて勧められた宿を断って別の
宿へ。
そこは日本人のトレッキングガイドをしていたおじいさんもいる「TASI TAGEY LODGE」で、ディディも
日本語を少し話せるし、おじいさんは日本語ぺらぺら。温かい雰囲気のよいところだった。(12時10分)
中のダイニングではインド人親子がお昼を食べていたのだが、ジュースや、恐ろしい食べ物「スニッカーズ
パイ」なども注文していて、食べ過ぎだよ!だから息子もそんなにお腹出てんだよ!と思いました。(笑)
さて、一人用のお部屋に通してもらい、17日ぶりにシャワーを浴びることに。ガスシャワーで300ルピー。
でもシャワーブースのほかは脱衣所もないので着替えるのも大変。そして水はけが悪いのでどんどん底
に水が溜まってくるし。温まることはできなかったが、髪は洗えたから良しとする。久しぶりにふわふわですよ。
それから夕食まではりんご、コーラ、カロチヤを頼んで本を読んでゆっくりする。
夕食はあまりお腹が空いてなかったのでチキンモモと、チョコレートケーキってのがあったので注文。
モモはやさしいお味でおいしかった。チョコレートケーキはいわゆる蒸しケーキでちょっと思ってたのと
違ったけど、まあいいか。
ダイニングには米国人のおじさんがいたのだけど、その方はだいぶ昔にクーンブ地方の女性(ナムチェ
出身)と結婚したそうで、そういう人のことを「クーンブシンジ」と呼び、エベレスト街道沿いの宿(たぶん
シェルパ経営の?)はすべて無料で宿泊できるそうな! いわゆる親族扱いになるってことでしょうか?
「クーンブシンジ」が来てることは街道沿いですぐ噂が広まるみたいだし、なんだかすごいな。
明日はとうとうルクラです。
に
ぷりぷり もも❤
トレッキングの反応ないんかい 私^_^;
でもけっこうおいしいんですよ。
モモはロッジごとに異なるんですよねえ。
ここのは普通においしかったです。
でも、アンナプルナのロッジで食べたモモが一番おいしかったなあ。
エベレスト街道には日本の援助で出来たりんご園があるんですよ。
この時田部井さんもそこに寄ってるとかいろいろ噂だけは流れてきたんですけど、結局会えなかった・・・。
メスナーも来てたのに、全然見られず。(涙)