本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。
ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。
いつまで中国は、唯我独尊を続けるのでしょうか。
中国共産党は
国内の諸民族が分離独立することを極端に恐れています。これは、ロシア連邦からの離脱を絶対に認めないという論理と共通しています。
その根拠として、「中国が世界の中心だ」という洗脳のもと、諸民族が世界の一員であるならば、中国からの離脱などあり得ない、このように分離独立をさせないように誘導してきたように思われます。実際には「中国が世界の中心」ということはあり得ないことなので、成り立つはずがありませんね。
南沙諸島の埋め立ては、中国の主権の及ぶ範囲内のことであり、とやかく言われる筋合いのものではない、と考え、やがて「ハワイは中国固有の領土だ」と言い始め、ついには「月は神聖にしておかすへからさる中国固有の領土である」と言い始めるに相違ありません。このような落語のようにおもしろい国家は、一刻も早く経済制裁するしかないでしょう。
本日 2016/07/12 にはフィリピンが提訴した中国の違法性についての仲裁裁判所の判決が出ることになっています。
しかし上記理由で、中国は裁判を認めておらず、いかなる判決にも従わないと、豪語しております。
つまり
「主権」に関して異なる見解があるために生まれたのが仲裁裁判所ですが、その「主権に関する異論」を認めないのが中国共産党でした。
すべてのことが中国共産党の思い通りになると信じている「違法国家」中国を、世界中の国が一致団結して経済制裁しなければならないようです。
近平政権に打撃も、国際仲裁裁の判断12日に
7月12日、来週の火曜日には、南シナ海の中国による領有権主張を巡り、仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が国連海洋法条約に基づいて判断を出す予定だ。:ニュースソクラ 2016年7月8日
中国の行動は、北朝鮮の行動から、十分に予想できるところですね。とにかく自分の意見が認められないと、だだをこねてどんどん孤立化を進めるのでした。
もちろん包囲網を分断しようとする行動に出ます。よって中国は、一旦は見放した北朝鮮を、再び「狡猾に利用し始める」はずです。
なにしろ国境を接していますから、国連決議に反してこっそり北朝鮮と取引することは、偽造・偽装が得意な中国として、何でもないことなんですね。
アメリカやフィリピンやインドネシアも敵に回してまで「主権を主張する中国」に、微塵の正統性さえ、ありません。
一方、中国と国境を接し、経済的に威嚇されたとみられる韓国やベトナムは、明確に反対できません。
そして中国共産党は、多国間の裁判ではなく、あくまでも当事者間での協議を主張するという「ど厚かましさ」を表明しています。
既に失敗した6カ国協議〔6者会合・6者協議〕に見られる通り
- 独裁政権は、多国間交渉を好まない
- 独裁政権は、威嚇と笑顔が通じる2カ国間交渉を好む
そういうものなのです。
中国軍の艦艇が尖閣諸島沖の接続水域などを航行したことへの県の対応について
(謝花知事公室長)沖縄は中国との長い交流の歴史をもっている。沖縄県ならではの方法で交流を推進することで日中関係の改善に努めたい。:沖縄県議会で NHK総合 2016/07/05
そうです
「経済交流」にマイナスがあってはならないとし、沖縄は決して中国の横暴に触れようとはしません。この点で、沖縄は韓国そっくりですね。
それもそのはず中国は、中国朝鮮省を前提としているように、琉球も中国の領土だと信じ込んでいるようですし、沖縄もまたそうありたいと願っているようにさえ思われます。
中国琉球省になってしまえば、今のように「米軍基地を県外・国外へ」と自由に発言していた時代が「なつかしくなる」ような中国人民解放軍が点在する独裁支配下となり、「中国軍基地を省外・国外へ」などと主張すれば、直ぐに逮捕・投獄・処刑されることでしょう。そうなれば、もちろん沖縄の自然などあり得ませんね。社会は荒れ、人口が減り、海南島と何ら変りのない島になってしまうことでしょう。
いまでも遅くはありません。沖縄は中国の横暴について、一言でもいいから、何かを述べるべきです。このままでは、韓国と似ているくらいで済んだのが、韓国のほうが一枚上手になりそうです。
中国の海南島については、次で詳細に触れました。
1935年10月、台湾総督は、日本統治下の台湾がなしとげた近代化の成果を世界に知らしめるために「台湾統治40年記念大博覧会」を開催したが、これはそのユニークさにおいて空前絶後のものであったと評されている。
博覧会は、中華民国の国民党政府をはじめ世界の注目を集め最大級の賛辞を受けた。事実、日本統治期に台湾が成就した「植民地近代化」の遺産は、1950年代、60年代まで台湾の経済発展に影響を与えたことは否定できない。もちろん日本帝国が台湾の近代化を実施したことが、当時の日本の資本主義発展という目的から発しているという点には疑問の余地がない。
だがかりに台湾がそのような歴史を経験しなかったならば、こんにちの台湾と中国の統治下の海南島のあいだには、なんら異なるところはなかったのである。:P.89-96 〔林呈蓉(リン・テイヨウ)教授の論文より〕 金完燮(キム・ワンソプ)「親日派のための弁明」扶桑社文庫2006/07/20第5刷発行
台湾の人が
「もし日本の台湾統治がなかったら、今の海南島と台湾には何らの違いも見られないだろう」としています。
中国の5大経済特区とは・・・・・・
- 香港近くの「深セン(しんせん)」
- マカオ近くの「珠海(しゅかい)」
- 厦門(アモイ)
- 汕頭(スワトー)
- 海南島・・・・・・ベトナム国境の島。駅前シャッター街か。
よって
「もしも琉球が日本の沖縄県でなければ、琉球列島も海南島も何ら変わらない」となりそうです。
台湾と沖縄の民度の違いなんでしょうか。もちろんこの場合、沖縄より台湾の方が立派だ、という意味です。
それだけ中国の支配が
決定的な破壊をもたらす、という意味ですね。
なぜそれでも沖縄は、崩壊寸前の中国共産党の方向をむくのですか。
海南島事件というのがありました。
米国と中国の軍用機が衝突した事件でしたね。
また海南島については、以下をどうぞ。決してだまされませぬやうおねげーしますだ!
さて日本時間の本日夕方から、オランダでは本日が始まります。フィリピンの提訴に関してどのような判決が出るか、楽しみにしたいと思います。
おおかたの予想は、中国の横暴を認めない判決だろうというものですが、その表現がどうなるか、ですね。