カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

離反と結合

2016年07月15日 07時58分07秒 | 社会

どちらがいいのでしょうね。

  1. 同じ属性なのに、別の形態をとっている
  2. 別の属性なのに、同じ形態をとっている

1.「同じ属性・別の形態」

  • 朝鮮半島の南北分断

北朝鮮と韓国のことで、「同じ」言語・宗教・民族だと思われるのに、まるで「別の」言語・宗教・民族のような国として対立しており、しかも話し合いのきっかけさえ、ほとんど見られない体たらく

これは一部指導者の「自分が正しく、相手が間違っている」という真理ゆえに、話し合いを拒否し武力で解決しようとする信仰、に基づいています。

こんな対立の場合、ルールに則ったスポーツ競技などあり得ず、汚い手を使ってでも絶対に勝たねばならない、のです。国境近くでのいざこざやダム放流で相手側に打撃を与えるなど、これで理解できることが多数あります。

  • ある国の中での各種政党の乱立
同じ言語を話す国の中で、別の政党が乱立し、対立します。たしかに対立が「成長・改善」のきっかけになるはずですが、多くの場合「むだな、反対のための反対」がみられます。いわゆる「政治屋」の跋扈(ばっこ)です。

しかも政党政治の場合、政党を選んでそこに「すべて」の政策を委ねるため、ある分野では政党Aの考えがよく、別の分野では政党Bの主張を支持する、なんて人には、選挙において政党A・Bの二者択一はつらいものです。

日本でも2016/07/10に参議院選挙があり、この政党政治の欠点が出てしまいました。議論を拒否するかのように、「2/3議席を許すと憲法改悪が可能になり戦争ができる国になる」ので「これを阻止する」とする論法から、議論の内容ではなく数だけでものごとを考えるという前提が見え隠れします。この「反対のための反対」が嫌われたようで、与党の側ももちろん、野党側の「反対のための反対」を狡猾に利用しました。

しかも選挙前には一言も「改憲」を口にせず、大勝後に「憲法の改正を支持してくれた」とするならば、異論が出るのは当然でしょうね。

どうやら日本には、「議論というものが存在せず、民主国家を装うための「議席数の奪い合いに転落してしまったようです。

2.「別の属性・同じ形態」

  • EUの現状
キリスト教系とは言え、何百年もの間、武力で解決しようとしてきた別の国同士でしたが、「宗教色を薄めキリスト教系特有の人権主義」が功を奏したと言え、同じEUを構築し、これを拡大してきました。しかしその人権主義で多くの異教徒移民・難民を受け入れた結果、これを狡猾に利用する勢力によって、このシステムが破綻し始め、①宗教色を薄める②人権主義の両方が機能しなくなり始めました。

現在この2つを維持しながらイスラム教系の多くの移民・難民を受け入れられるかどうか、その重大な岐路に立っています。
  • 異国が集まって共同体をつくる

このEUの動きに相反するようにもみえますが、「米ソの冷戦」がソ連の崩壊程度によってなくなるはずがなく、依然として旧共産圏と非共産圏の対立が続いたままです。この結果、別の国同士が、NATOやワルシャワ条約機構、AIIBや上海機構といった同じ目標をもった協定を結んで、対立しています。

わけがわからなくなったら、原点に戻り、基本を考え直すというのが常道ですが・・・・・・

尤も、「自分が一番正しいとして決して譲らず、武力でのみ解決できる」と謳う危険集団を、話し合いの場へどのようにして出させるか・・・・・・。 


哲学

この「自分が一番正しいのだ」という考えは、「宗教」そのものですが、似て非なるものとして「哲学なるものがあります。

ただし「哲学」などを認めないのが「宗教国家」であり、「共産主義国家」も一神教としては同じ「宗教国家」に分類されるでしょう。

というのは、「ある一線を越えて疑ってはいけない」のがこの宗教であって、最終的に教祖様が鎮座ましまし、そのかたのおっしゃることに背くことだけは避けなければならず「ある一線を越えて疑ってはいけない」のでした。

もちろんそれは教祖様がそうおっしゃったのではなく、その宗教組織の利益集団が言っていることです。さて、これを見抜けるか、どうかです。

本来一神教の教祖たちは、当初、自分らしさを表明しただけだったのかも知れませんが、その規模が拡大するにつれ利益集団と化し、集団の利益を拡大する目的で異教徒を激しくののしり排除するようになりました。

それ以外の党を認めない中国共産党も一神教のひとつであることが、これでよくお分かりになると思います。

利益集団になると腐敗が生じるのは避けられません。

IOC(国際オリンピック委員会)やFIFA(国際サッカー連盟)の不祥事は、逐次報道されるのに、宗教や共産主義の不祥事はなぜ問題にならない、のでしょうね。

きっと、踏み込めない何かがある、のでしょう(笑)。

問題がある「哲学」とはいえ

もしも「哲学」が、混迷する世界を統一する何らかの指針になるとしたら、それはそれで立派なことだと思います。

わかってくればわかるほど、問題解決への道は遠ざかるように見えてきます。しかし「わかってきた」けれども「遠ざかる」は、チャンスなのかも知れません。何もわからない、何もしないまま「武力対立する」ことを考えたら、このチャンスを活かさないわけにはいきませんね。

問題が存在するからこそ「自分の存在価値がある」

という連中の中には、腕力でのみ自分の望みを叶えられるという野望をもった人もいるでしょうが、そんな野望が小さくなってしまうような何らかの理想を、一刻も早く見つけなければならないようです。 


現在、危険な世界情勢は、残念なことですが

  • 世界各地の、キリスト教×イスラム教
  • アメリカでの、白人×黒人
になってしまったのでしょうか。

二元論(二元説)で理解しようとすると
  • どちらか一方が正しい、とするしかなくなり、対立が激化し、最悪の事態を迎えます。
  • 「進歩」によって二元論のどちらかが残った、という信仰を守り続けるのではなく、「進化」しどちらにも善悪があり、また第三者・第四者もあることを認め、もって話し合いをするべき。
現在の世界情勢をみれば、何らかの「きっかけ」が大切だと思うのです。

日本は、
  • キリスト教/イスラム教
  • 白人/黒人
のいずれにも分類されません。つまり「どちらかである」とする見方が通用しないのですね、この点だけを考えても、日本が何かをできるはずなんです。急には無理でしょうから、徐々にでも何らかの役割を果たしてもらいたいと願っております。

スポーツ世界大会

2016年07月14日 07時51分56秒 | スポーツ

生中継はもちろん、ほとんどニュースにさえならない分野も含めて現状を報告します。


女子ソフトボール2016ワールド・カップ

  • 実施期間:2016年07月05日~10日〔全予定終了
  • 実施場所:アメリカのオクラホマ市
  • 記載サイト:こちら 
  • 歴代結果:こちら 

 順位

  1. 日本
  2. アメリカ
  3. オーストラリア
  4. アメリカ・エリート
  5. カナダ
  6. プエルトリコ
  7. 中国
  8. ニュージーランド
  9. オランダ
  10. メキシコ
  11. ベネズエラ
  12. フィリピン
  13. チェコ
日米大学野球(5試合)
  • 実施期間:2016年07月12日~17日〔実施中
  • 実施場所:日本各地〔①②新潟、③神宮、④⑤静岡〕
  • 現在の状況:2016/07/13現在、日本が2連勝
  • TV放送:②BSーTBS、③BS日テレ(録画)、⑤BS朝日
  • 掲載サイト:こちら 
  • 歴代結果:こちら 
女子ソフトボール2016WBSC世界選手権
  • 実施期間:2016年07月15日~24日(予定  
  • 実施場所:カナダのサレー
  • 記載サイト:こちら  
ブラジル五輪
  • 実施期間:2016年08月05日-21日(予定
  • 実施場所:ブラジルのリオデジャネイロ
  • 記載サイト:こちら こちら 
女子野球ワールド・カップ 
  • 実施期間:2016年09月03日~11日(予定
  • 実施場所:韓国釜山市
  • 記載サイト:こちら こちら(Wikipedia) 
  • 歴代結果:今まで6回あり、1~2回アメリカが優勝、そのあと3~6まで日本の4連覇。今回5連覇なるかどうか。

日本では
サッカーも含め、男子より女子のほうが世界レベルに近い、いや野球やソフトボールとに関しては女子が世界レベルに達していることになりますが、これは一体どういうことなんでしょうね。
熊本の地震や九州地区での大雨を考えると
スポーツどころではありませんが、別の観点からいえば、ひょっとしてスポーツだからこそ災害時でも魅力があるのかも知れません。ですから、スポーツ大会での不正や薬物隠蔽などがあると、すっかり落胆してしまうのです。
世界大会を除けば、7~10月には
  • 日本のプロ野球オールスター戦
  • 大相撲名古屋場所(開催中:7/10-7/24)
  • 高校野球の各地予選と甲子園大会
  • 国体いわて
などと盛りだくさんの夏~秋です。猛暑が続きますが、何とか乗り切ろうではありませんか。

プロ野球の順位表の形式

2016年07月13日 07時16分41秒 | スポーツ

プロ野球も

7月のオールスター戦という折り返し点の直前。

「ハラハラ」しながら注視する、あるいは「また来年がんばろうね」で早くも来年に望みを託す、などがみられる時期です。

今年の「異変」:2016/07/12現在

セ・リーグで、広島が首位独走、阪神とヤクルトが激しい?最下位争い、ヤクルトの山田が本塁打で独走中(29本、2位筒香が22本)。

パ・リーグで、大谷が打者として本塁打10本(今11位で、1位はメヒア27本)、投手として8勝(今8位で、9勝が5人も)。大谷は先日、投手として先発し、1番打者として初球を本塁打しており、これには驚きました。

今回は、その順位表の「ゲーム差」の表記方法についてのお話です。

まず、2通りの表記方法があり、一言でどちらがいいとは言えません。

  • 首位との差を表示

年間を通して、あと何ゲーム差なのかがよくわかります。

ただし昨今は、全日程が終了時点で、6球団中の上位3チームだけによる優勝決定戦でリーグ優勝が決まるようになっています。よって必ずしも1位がリーグ優勝するとも限らなくなっているので、「首位との差」表示でいいのかどうか、疑問がわきます。

  • 前後との差を表示

上位3チームによる決定戦のことを考えると、こちらの方が、よりわかりやすくなっていると言えます。

さらに終盤になれば、「3位以内に入れるかどうかが一目で分る」ような表記になるよう、改善が求められます。

さらにゲーム差は、整数か0.5かだけなので

  • 小数点の位置を固定して、小数以下がなくても「1」ではなく「1.0」としたほうが、見やすくなるでしょう。1や0.5が混在すると見づらくなるからです。
  • また数値としては、右揃えが自然で、中央揃えは芳しくありませんただし「見出しの文字」などについては中央揃えがごく自然です。

ということで、私独自の観点から、各紙を調査した結果を以下に示します。

  • この結果、「スポーツニッポン(スポニチ)」と「時事通信」が最もわかりやすいという結果になりました。
  • 読売新聞 」もわかりやすいことに変りはありませんが、球団名の長さによって、表の高さが変わるため、次点としました。
  • 日経は、首位との差・上下との差、の両論併記であり、これは立派で、小数点は存在するものの、いかんせん数値が中央揃えになっています。
  • もちろんお好みの表記方法があるでしょうから、それでよく、あくまでも私の判断によるランキングとしてご紹介しました。
  • なお、これらは年度によって、何の事前通告もなく勝手に表記方法が変わると思われますので、一応調査日も示しておきました。

スポニチと時事だけリンクを貼っておきますので、疑問のある方は、それぞれへあたっていただき、実際に見比べて下さい。


韓国の醜聞118 池上問題

2016年07月13日 05時35分43秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。


池上彰氏の番組で韓国人のコメント捏造か 「日本嫌いですよ」実際は何と言った?〔The Huffington Post 2015年06月28日 

私は見ていませんが、フジテレビの池上彰の番組で、韓国人への街頭インタビューがあり、実際の発言とは異なる字幕があり、批判をあびているようです。

池上の落ち度というよりもフジテレビの側の問題だろうと思いますが、韓国メディアがフジテレビの「ねつ造」だとする批判も、これまた当然だろうと思います。

ただし、それくらいのことで「鬼の首をとった」ように大はしゃぎするものではありません(笑)。

というのは、「フジテレビのねつ造」頻度よりも遥かにしばしば「韓国のほとんどすべてのメディアに思い込みのねつ造」が見られる、からです。自分の事さえ顧みることができないまま、相手側の問題ばかりを追究する姿勢には、怒りを越えて「もののあはれ」さえ感じます(笑)。

こういうことをちゃんと言っておかないと、「フジテレビがいつもねつ造をしており、韓国のメディアには何の咎もない」というのを認めているように思われてしまうからですね。事実は、正反対だと思います(大笑)。

さらには「万人が知っていることは証明する必要がない」(朝鮮日報 2014/09/02)

などというおよそ法治国家とは思えない発言をする韓国為政者がいることも、指摘しておかねばなりません。

いかにも「ねつ造」国家らしいところで、韓国では都合がよければ「証拠など不要」だからこそ「ねつ造・ペテン国家」になってしまったのでしょう(笑)。

    • 証拠などないまま正義を振りかざして訴訟合戦をしているから、起訴率が極めて低いのです。
    • さらに起訴に至ったとしても、韓国司法が政府から独立したマトモな機関だと思っているおめでたい人は、韓国にさえ少ないでしょうし、諸外国にはほとんどいないと思います。
    • さらに言えば、2016/07/12 には、中国不在のままフィリピンが訴えた南沙諸島埋め立てに関する仲裁裁判所の判決があり、フィリピンの訴えを全面的に認めました。
    • 韓国は判決が出る前の段階でさえ、近くどんな判決がでようとも、「裁判結果を尊重する」と表明するのを拒否した国なんですね(笑)。
    • 韓国は、提訴したフィリピンか中国か、のどちらを支持するか、ではなくて、事前に仲裁裁判の判断を尊重するとさえ言えない国であり、もう法治国家からほど遠く、「この国の中での裁判に、意味があるのか」という落語のような疑問さえ生まれました(笑)。
    • 事実、これを証明するかのようですが、①韓国人には法律を守るという通念がないらしい、②韓国では法律はあくまでも「飾り」であって為政者が思いのまま解釈できるもの、③国内の裁判も飾りですから韓国国内の裁判所の判断も形式に過ぎず、④オランダの仲裁裁判所の判断を「尊重する」と言えないのは当然、なんでしょう。
    • 韓国が「民主国家風味」という論評はまだマシなほうで、「国家ごっこ」のレベルにあると言えます。
    • この原因がどこにあるかですが、旧両班が支配する社会ではなく、普通のマトモな韓国人が表に出るシステムをつくれるかどうか、でしょうか。今のままなら韓国は、中国とともに公海である黄海で心中し、あとで後悔するしかありません。←ここで笑わないとこのあと笑うところがありません!
    • 50年以上もできなかったことを、このままの状態でやれるはずがなく、根本的な改造が必要だと、申し上げています。

情けないやら、当たり前やら、もう何も言えなくなってしまいますね。 


 2015年6月9日、韓国・国民日報によると、ジャーナリストの池上彰氏が「韓国は棚からぼた餅式にできた国だ」と発言したことが、韓国内で物議を醸している。Record China 2015年6月9日

何をどんな風に伝えても構いませんが、そこには自ずと最低限の品格があるはずで、それを無視して、どんなことでも「自分に都合のいいように屁理屈をつけて自己を正当化しようとしている」と受け取られたら「もう、おしまい」ですね。そして韓国メディアは、その「おしまい」を何回も繰り返してきました。

  • 客観性や言論の自由がない韓国社会が、根拠薄弱なまま何を言おうとも、誰も信用しませんが、それでも私は発言の自由を尊重したいので、韓国人の発言を妨害しないで、ただただ聞き流しております。
  • しかし自分と異なる意見を見つけたら発言を妨害し続けるのが、韓国社会。この違いは一体何なのでしょうか。

そういえば昨日2016年7月12日にフィリピンの訴訟に対する仲裁裁判所の判断が出ましたが、もちろんこの仲裁を認めず、事前に「どんな判決にも従わない」と豪語していた中国共産党。

自分の主張に反するどんな見解をも無視し、妨害行動をする

という点で、中国と韓国は似ている、のです! 

まぁ、韓国が中国そっくり、というのが現実ですが・・・・・・


韓国メディア、池上彰氏に“難クセ" 被害妄想といっていい的外れな批判

的外れともいえる批判を受けたことには、「それぞれがメディアとしての言論活動をしてらっしゃるんだなと受け止めております。それについて私からコメントすることはないですよね。批判は自由ですから」と意に介さない様子で終始、大人の対応だった。:夕刊フジ 2015年6月17日

ここにも論点をすり替えて抗議する韓国人の姿勢が見られます。

韓国人に、

  • 自分と異なる見解の存在さえ認められない「弱さ」があり
  • いいかえると、「視野が狭く客観性」がない

こんな状態が続く限り、いつまで経ってもこの国は「立派な国」にはなり得ないでしょう。

国の形態は違えども、中国・北朝鮮・韓国は、同質なんですね。世界を敵に回す「中国」の常識を、否定しなければならないようです。




中国に関する醜聞 118

2016年07月12日 09時32分00秒 | アジア

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。

いつまで中国は、唯我独尊を続けるのでしょうか。


中国共産党は

国内の諸民族が分離独立することを極端に恐れています。これは、ロシア連邦からの離脱を絶対に認めないという論理と共通しています。

その根拠として、「中国が世界の中心だ」という洗脳のもと、諸民族が世界の一員であるならば、中国からの離脱などあり得ない、このように分離独立をさせないように誘導してきたように思われます。実際には「中国が世界の中心」ということはあり得ないことなので、成り立つはずがありませんね。

南沙諸島の埋め立ては、中国の主権の及ぶ範囲内のことであり、とやかく言われる筋合いのものではない、と考え、やがて「ハワイは中国固有の領土だ」と言い始め、ついには「月は神聖にしておかすへからさる中国固有の領土である」と言い始めるに相違ありません。このような落語のようにおもしろい国家は、一刻も早く経済制裁するしかないでしょう。

本日 2016/07/12 にはフィリピンが提訴した中国の違法性についての仲裁裁判所の判決が出ることになっています。

しかし上記理由で、中国は裁判を認めておらず、いかなる判決にも従わないと、豪語しております。

つまり

「主権」に関して異なる見解があるために生まれたのが仲裁裁判所ですが、その「主権に関する異論」を認めないのが中国共産党でした。

すべてのことが中国共産党の思い通りになると信じている「違法国家」中国を、世界中の国が一致団結して経済制裁しなければならないようです。 


近平政権に打撃も、国際仲裁裁の判断12日に

7月12日、来週の火曜日には、南シナ海の中国による領有権主張を巡り、仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が国連海洋法条約に基づいて判断を出す予定だ。:ニュースソクラ 2016年7月8日

中国の行動は、北朝鮮の行動から、十分に予想できるところですね。とにかく自分の意見が認められないと、だだをこねてどんどん孤立化を進めるのでした。

もちろん包囲網を分断しようとする行動に出ます。よって中国は、一旦は見放した北朝鮮を、再び「狡猾に利用し始める」はずです。

なにしろ国境を接していますから、国連決議に反してこっそり北朝鮮と取引することは、偽造・偽装が得意な中国として、何でもないことなんですね。

アメリカやフィリピンやインドネシアも敵に回してまで「主権を主張する中国」に、微塵の正統性さえ、ありません。

一方、中国と国境を接し、経済的に威嚇されたとみられる韓国やベトナムは、明確に反対できません。

そして中国共産党は、多国間の裁判ではなく、あくまでも当事者間での協議を主張するという「ど厚かましさ」を表明しています。

既に失敗した6カ国協議〔6者会合・6者協議〕に見られる通り

  • 独裁政権は、多国間交渉を好まない
  • 独裁政権は、威嚇と笑顔が通じる2カ国間交渉を好む

そういうものなのです。 


中国軍の艦艇が尖閣諸島沖の接続水域などを航行したことへの県の対応について

(謝花知事公室長)沖縄は中国との長い交流の歴史をもっている。沖縄県ならではの方法で交流を推進することで日中関係の改善に努めたい。:沖縄県議会で NHK総合 2016/07/05

そうです

「経済交流」にマイナスがあってはならないとし、沖縄は決して中国の横暴に触れようとはしません。この点で、沖縄は韓国そっくりですね。

それもそのはず中国は、中国朝鮮省を前提としているように、琉球も中国の領土だと信じ込んでいるようですし、沖縄もまたそうありたいと願っているようにさえ思われます。

中国琉球省になってしまえば、今のように「米軍基地を県外・国外へ」と自由に発言していた時代が「なつかしくなる」ような中国人民解放軍が点在する独裁支配下となり、「中国軍基地を省外・国外へ」などと主張すれば、直ぐに逮捕・投獄・処刑されることでしょう。そうなれば、もちろん沖縄の自然などあり得ませんね。社会は荒れ、人口が減り、海南島と何ら変りのない島になってしまうことでしょう。

いまでも遅くはありません。沖縄は中国の横暴について、一言でもいいから、何かを述べるべきです。このままでは、韓国と似ているくらいで済んだのが、韓国のほうが一枚上手になりそうです。

中国の海南島については、次で詳細に触れました。 


1935年10月、台湾総督は、日本統治下の台湾がなしとげた近代化の成果を世界に知らしめるために「台湾統治40年記念大博覧会」を開催したが、これはそのユニークさにおいて空前絶後のものであったと評されている。 

博覧会は、中華民国の国民党政府をはじめ世界の注目を集め最大級の賛辞を受けた。事実、日本統治期に台湾が成就した「植民地近代化」の遺産は、1950年代、60年代まで台湾の経済発展に影響を与えたことは否定できない。もちろん日本帝国が台湾の近代化を実施したことが、当時の日本の資本主義発展という目的から発しているという点には疑問の余地がない。 

だがかりに台湾がそのような歴史を経験しなかったならば、こんにちの台湾と中国の統治下の海南島のあいだには、なんら異なるところはなかったのである。:P.89-96 〔林呈蓉(リン・テイヨウ)教授の論文より〕 金完燮(キム・ワンソプ)「親日派のための弁明」扶桑社文庫2006/07/20第5刷発行 

台湾の人が 

「もし日本の台湾統治がなかったら、今の海南島と台湾には何らの違いも見られないだろう」としています。

中国の5大経済特区とは・・・・・・

  1. 香港近くの「深セン(しんせん)」
  2. マカオ近くの「珠海(しゅかい)」
  3. 厦門(アモイ)
  4. 汕頭(スワトー)
  5. 海南島・・・・・・ベトナム国境の島。駅前シャッター街か。

よって

もしも琉球が日本の沖縄県でなければ、琉球列島も海南島も何ら変わらない」となりそうです。

台湾と沖縄の民度の違いなんでしょうか。もちろんこの場合、沖縄より台湾の方が立派だ、という意味です。

それだけ中国の支配が

決定的な破壊をもたらす、という意味ですね。

なぜそれでも沖縄は、崩壊寸前の中国共産党の方向をむくのですか。

海南島事件というのがありました。

米国と中国の軍用機が衝突した事件でしたね。

また海南島については、以下をどうぞ。決してだまされませぬやうおねげーしますだ!

その1 その2 


さて日本時間の本日夕方から、オランダでは本日が始まります。フィリピンの提訴に関してどのような判決が出るか、楽しみにしたいと思います。

おおかたの予想は、中国の横暴を認めない判決だろうというものですが、その表現がどうなるか、ですね。   


洪水と日照り

2016年07月12日 05時23分09秒 | 科学(気象)

先日も2016年台風1号が台湾南部へと思ったら日本でも干ばつと豪雨の両方があり、ちょっと場所が違うだけで

  • 洪水・・・・・・豪雨の為、川の堤防が決壊し浸水被害
  • 干魃・・・・・・雨不足で、農産物が生育しない被害 

こういうのが同時に起るのが、近年?の特徴でしょうか。

江戸時代あたりでは普通だったのか、それとも、長いけれども定期的に起っていたことなのか。せいぜい100年程度の観測データだけからは、即断できません。

洪水の被害

2016年7月初旬、朝鮮半島で豪雨被害があり、南北境界近くの漢江(ハンガン)とその支流でのダム放流を巡って、南北両国がもめています。北朝鮮の韓国に対する水攻め、という人もいますし、確かにそういう一面もありました。

  • 50年以上の「休戦状態」にあり今なお激しく対立している両国ですから、北側が突然ダムを放流して相手に損害を与える行動は、十分に予想できます。
  • しかしなぜ、「話し合う」ことで事態を改善しようとは思わないのでしょうか。
  • これもやはり、「自分が一番正しくて、他は間違っている」という儒教の信念が、感情の赴くままに突っ走っているからでしょうか。
  • 「改善を認めない」という儒教精神が「話し合わせない」ので、当然行くつくべきは悲惨な暴力連鎖なのでしょうか。

その1 その2 

同じころ日本内では、台風が近かった八重山ではなく、九州などの西日本で大雨がありました。今回に限らず熊本では、4月の巨大地震に続いて大雨が降るなどの災害が続いています。

また昨年、ヨーロッパでも大雨被害が見られ、物資の運搬ができず人家が孤立しました。

干ばつの被害

一方では、雨が降らないため、農作物に深刻な影響を与えています。洪水も大変ですが、雨が降らないのも大変なことなんです。

その1 その2 

2016年の台風1号が八重山に接近した頃、東日本では梅雨が開けていない段階での節水騒ぎがあり、上記の如く西日本では大雨の被害がありました。

昨年、カナダやアメリカやロシアでも干ばつによる山火事がありました。人の力で鎮火させられないほどのやっかいな災害で、ひたすら逃げるしかなかったのです。


この、降水と干ばつという、2つの相反する事象が、ちょっと場所が違うだけで、同時に起るのが特徴でしょうか

昨年2015年9月鬼怒川で起った決壊事故をたいそう喜んだ韓国人が見られました。

  • これはネパールの地震救助に向かった韓国人宣教師グループが「ヒンドゥー教を信じているからこんな災害にあった」という趣旨のことを平気で述べたのと、同じ民族性をにじませています。 その1 その2 その3 
  • なぜ人の不幸を喜ぶのでしょうね。これはちょうどオウム真理教と同じで政府による洗脳の結果なのでしょうか、それとも自分の利益・勝利だけを強要したことから必然的に起った社会の歪みなんでしょうか。
  • どうやら、関東での大雨被害で発生した日本人の苦悩を喜ばないようでは、まともな韓国人とは言えないようです(笑)。 
  • そんなことをしていると韓国人たちは、永遠に世界中からバカにされ続けますよ。え? いくらバカにされても、それ以上にバカにすればいいんだ、ですか。そうですか、もしそうなら、やむを得ませんね、はい、お疲れさん!次のかた、どうぞ(笑)。

情けないことに、これが事実なんでしょうが、これも身から出た錆(さび)というべきで、韓国は永遠に中国の属国として同じような社会構造を維持するのでしょう。

これはほんの一部の韓国人だけだと思いたいものですが、・・・・・・あまりにもこの手の話が「多すぎる」ので、決して「一部」とは言えないように思われます。

今回の朝鮮半島の豪雨に対して、同じように喜ぶ日本人はいないでしょう。それが残念なことに韓国人と日本人の「民度の違い」としか言えません。 

もし韓国の自然災害を喜ぶ日本人がいたとすれば、それはかつての日本人の不幸を喜んだ韓国人のことを「憎たらしく」思っているほんの一部の日本人だけだと信じています。

しかし韓国人の「ひどい差別」がこれ以上続くと、これさえ自信がなくなります。

日本人のヘイトスピーチの多くは、このようにして生まれたようです。

 

 


今の野球

2016年07月11日 06時35分58秒 | スポーツ

2016年の7月予定されているのが

  • MLBオールスター戦〔日本時間 07/13 08:30- 〕 
  • NPBオールスター戦〔07/15(金)、07/15(土)〕 

試合数ですが

MLBは前から1戦だけでしたので、少ないかなと思っていました。しかしかつて日本では3戦もあり、さすがにダレてしまい、中間をとって今の2戦くらいがよろしいかと思います。

出場選手ですが

  • 普段の生中継が少なくなったので、この日に初めて知る選手もいて、それなりに意義のある日になっております。 
  • 今年2016年のMLBオールスター戦には、昨年同様、日本人は誰も出場せず、興ざめですね。

私個人の見解ですが

  • かつての鶴岡監督のセリフ「グランドにはゼニが落ちている」があり
  • 解像度がよくなったテレビのMLB生中継を見ていると、ツバを吐き捨てる選手が不潔にみえる
  • どうも引っかかってきます。ゼニが落ちているグランドにツバを吐く行為に違和感があるのですね(笑)。

MLBの多すぎる乱闘事件非協力的な姿勢などが原因となって野球がオリンピック試合から除外されましたが、バックボーム時の衝突ルールにより若干ですが乱闘は減るかも知れません。 


なお、女子ソフトボールのワールド・カップですが、こちらによれば
  • Bグループの日本は今(日本時間2016/07/11 6:12)のところ6連勝
  • Aグループでは、アメリカ(1軍)が6連勝、オーストラリアが6勝1敗
らしいですね。

さらに言えば、9月3日からは、韓国で女子野球WCがあるとのこと。

さて
  • サッカーユーロ・・・・・・ポルトガルの初優勝
  • ソフトボール2016WC日本優勝・・・・・・詳細は末尾に
  • ソフトボール2016世界選手権・・・・・・2016/07/15開始
  • リオ五輪
  • 女子野球
と、なかな忙しいこの夏ですが、こういったイベントでこの熱い夏を乗り切りたいものです!

追伸:
2016/07/10(日)の決勝戦(日本2-1アメリカ)、日本が優勝、3位はオーストラリアとのこと。出典はこちら(さっぱり報道されませんね)
 

 

中国に関する醜聞 117 ドイツが不信感を

2016年07月11日 05時56分07秒 | 海外

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。


どこかがおかしい最近のドイツ。

昨年2015年には、他の国に見られないほど移民・難民を積極的に受け入れたドイツですが、先が読めなかったのか、あるいは難民が多すぎたための視野狭窄症(しやきょうさくしょう)か、一転して難民受け入れの審査を厳しくし、一部では強制送還さえ始めたとのこと。これを当ブログで何回も指摘してきました。

今回はドイツの中国への対応が変わりつつある、というお話。

イギリスのEU離脱の根拠として「EUはドイツ帝国が支配している」というのがありますが、EU側は更なる離脱を出して分裂するのを回避しようと、必死で結束を訴えます。 


ドイツ南西部ラインラント・プファルツ州政府は6日、同州が保有するフランクフルト・ハーン空港の株式の82.5%を中国上海市のYiqian Trading Companyに売却すると発表した。:2016年6月8日

最初これを聞いたとき

金の使い道を知らない中国超富裕層の誤った投資ではないか、と思いました。

例によって

  • 別の国ではないかと思われるほどひどい経済格差がある中国ですから、13億人にあまねく分配されるべき富がほんの一部の人に渡ったため超富裕層が発生し、世界各地で爆買いが続いています。
  • 何度も言いますが、そんな資金は13億の国民にあまねく分配されるべきものだったのです。
  • 私は、中国企業が各国の企業や不動産を買収すればするほど「貧困にあえぐ10億人以上の中国人」を思い出してしまうのです。

ところが・・・・・・上記計画は、頓挫してしまったようなのです。 


この期限は29日朝、切れました。ハーン空港の売却が挫折する恐れがあります。

ラインラント=プファルツ州は6月初めにはまだ自信満々で中国の買い手を紹介していました。この買い手の信頼性に対する疑問が増えています。いくつもの企業が入っている上海の投資家のオフィスで見つかったのは、営業所ではなく、タイヤ業者でした。野党は解明を求めています。・・・・・・ 

ニューブルクリンク売却の際にもあやしげな投資会社にひっかりました。今度はハーン空港です。野党は「あやまちから何も学んでいない」と州政府を批判しています。:ZDF(ドイツ)NHKBS1 2016/06/30 


ウェブサイトすらなし!ドイツの空港を買収した中国企業の「異常さ」―独メディア 

2016年6月28日、独フランクフルト郊外のハーン空港を買収した中国の上海益謙貿易の「異常さ」が現地メディアで報じられている。:2016年06月29日 


どうやら

このドイツのフランクフルト・ハーン空港買収劇はうまくいかなかったようです。

なぜドイツ州政府がだまされたのかは、わかりませんが、商いの習慣の違いを見破れなかったのか、それとも「中国企業によるアドバルーン」に過ぎなかったのか。

ドイツの専門家が、中国企業およびその法定代理人を調べた結果、「信用できる」としていたようですが、何でも簡単に偽造する中国ですから、そんな証明書などあてにならないことを知らなかったのでしょう。

アメリカはすでに、中国の偽造や偽装で十分痛い目にあっておりますが、ドイツ企業にはまだ免疫がなかったとみえ、コロリと欺されたのでしょうか。ボチボチ目を覚したほうがよろしかろうと思います。 

ただし上記は例外で、中国企業による爆買いが終わる気配は、まだ見られません。 


中国企業によるドイツでの買収、勢い止まらず:wsj 2016年5月19日

中国美的のクーカ買収、自由貿易掲げる独首相のジレンマに:REUTERS ロイター 2016年05月20日 

いずれも

中国企業がドイツの産業ロボット会社を買収する提案をしたところでしょうが、こちらはドイツの先端技術が漏れてしまう恐れもあり、最近の中国での反中国意識の芽生えを考えると、うまくいかないのではないか、と愚考します。 

ただし、次のような意見があることを付け加えておかねばなりません。


ドイツも中国に見切り…不要論まで飛び出す強烈な手のひら返し:2016.01.27 北野幸伯『ロシア政治経済ジャーナル』

半年前の記事ですが、的を射ているように思います。

金を目的として近づいた人は、金がないとみるや去ってしまう、と格言にもあります。

アメリカを「裏切って」いち早くAIIBに参加したのが、今回EU離脱を表明したイギリスと、そしてドイツでしたが、ようやく中国の独善性に気がついたようです。

ひたすらEUの拡大のみを考えていたドイツは、東ヨーロッパやら中国しか眼中になかったのでしょう。

しかしドイツは

中国経済の減速やら、イギリスのEU離脱宣言に始まるEU分裂危機を前にして、ようやく足元を見始めたようです。私は予言者ではないので将来のことはまったくわかりませんが、ドイツが昨年2015年の中国軍事パレードに参加して、「中国の軍国主義と平和志向という偽善」を知って親中路線を再検討し始め、イギリスのEU離脱で「EU結束をより重要視」したため一挙に反中に転じたのではないか、そう見ることもできます。

ドイツやイギリスがアメリカを裏切って、中国に接近し始めたという人がいますが、私はそうではないと見ています。

今まで中国の領土拡大の脅威などなかった遠くの国でしたが、ようやく「そうではなかった」と理解し始めたのです。

中国の経済が減速し株式が暴落、不動産価格も下がっていることなどを総合的に判断して、ドイツは今回のロボット企業買収についても判断を下すことでしょう。どうなるかは私にもわかりません。 

さてさて、皆様はどう思われますか。 


豪雨

2016年07月10日 10時14分08秒 | 科学(気象)

2016年度の台風1号が

沖縄県の南方をかすめて台湾南部を横切り中国へ上陸しました。

台風1号は中国の華南に上陸した後、9日(土)午後9時、熱帯低気圧になりました。(2016年7月9日 22時15分)

と思っていると、2016年7月9日 06:41 には、和歌山県南紀白浜で、当地観測史上最大の1時間あたり降雨量97.5mmを記録したとのことです。

いままでは2006/09/07の60mmだそうですから、10年ぶりの記録更新でした。

確かに、こちらをみると、南紀白浜では、今月に入ってほとんど雨が降っていないのに2016/07/09突然の大雨になっているようです。

なおこの日、近くの潮岬でも、今月になって突然大雨が降っています。

台風1号が台湾付近にあった昨日でも

ここ石垣島では吹き返しの強い風が吹いていました。普通、台風は上陸すると急速に弱まるため、吹き返しが感じられないのですが、海上にある場合、ほとんど劣化しないため、より吹き返しが印象に残るのです。

 


EUの醜聞13 「うそ」と「辞任」

2016年07月10日 06時42分32秒 | 海外

EUに関しては

  1. 加盟国の財政問題
  2. 除名・離脱問題
  3. 域内の各国対立
  4. おしよせる難民問題
  5. テロ対策
  6. トルコその他の加盟問題
  7. イギリスの離脱、そして
  8. スペイン・ポルトガルの赤字問題

が新しく加わりました。


公約「うそ」認める幹部 「投票後悔」の声も

「離脱派のキャンペーンで起きた間違いの一つだ」。離脱派を引っ張ってきた一人、英国独立党(UKIP)のナイジェル・ファラージ党首が24日のテレビ番組であっさりと間違いを認めたのは、英国がEU加盟国として支払っている拠出金の額だ。:毎日新聞2016年6月27日 


EU離脱訴えたファラージ氏、英国独立党党首を辞任 

 6月の国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を訴えた英国独立党(UKIP)のファラージ党首(52)が4日、党首を辞任すると発表した。「英国をEUから離脱させるのが政治家としての目的だった。自分の役割は果たした」と説明している。欧州議員は辞職しないという。:朝日新聞デジタル 2016年7月4日 


流れをふり返ると、次のようになるでしょうか。

  1. イギリスの国民投票で、離脱派が勝利
  2. 残留を訴えていたキャメロンが首相辞任を表明
  3. 離脱を訴えていた独立党(2015年の総選挙ではかなりの得票率だったらしい)のファラージ党首が、国民投票前に表明した数値が誤っていたことを認めました。この「うそ」にだまされて離脱に投票した人から批判され、ファラージ党首が「離脱の目的を達した」として党首辞任を表明しています。これが「国民投票を再度実施すべきだ」とする人たちの一つの根拠になっているようです。
  4. つまりEU「残留か離脱」かを問う国民投票の結果、離脱・残留の双方のトップが、「それぞれ別の責任をとって」辞任することになります。
  5. 私は残留・離脱どちらの主張にも与(くみ)しませんが、ファラージが「離脱の目的を達した」からではなく「虚偽で扇動した責任をとって」党首を辞任する、と言うほうが正確だと思います。「離脱の目的を達した」とすることで投票前のうその数値を公表したことを隠蔽するとは、あまりにもお粗末ぢゃあ~りませんか。今の日本で言えば、なんの根拠も保証もない「ウソの公約」で当選して、「ウソを認め」辞任するのに等しく、残念ながら、党の信頼性がなくなりました。
  6. キャメロンの後任を決める保守党首の選挙に、前ロンドン市長が出馬しないと表明
  7. 先の国民投票で残留を支持したスコットランド自治政府首相のスタージョンがEU(ブリュッセル)へ出向いて「スコットランドは残留を支持した」と主張したらしいのですが、EUからは無視された模様。EUとしては、離脱交渉はあくまでもイギリス首相との交渉であり、まだイギリスの一部であるスコットランドとは交渉しないという意味でしょう。スコットランドが正式にイギリスから独立した後でないとEU加盟交渉には応じられないというのは、部外者から見ても妥当な姿勢です。
  8. 後任保守党首選挙結果は、現在国内の党員の投票の準備をしているらしく9月頃に判明するようですが、もっぱら女性のメイ内務大臣〔NHK 2016/07/06〕が新党首になり自動的に新首相になりそうだとのこと。メイはEU残留派に属していたけれども、首相になれば国民投票の結果を尊重して離脱交渉を進めていくとのことで、これまた妥当なところでしょう

今後のイギリスの見通しですが・・・・・・

  • スコットランドで、イギリスからの独立を求める住民投票が、またまた実施されるのかどうか。もし実施されるとするなら、その結果がどうなるか。イギリス全体のEU離脱決定(2016年6月23日)を決める2年ほど前に、スコットランドで住民投票(2014年9月18日)がありイギリス内に残留することを決めたばかりでした。
  • イギリス保守党の後継者は、上記ニュースのようにメイか。そしてメイが新しい首相になるのか。
  • また近い将来、イギリスの政権を、引き続いて保守党が担当するのか、それとも労働党が復活するのか。

そもそも

国民投票の結果、離脱派も残留派も、双方のリーダーが辞任して新しい顔ぶれになるわけであり、果たして「今回の国民投票に意味があったのか」が疑問として残ります。

EUの構造的な問題点を指摘しながらも残留を希望するというイギリス政権の意向でしたが、離脱派が国民投票でこの意志を否定し、イギリスは独立する(EUから離脱する)と決めたようです。

国際関係では次の3つがあろうかと思われます。

  • スコットランドが独立(イギリスから離脱)するのかどうか、そして単独でEUに加盟するのかどうか。
  • このイギリス離脱が、EUがかかえる難問にどう影響するか
  • 既に台湾では女性総統が誕生し、2ヶ月先に英国でメイ首相が、4ヶ月先に米国でクリントン大統領が、誕生するならば、女性3首脳が出そろう事になりますが、はたしてこれが吉と出るか凶と出るか・・・・・・(笑)。
  • 米大統領選挙で、かりに共和党のトランプが大統領になったとすれば、世界中で大混乱が起ると予想されます。それでもアメリカ国民は、国民の不満を吸収してくれそうではあるけれど外交に関して無知なトランプを選ぶのかどうか。同じく「だまされる」ならトランプもクリントンも変わらないのか

阿波おどり:

踊るあほうに見るあほう 同じあほなら 踊らにゃ損々

その1 その2

今年2016年の阿波踊り日程は8月12日(金)~15日(月)とのことで、オデジャネイロ(ブラジル)五輪 8月5日-21日の期間中です。五輪を一休みして踊りに熱狂する人がいるのかも(笑)。


プロ野球 異例!東京五輪全期間中断へ 球界挙げて全面協力:スポニチ 2016年6月7日

オリンピック期間中はプロ野球も中断するとしておりますが、これは4年後の東京オリンピック(2020/7/24-8/9)の話であり、ちょうど地球の裏側で実施され夜間に生中継される予定の リオ五輪 2016/08/05-21 の話ではございません!

しかし4年後とは言え、京都の祇園祭(多分2020/7/1-7/31か?)の後半に東京五輪が始まり、この期間中にプロ野球は休むし、五輪直後に阿波踊りがあるらしいなど、この年の夏は、忙しくなりそうですね。 


さてさて、皆様はイギリスの国民投票について、どう思われますか。


ロシアの醜聞22 ドーピングその後

2016年07月09日 02時08分59秒 | 海外

当ブログでは、5ヶ月前の記事ロシアの醜聞19 ドーピング〔2016/02/26〕

  • ロシア陸連会長らを永久追放
  • ロシアで開催する世界選手権のドーピング検査は国外で
  • ロシア反ドーピング機関(RUSADA)幹部カマエフの死去(2016/02/14)

を伝えましたが、続報があります。 


 ロシア反ドーピング機関元幹部死す 深まる謎、真相は

ロシア陸連、進まぬ改革 組織的ドーピング疑惑朝日新聞 2016年6月17日 

朝日新聞社は、中国に関してはまだまだ真実を取材して報道する姿勢が見られませんが、ロシアに関して、とくに薬物隠蔽に関しては長く取材を継続しており、かなり「成長」しました。 


ロシア反ドーピング元幹部、突然の死 告発本の出版、模索中に

朝日新聞 2016年6月18日

連日の「ご注進」でけっこうですね。 

何事も秘密裏に行動し、その秘密を握っている人間が「真実を明かにしよう」とすれば、この地球上のどこにいても見つけ出して密かに暗殺する、こう疑われてもやむを得ない伝統をもったロシア。

典型的な国家ぐるみの犯罪で、薬物事件もこれに類するものです。


ロシア陸上、リオ不可 国際陸連判断 個人出場は可能性

ロシアのプーチン大統領は17日、サンクトペテルブルクで「これはロシアだけの問題でなくスポーツ界全体の問題。政治化するのは大きな誤りだ」と話した。:朝日新聞 2016年6月18日

プーチンが「政治化するのは大きな誤りだ」としておりますが、「自らあらゆることを政治問題化」しておきながら平気でこう言えるのは、中国共産党とプーチンだけでした。

「ロシアだけの問題ではなくスポーツ界全体の問題」と一般化することでロシアの疑惑を「否定」できると考えているようですが、国家ぐるみで隠蔽工作をするのはソ連時代からの伝統なので、ロシアになったからと言って、そう簡単には「否定」できません!  


ロシア陸連の資格停止継続を全会一致で決定 五輪参加は原則不可能 露「極めて失望した」:産経新聞 2016.6.18

ロシア陸連のみが五輪参加不可能になっただけでも「しあわせ」と考えましょう。なぜなら、ほかの競技には参加できるのですし、その上、陸上競技でも「潔白な人は個人参加」できる道が開かれているのですから(笑)。


ロシア陸上 薬物内部告発の選手にリオ五輪への道

NHK 2016年7月1日←リンク切れ

どうやらロシアは、リオ五輪をボイコットしない方針のようです。

経済制裁されるやら、原油価格暴落で経済が麻痺しているときに、自らボイコットすることはできなかったのでしょう。


思い出せば

  • 1979年12月にソ連アフガニスタンへ武力侵攻したため、翌年1980年夏のモスクワ五輪ボイコットする国が出ました。
  • 1983年10月にはカリブ海でクーデターが起り、上記ボイコットに対する報復のようなソ連の関与も指摘され、共産化を恐れた近くのアメリカなどがグレナダへ武力侵攻したため、翌年1984年夏の米ロサンゼルス五輪ボイコットする国が出ました。
  • 2014年2月のソチ冬季五輪の場合は、これが終了直後ロシアがウクライナ領クリミア半島へ武力侵攻したため事前のボイコットはありませんでした。しかしロシアに対する経済制裁が実施され、2年後の今2016年でもこの制裁が続いております。ただしあと1ヶ月にせまった2016年リオ五輪をボイコットする国はまだ現われていないようです。開催国ブラジルが直接関係していないからでした。
  • この順番だと、次はアメリカがどこかに武力侵攻することになりますが・・・・・・、それはどこか。30年後だとすると、トランプやクリントンではなさそうですが。 

ブラジルでは

  • オリンピックどころではないというほど大変な経済状況で
  • 財政的な理由で警備に手が回らないようで、イスラム過激派による大規模なテロが心配
  • 一方、競技設備の不備も心配されていて
  • 交通手段に関しても不安材料があるとのこと
さてあと1ヶ月後のオリンピックは、どうなるのでしょうか。

ロシアのドーピング問題から、始まろうとしているリオデジャネイロ(ブラジル)五輪にも話が飛んでしまいました。いろいろな問題があるでしょうが、2016年8月のオリンピックでは、事件・事故がなく進むことを期待しております。

韓国の醜聞117 不正

2016年07月08日 10時46分55秒 | アジア

不正」なら、どこでも無数にありそうですね。

韓国に限れば、もう国の全体が不正だらけ・・・・・・。

しかし「だましたほうが賢く、だまされたほうがバカ」という韓国の社会通念がある限り、この状況は変わりそうにありません。

ロシアは国家ぐるみで薬物を隠蔽していますが、韓国でも儒教の影響で官僚組織が腐敗しきっていて、決して負けてはいません(笑)。


韓国海軍でまた不正、潜水艦にさらなる欠陥が発覚!=韓国ネット「金正恩になめられるのもわかる」「これじゃ絶対に日本に追いつけない」

2015年6月17日、韓国のテレビ局SBSによると、韓国防衛事業庁が新型潜水艦の導入事業で、試運転もなく潜水艦を導入していたことが明らかになった。:Record China 2015年6月19日

1年も前の話ですが、こういうのがきっかけで「不正」がなくなればいいのですが、メディアも深く追求せずに不正を温存させるため、いつまでも不正を「再び」繰り返す正調韓国節。

旧両班が牛耳る欺瞞社会に幸(さち)あれと祈らずにはいられません。←祈るだけでして、「不正」があってもすぐに「忘却とは忘れ去ることなり」とする社会に「幸(さち)」などあり得ないとは思いますが! 


なぜ、韓国には公共精神が育たなかったのか? 

李氏朝鮮は、・・・・・・政治とは党派を組んで、相手を蹴落とすことでしかなかった。そこでいつ、どのように力関係が変わって、どんな憂き目に遭うか分からなかったから、人々は自分だけが栄えればよいと思うようになった。このような環境のもとでは、公共精神が育ちようがなかった。

法が軽んじられ、勝つことが正義となった。・・・・・・人々が不正蓄財や、賄賂のやり取りに長けるようになった。李氏朝鮮は500年を通じて、腐敗社会の種を全国にわたって撒く一方、党派抗争の犠牲や、搾取と収奪の対象にしかされなかった民衆の血を肥しとして、歪みきった社会を作り上げたのだった。・・・・・・ 

腐敗は生きるための知恵として、社会の隅々まで浸透するようになっている。そのために、韓国のマスコミまでが、自国のことを「腐敗共和国」だと呼んで、自嘲しているのである。 

他の先進諸国では、親が子供たちに「よい子になりなさい」とか、「よい市民になりなさい」と言い聞かせるというのに、韓国の子供たちは、幼い時から「負けるな。出世しろ」と言われて育つ。これでは利己的で、反社会的な人間として成長せざるをえない・・・・・・ 

日帝時代が朝鮮半島の近代化をもたらすのに当たって、それなりに貢献した事実に目をふさいだまま、北朝鮮がこの過去5年だけをとっても数百万人の人民を餓死させながら、唯一思想を称えて、まったく顧ることがない現状に、朝鮮半島における論理逆転の伝統が、いまだに厳存しているという事実が示されている。:P.160-163 崔基鎬(チェ・ケイホ)「韓国堕落の2000年史」祥伝社黄金文庫


韓国のポスコ、新日鉄住金に和解金300億円支払い 【技術流出訴訟】

大手鉄鋼メーカー「新日鉄住金」は9月30日、高級鋼板の製造技術を不正取得したとして、韓国鉄鋼大手ポスコなどに損害賠償などを求めた訴訟で、ポスコから300億円の支払いを受けることで和解したと発表した。時事ドットコムなどが報じた。

ポスコに製造技術を渡したとされる新日本製鉄(当時)の元従業員に対する訴訟は継続する。新日鉄は2012年4月、発電所の変圧器などに使われる「方向性電磁鋼板」の製造技術を不正に取得されたとして、日米で訴訟を提起。東京地裁では約1000億円の損害賠償を求めていた。ポスコは同年7月、韓国で新日鉄を提訴した。時事ドットコム:2015/09/30

韓国企業も負けずに古い話をほじくり返して訴訟していますが、日本企業も近年の製造技術で「パクリ天国」から賠償金をせしめているようですね。

なんとか「ごまかして」でも不正を達成しようとするのが韓国企業の矜恃(きょうじ)らしい・・・・・・。 


全斗煥氏一族の隠し財産、返還で米韓合意 元韓国大統領

米韓両国は、全斗煥(チョンドゥファン)元韓国大統領の一族が米国に隠した財産約113万ドル(約1億4千万円)を韓国に返還することで合意した。韓国法務省が10日、発表した。同省は「韓国高官が海外に隠した不正な財産を取り戻した歴史的な事例」と自賛した。・・・・・・

米国側は14年、全氏の次男がロサンゼルスの自宅を売却した代金72万ドルや、次男の妻名義の50万ドル相当の債券などを凍結。ワシントンで9日午前(日本時間10日未明)に行われた米韓法務相会談で、没収した財産を韓国政府に返還することで合意した。

韓国法務省は発表資料で「不法な財産、腐敗した財産は世界のどこに隠しても、必ず見つけ出される」と強調した。(ソウル=牧野愛博)朝日新聞デジタル 2015年11月10日 


全斗煥元大統領の次男と義弟、罰金納付できず労役場留置

全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領(85)の次男・在庸(ジェヨン)氏(52)と、妻の弟イ・チャンソク氏(65)が、脱税行為でそれぞれ40億ウォン(約3億5600万円)の罰金刑を言い渡されながら、その一部しか納付しなかったため、労役場に留置された。労役場留置とは、身柄を拘束された状態で、支払えなかった罰金の額に見合った労役に従事する制度だ。:朝鮮日報日本語版  2016/07/02

関係していると思われるので、並べてみました。半年前とつい先日のニュースです。

元大統領の全斗煥は在任時代の言動で死刑を宣告されるも、その後特赦されています。しかしその息子が、まだまだ頑張って不正を働いていたとは知りませんでした。

前の大統領李明博の親族・関係者も捜査対象になるなど、韓国の歴代大統領経験者にはろくなことがなく、現在の大統領朴槿恵〔2013/02-2018/02 任期は5年で再任不可〕が、例外になるのか、ならないのか、誰もわかりません。いつも現在の大統領は例外になるだろうと思われていますが、退任後いつも捜査対象になるんですね。

韓国には

「大統領に巨大な権限を与えないとまとめきれない」ほど激しいけんか腰の対立があるのでしょうが、それが原因で退任後に捜査対象になるとは、身から出た錆(さび)とはいえ、残酷なものです。

韓国ではぜひとも法治国家を目指し、あいまいな法律を改定し、越権行為を許さない法治システムが必要。そして大統領職退任後の逮捕をもっと減らさねばなりません。

大統領の越権行為を法的に防げないまま、大統領退任後の捜査・逮捕が慣例になってしまっているとは、「国家ごっこ」のレベルを越えていないようです。

この国には、やるべきことが山積しているように思いますが、だれも着手しようとはせずに、問題を先延ばしにし、延々と腐敗を続けていて、いつの時代でも大統領が退任後に、捜査対象になってしまうのでした。

中国と同じで韓国では、同じ犯罪を犯しても、主流派に属していれば、万事めでたくもみ消されるようですが、そうでないと捜査対象になってしまうらしい。

このため

  • 韓国では大統領が代わるごとに前大統領を捜査・逮捕し
  • 中国では政権が崩壊すると前の政権中枢部を全員抹殺する伝統があるらしく、よって「今の中国共産党は絶対に譲れるはずがなく、弾圧を繰り返してでも政権を維持しようとする」

のでした。

しかし韓国全斗煥の次男は

普段は平気で言論を弾圧しながら、妙なところで「人権意識」を持ち出す韓国司法制度のおかげもあり、結局労役場留置とは言いながら、何もすることなく無駄に時間を費やすだけで刑期が終わり

無事一件落着になるのでしょうか。いつまで経っても「法治国家」になれないゆえんです。


ロッテ、韓国の強制捜査で窮地に その知られざる政権癒着の歴史 

日本と韓国で製菓事業などを展開するロッテグループは、母体となる日本のロッテ製菓(1948年設立)から68年、1967年の韓国進出から49年になる。韓国ロッテは韓国の財閥序列の5位となり、目覚ましい成長をとげてきた。

2015年は約81兆ウォン(約7兆300億円)の売上高を記録するなど、日本のロッテをはるかにしのぐ巨大財閥だ。しかし今、後継争いに加え、不正疑惑で検察の捜査を受けるなど危機に瀕している。:The Huffington Post 2016年06月28日

NHKのニュースを見ていると、韓国では今、洪水とロッテ捜査が一番の話題になっているような気がします。

日本でもお馴染みのロッテは、本国の韓国を凌ぐ勢いでしたが、近年では本国の方が巨大企業になっていたようです。ただし例によって、政権に接近することで得られた特権的な、場合によっては「不正」な、利益があったに違いなく、それが捜査対象になっていたのでしょう。

プロ野球の千葉ロッテも、ずっと長く2位を続けていましたが、先日日本ハムに明け渡し、3位に転落したようです。2016年はロッテにとって転落の年だったのかも知れません。←再び2位に返り咲いたとも伝えられます。

  • そういえば昨年2015年、千葉ロッテの押えである(うち)がソフトバンクの内川(うちかわ)にサヨナラヒットを打たれたことがありましたね。
  • ロッテで、大谷智久投手を連想するなら、どうしても北海道の大谷翔平を思い出してしまい、今年2016年06月05日に達成した日本記録時速163kmが俄然光ってきます。
  • 大谷翔平(おおたに しょうへい)は毎週日曜日登板するようで、いつも生中継があるとは限りませんが、あればできるだけ見るようにしています。近く実施される2016年7月15日-16日のオールスター戦で「二刀流:先発1番打者」などが最高の話題になるでしょう。←この項、題名にまったく関係がなくなってしまい、まことにもうしわけごぜーませんだ(笑)。

引用記事は、ロッテの不祥事を伝えながらも、韓国の歴史を詳しくのべており、なかなか貴重です。 


最近、潘総長は、モロッコが実効統治している西サハラ地域でモロッコと対立する武装組織に肩入れをする言動をとり、モロッコ政府の反発を招いた。そうした言動をはじめとする潘総長の数々の失敗を明らかにした記事が「ウォール・ストリート・ジャーナル」に大きく掲載された。日本に対して公正さを欠く言動をとってきた潘総長は、国際的にも悪評のようである。 

■潘総長が重ねてきたいくつもの失敗 

 ウォール・ストリート・ジャーナル(3月21日付)は、「国連の軽率なリーダーがモロッコでまたまたやらかす」という見出しの寄稿記事を掲載した。副見出しは「潘基文は分離主義の反乱勢力を激励し、国連憲章をまたも裏切った」とあり、潘総長を厳しく非難する記事だった。 

記事の筆者は米国主体の外交政策機関「大西洋評議会」の役員で、モロッコの雑誌発行者のアハメド・チャライ氏である。チャライ氏はこの記事で、潘総長は「国連の低い基準でみても非常に無能で不正に満ちた時代を画した」と断じる。そして、潘総長は2006年に現職に就いてから、制度的にも個人的にもいくつもの失敗を重ねてきたと評した。:古森 義久 JBpress 2016年3月26日 

韓国出身の

潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の無能ぶりを伝えています。官僚タイプで何もしない特技をもっているようですが、時代がそういう人を欲していたのかも知れません。

前国連事務総長は、ガーナ出身のアナン〔1938- (国連事務総長在任1997/01-2006/12)〕で、アメリカを大いに批判していましたが、自らの不正疑惑も指摘されました。よって後任としては、何もしない人が望まれたのでしょう。

ただし人は勘違いしやすいもので

潘基文(パン・ギムン)も随所で「勘違い」しています。

何もしない人こそ、「何もないことは周囲が立派だと思っている証拠だ」と勘違いするのであって、まさか「周辺の人がバカにしている」からだとは露も思いません。 

何かをすれば必ず反発があるもので、むしろそのほうが業績につながりやすいものです。

何もしないのが「業績」だとするのは腐敗官僚特有の考え方であり、これを大いに嫌ったのが、

  • 英国民がEU離脱を選んだ(EU官僚の支配を感じた)
  • アメリカでのトランプ旋風(既存政治家の腐敗を嫌った)
  • EUが分裂の危機に瀕している(大きくなりすぎ官僚化した)

ことの根拠なんでしょう。


もちろんこれらは、日本人が韓国に関して勘違いすることが多く、韓国が一刻も早く「マトモ」な国になって欲しいから指摘していることであり、その他の意図がないことを申し上げておかねばなりません(笑)。


橋本主義は「ファシズム」か

2016年07月08日 05時49分19秒 | 社会

ファシズム」とは

ラテン語に語源があるらしく、結束主義束桿(そっかん)主義などと訳されているようです。

わかりやすく言えば、「そうだそうだ」と大衆を「束(たば)ね」る扇動のことなんでしょう。

外部から見るとき、ファシズムは「異論を認めない論調」に見えることから、現代で言えば、言論の自由・反論を許さない

  • 中国共産党の論調
  • 北朝鮮の論調
  • 韓国の論調
  • ロシアの論調
などが該当すると思われます。それほど多様な「ファシズムの定義」なんですね(笑)。

今の日本では、せいぜい4~5年に1回程度の「選挙」があるので、それまでに否定されてしまうことが多く、なかなかご期待に添うほどの「ファシズム」が育ちません。この言葉を、皆様が好き勝手に、自由に定義して、使っているからでしょうか。

そこで、あえて身近なところで使われる「ファシズム」を探してみましょうか。
  • 珍しくもない「かかあ天下」という名の「ファシズム」
  • どこかのワンマン会社に見られる恐怖の「ファシズム」
  • 一時期、大阪地域で見られた橋本主義「ハシモトイズム
  • そして橋本主義(ハシズム)を「ファシズム」と切り捨てる古典的な「ファシズム」 ←ここで笑わないと、このあと笑うところがありませんよ!
  • 軍国主義者たちの棲息する巨大与党が危うい「ファシズム」なのか、それとも、中国べったら漬けの野党こそが「ファシズム」なのか、いったいどっちが「ファシズム」なんぢゃ?
  • 左を見ても右を見ても「ファシズム」だらけ、世間は真っ暗やみぢゃござんせんか(笑)。
ただし留意すべき事があります。
  • ファシズムを揶揄するのは、ファシズム的な発想でファシズムを指摘すればよく、実に簡単なのです。現象を語るだけで根拠が薄弱ですから、注意しなければなりません。
  • これはまるで、腐敗をなくすのに腐敗を利用する」中国共産党そっくりですね。
  • ↑ 言い替えれば「腐敗を使わなければ、腐敗をなくせない」、「腐敗だけが頼りで、当面、これでもって腐敗を根絶するしかない」という「誰も信用できない状態」のことです。その当面が、やがて50年~100年になるわけで、永遠に腐敗と格闘しなければなならい社会だと言えます(笑)。
日本の野鳥界を席巻(セッケン)している黒い魔術師「カラス」ですが
さてさて、皆様はどう思われますか。

スポーツでの不正

2016年07月07日 03時50分20秒 | スポーツ

スポーツでも、いやなニュースを聞きます。

あらゆる手段を駆使する不正行為の魅力とは何か。

その分野が注目されればされるほど、「金になる」とみた人が「不正行為」で金を稼ぐのです。

人は「金」の魅力に取り憑かれると、何をするかわからないもので、自分の利益もさることながら、「人に喜ばれる」ほうが世の中の役に立つと考え始めると「金や名誉が何よりも大切に見えてくる」のでしょう。

個人用の道具を使う競技

ラケット

卓球テニスで見られます。どうすれば、ますます巧妙になりつつある不正を見抜くことができるのでしょうか。

育ててくれた恩返しという口実で、組織の陰謀に荷担する人があとをたちません。ぎりぎりの勝負の世界では、ほんのちょっとしたことが勝ちにつながるので、ルールの不備を突いた不正が続き、本人の「否定」を上回る証拠集めには莫大な摘発費用がかかるためもあって絶滅しないようです。

バット

野球では、圧縮バットで遠くへ飛ばす手法がありました。抜き打ち検査しなければならないようです。ボールもそうですね。

薬物使用・筋肉増強

特に重量挙げ・陸上競技・野球などで頻発しました。

筋肉増強の効果はあるものの、副作用も避けられなかったようで、かつては素人でも「顔がぷっくりふくらんだ人は怪しい」と直感できたものです。

最近では、「薬物の使用痕跡を消し去る薬物」も使われているようで、中国共産党の「不正を使っての不正一掃」手法を思い出させます。

また自分の血液を大量に保存しておいてから薬物を摂取し、競技会直前に自分の血液を元に戻す手法にも、目をひからせなければなりません。

まさに最新科学を使って、見抜くか、ごまかすか、という勝負なんですね。

審判の目をごまかす

これはレスリング・柔道・サッカー・野球など、審判が重要な役割を果たす競技において、特に顕著です。

サッカーでのイエローカードやレッドカードなどは文字通り恣意的に発行されているようにみえ、これで勝敗が決まるようにも思われます。

  • 中南米では、審判の目をごまかすのもテクニックの一つとされているようで、倒れて痛がるようにみえるのですが、スロー再生すると、異なる部分を痛がるという演出がバレてしまうことも。
  • よってできるだけ具体的にある部分を痛がる演技を避けながら倒れ込んでファイルを誘うテクニックが要求されますが、審判の目をごまかそうとした「シミュレーション」だと判定される恐れがあり、虚々実々の争いです。

こんな程度のサッカーなら、見る価値がありませんね。

外部の環境の不正操作

室内バドミントンでは、多くの証言から、エアコンの風をオンオフして自国が有利にする不正があったようです。

追い風で敵のシャトルが枠外に出るのを見送ることがどれほど多かったのかという証拠集めも必要になるでしょう。

とにかくそういう疑惑のある国での開催なら、パクリ・不正で知られていても、普段以上に不正監視を強化しなければなりません。

屋外で行なわれる短距離競走やスキージャンプでは、風力や風向の影響が加味されるようですが、実内競技でしかも場所が定期的に相互に代わるからといって、決して油断することはできません。軽いシャトルですから、たとえ人間にとって快適なエアコンの風ではあっても、100m競走より大きく反応するかも知れません。

主催者は「自動でエアコンの風をオンオフできる技術はない」で言い逃れられると思っているようですが、まったく逆で、「恣意的に手動でオンオフしているのではないか」、という疑惑なのです。調査する」ではなく「直ちに否定する」姿勢がいかにも全体主義国家特有の本末転倒に見えてきて、実におろかなものですね(笑)。

さらに、「調査する」という姿勢を見せたとしても、「何をどう調査したか」を監視し続けなければ、「調査する」だけの官僚的言葉だけに終わってしまい、不正は依然として闇の中に埋もれてしまいます。

  • 不正を糾明しようとすると、その法的根拠の抜け穴を探し、担当者(捜査員)の素性を調べて「威嚇・脅迫」に至るのが、隠蔽工作のごく一般的な姿です。
  • また「捜査員を装って隠蔽に荷担する人たち」にも留意しましょう。
  • 不正は、このような人たちによってしっかりと守られている」のであって、国家ぐるみでの薬物隠蔽工作は無数にある隠蔽事象の単なる一例に過ぎない、のでした。

これによって、比較的透明性の高い国の多くが、中国主導のAIIBに参加した理由がみえてきませんか。より不透明な国と関わり合いを持ち続けることが、自国の透明性を際立たせることにつながる、と見ておくのがよろしいかと思います。

八百長

相撲・サッカー・野球などで見られました。これは個人競技でも団体競技でもあり得ることです。

記憶が薄れかかっていますが、相撲界でも、「八百長」「暴力」「薬物」「賭博」のどれかを調べようとしたのが、「運良く」別のどれかの発覚につながったことがありましたね。

選手それぞれでルールが違う

これは野球のストライク・ボールの判定でしか見られない不思議なルール。審判によって全く異なる結果をもたらすこの判定を電子化しないと、大味な野球のままでしょう。

せめて打者個人の身長には関係がないはずの「横方向だけのストライク・ボール判定」だけでもいいから、自動化を始めませんか。

MLBでは、アウト・セーフの判定・ホームランの判定などで、ビデオカメラ判定されますが、ただ本部の指令をヘッドフォンで待つだけの審判団の姿には違和感があります。試合を一旦中断してビデオ判定をするのは、時間短縮の原則に反することとなりました。

またこれは、大相撲で相当前から行なわれていた「ものいい」とビデオ判定を思い出させます。 


来月2016/08/05から始まる

リオデジャネイロ(ブラジル)五輪では、野球などの試合はありませんが、それでも裏方の不正監視人が、「不正・八百長がないかどうか」静かに見守っております。

上位に入れば驚愕のCM代金になるという、「甘い世界から不正を一掃できる」のは、いつのことなんでしょう。


将棋棋戦「王位戦」

2016年07月07日 02時11分02秒 | 将棋

今年2016年春の佐藤天彦名人誕生に涌く将棋界ですが、現在(2016/07/06)のところ7大タイトル分布は

  • 羽生善治・・・・・・王位・王座・棋聖
  • 渡辺明 ・・・・・・竜王・棋王
  • 郷田真隆・・・・・・王将
  • 佐藤天彦・・・・・・名人

いずれも、賞金額や、歴史に関係なく、タイトルの多さ・決定時期、の昇順に並べた結果です。

驚くのは

40歳を越えた羽生善治〔1970- 〕が、まだ先頭を走っており、1986年のプロデビューから30年にもわたり七冠王独占時代も含め大活躍してきたのは、特筆すべきことだと思います。

しかし羽生は今年2016年度

  • 今年2016年の春には、佐藤天彦〔1988- 〕に1勝4敗で名人位のタイトルを奪取されました。
  • 2016/07/13には棋聖戦5番勝負第4局目が予定されていて、現在、挑戦者である永瀬拓矢〔1992- 〕が羽生棋聖を2勝1敗としているため、永瀬棋聖が誕生する可能性もあるのです。 
  • また昨日2016/07/06の王位戦7番勝負第1局があり、羽生王位は挑戦者の木村一基に敗れました。
そろそろ世代が変わり始めたのかどうか、注目すべき年になったようです。