北朝鮮で、密かに、時には堂々と、行なわれてきた処刑。
いまどきあり得ない弾圧が、北朝鮮・中国では当然です。
多様性がまったくなく、武力で弾圧する全体主義を知るため「北朝鮮・中国」は一番ふさわしい材料でしょう。
そして偽装民主国家「韓国」もまた、格好の材料です。
今回の「会談決裂」を受けて
北朝鮮では、再び粛清があるかも知れません。
無意味のように見える「北朝鮮に関する序列報道」ですが、報道があるからこそ「いつの間にか消えていた」ことがバレてしまい、貴重だったことになります。
北朝鮮の粛清例
軽↓
- 注意
- 鉱山送り
- 政治犯収容所送り(中国では「教育施設」か)
- 死刑
- 公開死刑(銃弾や火炎放射器も)
- 墓を掘り起こして八つ裂き(土葬などの場合)
重↑
火葬が多くなったようで、「6.」の墓の掘り起こし刑は減ってきたのかも知れません。
「3.~4.」の間にはもっと多くがあるのかも知れません。
「4.~5.」の死刑では、連帯責任として一族全体が処刑される例もあるようです。
「処刑」と言えば、日本では
平氏との戦い(平治の乱)で死罪になるところを1160年伊豆へ流罪となった源頼朝が、その後平氏を滅亡させました。意味のないことですが、あのとき頼朝を死罪にしておけば歴史が変わったのかもしれませんね。
しかし現実には源氏の世の中が誕生したものの、源氏将軍は「頼朝・頼家・実朝」の3代で終わり、しかも3人の将軍が不穏な死に方をしています。
腐敗の平氏を倒した源氏が腐敗したのでしょう。
金日成→金正日→金正恩と、北朝鮮が今3代目なのも源氏直系3代目源実朝を思い出させます。
現代の北朝鮮では、法ではなく思いつきで処分しています。
その国のためではなく、単に政権に忠実かどうかで出世が決まり、民主主義には必須の「多様性」がないのです。
「民主主義」がないのに「朝鮮民主主義人民共和国」とは、これいかに(笑)。監視付きでしかも党の方針に反対できない選挙なんて「選挙」とは言えません。
北朝鮮よりもっとひどい「中華人民共和国」には「民主主義」が見られませんが、それもそのはず、全人口の6%程度にあたる中国共産党員が恣意的に国を支配しているのですね。投票率6%に等しいならば、北朝鮮のように監視付きで党の方針に反対できない選挙を実施して「中華民主主義人民共和国」にしますか(笑)。
金王朝の場合
まだ3代目(金日成→金正日→正恩)ですから前王朝の否定は見られません。
しかし中国の影響が強すぎるため、金王朝崩壊後は、間違いなく「金王朝の全否定」があるでしょう。それをさせないための必死の弾圧があります。
特別列車、北京寄らず:共同通信社 2019/3/4 23:11
今回の第2回目米朝会談(2019/02/27-28 )では
往路:陸路でピョンヤン→中国→ベトナム
復路:陸路でベトナム→中国→ピョンヤン
前回の第1回目米朝会談(2018/06/12 )では
往路:陸路でピョンヤン→中国、空路で中国→シンガポール
北朝鮮機が、老朽化してピョンヤン~シンガポールを飛べないとされていますが、ひょっとして北朝鮮機に対するアメリカの制裁があったのかも(ちょうど韓国機が北朝鮮にとんだため、南米の帰りにアメリカで給油できなかったのがアメリカの制裁に引っかかったのかも知れないのと同じで)。
今回の「会談決裂」ですが・・・・・・
中国共産党の顔色をうかがう「中国もうで」がなかったのが原因かも知れませんが、行っても行かなくても変わらないという北朝鮮の判断がそうさせたと考えるならば、「中国の北朝鮮に対する影響力が低下した」と言えます。
金正恩が北朝鮮へ帰った後、どんな粛清があるか、注目しております。
それにしても
自分の国の首脳を自分で選べない究極のつらさがあります。総選挙がある国では、投票率が問題になりますが、日本のように投票しなくても罰則がない国もあれば、罰則のある国もあります。その罰則にもいろいろありますが・・・・・・。
さてさて、皆様はどう思われますか。