カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

スポーツでの不正

2016年07月07日 03時50分20秒 | スポーツ

スポーツでも、いやなニュースを聞きます。

あらゆる手段を駆使する不正行為の魅力とは何か。

その分野が注目されればされるほど、「金になる」とみた人が「不正行為」で金を稼ぐのです。

人は「金」の魅力に取り憑かれると、何をするかわからないもので、自分の利益もさることながら、「人に喜ばれる」ほうが世の中の役に立つと考え始めると「金や名誉が何よりも大切に見えてくる」のでしょう。

個人用の道具を使う競技

ラケット

卓球テニスで見られます。どうすれば、ますます巧妙になりつつある不正を見抜くことができるのでしょうか。

育ててくれた恩返しという口実で、組織の陰謀に荷担する人があとをたちません。ぎりぎりの勝負の世界では、ほんのちょっとしたことが勝ちにつながるので、ルールの不備を突いた不正が続き、本人の「否定」を上回る証拠集めには莫大な摘発費用がかかるためもあって絶滅しないようです。

バット

野球では、圧縮バットで遠くへ飛ばす手法がありました。抜き打ち検査しなければならないようです。ボールもそうですね。

薬物使用・筋肉増強

特に重量挙げ・陸上競技・野球などで頻発しました。

筋肉増強の効果はあるものの、副作用も避けられなかったようで、かつては素人でも「顔がぷっくりふくらんだ人は怪しい」と直感できたものです。

最近では、「薬物の使用痕跡を消し去る薬物」も使われているようで、中国共産党の「不正を使っての不正一掃」手法を思い出させます。

また自分の血液を大量に保存しておいてから薬物を摂取し、競技会直前に自分の血液を元に戻す手法にも、目をひからせなければなりません。

まさに最新科学を使って、見抜くか、ごまかすか、という勝負なんですね。

審判の目をごまかす

これはレスリング・柔道・サッカー・野球など、審判が重要な役割を果たす競技において、特に顕著です。

サッカーでのイエローカードやレッドカードなどは文字通り恣意的に発行されているようにみえ、これで勝敗が決まるようにも思われます。

  • 中南米では、審判の目をごまかすのもテクニックの一つとされているようで、倒れて痛がるようにみえるのですが、スロー再生すると、異なる部分を痛がるという演出がバレてしまうことも。
  • よってできるだけ具体的にある部分を痛がる演技を避けながら倒れ込んでファイルを誘うテクニックが要求されますが、審判の目をごまかそうとした「シミュレーション」だと判定される恐れがあり、虚々実々の争いです。

こんな程度のサッカーなら、見る価値がありませんね。

外部の環境の不正操作

室内バドミントンでは、多くの証言から、エアコンの風をオンオフして自国が有利にする不正があったようです。

追い風で敵のシャトルが枠外に出るのを見送ることがどれほど多かったのかという証拠集めも必要になるでしょう。

とにかくそういう疑惑のある国での開催なら、パクリ・不正で知られていても、普段以上に不正監視を強化しなければなりません。

屋外で行なわれる短距離競走やスキージャンプでは、風力や風向の影響が加味されるようですが、実内競技でしかも場所が定期的に相互に代わるからといって、決して油断することはできません。軽いシャトルですから、たとえ人間にとって快適なエアコンの風ではあっても、100m競走より大きく反応するかも知れません。

主催者は「自動でエアコンの風をオンオフできる技術はない」で言い逃れられると思っているようですが、まったく逆で、「恣意的に手動でオンオフしているのではないか」、という疑惑なのです。調査する」ではなく「直ちに否定する」姿勢がいかにも全体主義国家特有の本末転倒に見えてきて、実におろかなものですね(笑)。

さらに、「調査する」という姿勢を見せたとしても、「何をどう調査したか」を監視し続けなければ、「調査する」だけの官僚的言葉だけに終わってしまい、不正は依然として闇の中に埋もれてしまいます。

  • 不正を糾明しようとすると、その法的根拠の抜け穴を探し、担当者(捜査員)の素性を調べて「威嚇・脅迫」に至るのが、隠蔽工作のごく一般的な姿です。
  • また「捜査員を装って隠蔽に荷担する人たち」にも留意しましょう。
  • 不正は、このような人たちによってしっかりと守られている」のであって、国家ぐるみでの薬物隠蔽工作は無数にある隠蔽事象の単なる一例に過ぎない、のでした。

これによって、比較的透明性の高い国の多くが、中国主導のAIIBに参加した理由がみえてきませんか。より不透明な国と関わり合いを持ち続けることが、自国の透明性を際立たせることにつながる、と見ておくのがよろしいかと思います。

八百長

相撲・サッカー・野球などで見られました。これは個人競技でも団体競技でもあり得ることです。

記憶が薄れかかっていますが、相撲界でも、「八百長」「暴力」「薬物」「賭博」のどれかを調べようとしたのが、「運良く」別のどれかの発覚につながったことがありましたね。

選手それぞれでルールが違う

これは野球のストライク・ボールの判定でしか見られない不思議なルール。審判によって全く異なる結果をもたらすこの判定を電子化しないと、大味な野球のままでしょう。

せめて打者個人の身長には関係がないはずの「横方向だけのストライク・ボール判定」だけでもいいから、自動化を始めませんか。

MLBでは、アウト・セーフの判定・ホームランの判定などで、ビデオカメラ判定されますが、ただ本部の指令をヘッドフォンで待つだけの審判団の姿には違和感があります。試合を一旦中断してビデオ判定をするのは、時間短縮の原則に反することとなりました。

またこれは、大相撲で相当前から行なわれていた「ものいい」とビデオ判定を思い出させます。 


来月2016/08/05から始まる

リオデジャネイロ(ブラジル)五輪では、野球などの試合はありませんが、それでも裏方の不正監視人が、「不正・八百長がないかどうか」静かに見守っております。

上位に入れば驚愕のCM代金になるという、「甘い世界から不正を一掃できる」のは、いつのことなんでしょう。


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