カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞605 政府と庶民

2019年03月02日 17時30分25秒 | アジア

北東アジアの「味方作りゲーム」:朝鮮日報 2019/02/05←会員専用記事 


米朝会談(2019/02/27-28)の前ですが、記事では

  • 金正恩北朝鮮を「わずか2年の間に北東アジアの孤児から寵児(ちょうじ)」に導き
  • 文在寅が韓国を「北朝鮮の報道官から始まり、対北朝鮮制裁を解除しようとする解決人にした」

と、朝鮮半島の南北を描写し、文在寅の無批判な北朝鮮寄りを非難していました。

その後、米朝会談が決裂し、ますます文在寅の責任が重大になってきたはずです。

しかし文在寅が自らの責任を感じるはずはないのです。

  • こういった大統領を選んだのは、ほかでもない韓国民
  • もしも文在寅に責任があるとするなら、最初は極めて高い支持率を誇ったのに2年足らずで50%近くにまで落ち込んだことから、文在寅を選んだ韓国民にも責任があったのでしょう。

しかし

  1. 韓国民が「文在寅に責任がある」と考えるのはいいとして
  2. 国の首脳者である在寅までもが韓民族らしく「自分ではなく、他者に責任がある」とするのも間違ったことではなく昔からの韓民族の伝統に従っただけなのです。
  3. 昔からいくつも伝統があるでしょうが、その中で何を残し何を変えなければならないか、これを韓民族自身が考えなければならないのです。

朝鮮半島では、ずっと長いあいだ

「自分ではなく、相手に責任がある」ことにしてきました。たとえば「日本」が悪い、などがその典型です。

こうなれば「韓国人に何も責任はない」として安寧(あんねい)が保証される世の中になり、国の大統領も職を辞してからほぼ例外なく逮捕され、こうして一層「安寧」が保たれるという次第です。

これこそ、アニョン安寧)ハシムニカ、ですね。

このような「偽装」で朝鮮半島は発展してきたのです。

もしも

  • 韓国の法体系に問題があるなら、なぜ法体系を改善しようとしないのでしょう。
  • 韓国人が、ほぼ例外なく「大統領職を辞した人が逮捕される」慣例を見ていて、「これではだめだ」と思うならば、なぜ法体系を見直せないのでしょうか。それもまた「日本が悪い」からですか(大笑)。
  • いやそれとも「これではだめだ」とも思わず「日本が悪い」ことにしてしておけば、法体系を見直すという情緒的な韓民族にとって「やっかいな」作業をしなくて済み、永遠に安寧が保証されることでしょう。

韓民族の欠陥の一つは、責任を他者に押し付けるゲームを延々と続けていることで、北も南も情熱が高まるあまり異論を許さないまま同じことを延々と続けております。

韓民族にとって

「異論を許さない」、責任を他者に押し付ける」のどちらがより根源的かという問題です。いろんな考えがあるでしょうが

責任を他者に押し付ける→②異論を許さない

ので「責任を他者に押し付ける」ことがなくなれば、自然に「異論を許せる」ようになると私は思います

しかしこの分だと、「責任を他者に押し付けなくなる」のに、あと100年は必要な勢いです。

記事では

  1. 米国が、自分の国中心の二流国になり
  2. 中国が、良き隣人ではなくなり
  3. 日本が、新軍国主義に心酔している 

とし

韓国をどこへ導こうとしているのかを提示するよう少しは期待していたのに、韓国がどんな役割を果たせるかを2019年の年頭の演説で文在寅が示せなかった、とします。

つまり北東アジアではこの2年のあいだ、韓国が味方づくりゲームで失敗し、文在寅は国内外(経済でも安保)でさっぱりダメだったと匙を投げているのです。 


ここからは私の主観になりますが・・・・・・

これら「指摘している認識のいくつかに誤りがある」ように思いました。

米朝会談が決裂したのちでは、北朝鮮の立場が危うくなり、むしろ韓国の存在価値が上がりそうなのに、それが不可能なようにとらえているのです。

いくら文在寅が日和見主義者であろうとも、心から反省しさえすれば、まだチャンスが残されていると思うのです。

しかし上記の著者は、これだけ文在寅大統領を批判的に見ているのに、文在寅を日和見主義者とは言えずに、日本の安倍晋三を日和見主義者としています。

反文在寅のあまり親日的過ぎるとみられて、読者から大きく反発を受けることがないよう表現に苦労している、のでしょうか。

▲一昔前の日韓関係(いびつでした)

日本:反韓は、政府レベルで辞任させられ

韓国:反日は、政府レベルで推奨された。 

今の日韓関係(特に2018年後半ごろから)

日本:閣僚が韓国に疑問をもつのは、普通になり

韓国:米朝会談後、政府レベルでの反日が縮小か 

特に文在寅はこの1年ほど異様な言動をとってきましたが、それが徐々に変わってきましたか。

どん底の韓国が、這い上がれるか、さらに下降するか、今までの言動の間違いに気づけるかどうかでしょう。

日韓で共通しているのは

政府の間で対立しても一部庶民の間で深化した

という点です。

ただし日韓では

法律の位置づけと、「名誉」の扱い方が大いに違うらしく、さらに政治家のありようがかなり異なっているようです。 

政治家で

日本または韓国で、双方から好かれる、いや少なくとも、双方から毛嫌いされない人が、出てこないものでしょうか。

そんなことをおもふ、けふこのころ・・・・・・

さてさて、皆様はどう思われますか。 


韓国の醜聞604 「決裂」を世界はどう伝えたか

2019年03月02日 06時32分57秒 | アジア

 


<第2回米朝首脳会談>合意なく決裂した結果に海外の反応は…:2019年03月01日[中央日報日本語版]


決裂した米朝会談について、韓国紙が世界の反応を伝えています。二重の翻訳に間違いがないことを祈りながら・・・・・・

  • 米WSJは、「両国の深い溝を確認する場になった」とした。
  • 日本の安倍晋三は、「安易な譲歩をしないというトランプの決断を全面的に支持」と述べ、NHKは「悪い合意より合意なし」を選んだ、と伝えた。
  • 中国は「好事多魔(良いことには波風が多い)、米朝双方は信念を持って対話を続けるべき」と伝えた。
  • 英日刊紙ガーディアンは「最も大きな敗者の一人は文在寅大統領で、これ以上進展させることができず、南北経済協力も現在では議論の対象でない」と述べた。

日本語には

「好事魔多し」という言葉があるようで、「うまくいきそうなことには、とかく邪魔がはいりやすい(広辞苑第六版)」ようです。

こういった中で

北朝鮮が、中国とともに、韓国を道ずれにして、反日・反米を貫いています。もちろん韓国は、いやいやではなく、喜んで・・・・・・。

韓国の「仲裁」とは、まるで不動産業者の「仲介」に過ぎず、契約に至る場合もあり、至らない場合もあるのでしょう。形式的な米韓軍事同盟を結んでいるけれども、実質的には反米にのめりこんでいるようで、日本から見ていると、北朝鮮・中国に丸め込められているように見えます。

これが韓国民の総意でなくいっときの「魔が差した衝動」だと信じています。

韓国は

文在寅が2018年末の欧州各国で「北朝鮮制裁を緩和するよう提案」したものの、軒並み断られたことを思い出し、今回の行き過ぎた思い込みによる南北融和を反省して、全面的に言動方針を変えたほうがいいでしょう。

アメリカに対して心地いいことを述べるだけではなく、堂々と北朝鮮にも何かを言えるほどにまで、成長してほしいと願っています。

しかし、馬耳東風でしょうね。これも、ただ言っているだけで、そんな幸せなことはあり得ないように思われます。文在寅は間違いなく、どっぷりと北朝鮮へなびき「反省」などあり得ないのです。

韓国は今まで通り

  • 北朝鮮に向かっては腫れ物に触る如く無批判に接近し
  • アメリカに対しては「米国が心地いいこと」を述べる

という正反対のことを言って、「仲介したつもり」になるほどにど厚かましく、これからも永遠に卑怯なコウモリを演じ続けることでしょう。

そう、北朝鮮に対しては「アメリカをだます方法」をひそひそと伝え、アメリカに対しては「北朝鮮の真意」とやらを伝え、そのどちらもが不正確であることを理解できていないのであって、ぼちぼち両方からバカにされるようになると思われます。結局、韓国が間に入ると、まとまるべきこともまとまらなくなるのでした。

韓国は

  • 今回の決裂で、一番得をしたのは日本だ
  • 日本は、南北統一を望んでいない

などと言っている場合ではないのです。

わっかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ

さてさて、皆様はどう思われますか。


地上波テレビニュース

2019年03月02日 04時08分37秒 | 石垣島

ここ石垣島で私が視聴している地上波です(全5局)。

  1. NHK総合 
  2. NHK Eテレ あまり感度がよくないようで視聴していない
  3. RBC(琉球放送)
  4. QAB(琉球朝日放送)
  5. OTV(沖縄テレビ放送) 

地上波/BSの中で録画して視聴しているニュースです。

  • ニュースウオッチ9・・・・・・NHK

生で放送で視聴することがありますが、多くは録画しています。有馬嘉男の目は細く、桑子真はギョロ目(意識的で不自然)。

  • 国際報道2019・・・・・・NHKBS1  

花沢雄一郎・松岡忠幸・酒井美がやっております。同じ「」でもこちらの方が私としては高・好感度。

  • NEWS23 ・・・・・・TBS系列

星浩と雨宮塔子が担当。星は、先日の米朝会談でベトナムへ出張していたようです。 

  • 日テレNEWS24 ・・・・・・日テレ系列

 BS日テレで受信

  • テレ朝news ・・・・・・テレ朝系列

BS朝日・・・・・・時折り視聴

  • fnnニュース ・・・・・・フジテレなどのFNN系列

FNNプライムニュースで受信 

定期的に利用しているインターネットのニュース・サイト

  • 時事通信
  • NHK
  • 読売新聞・・・・たまに視聴する程度
  • 産経新聞
  • 毎日新聞
  • 朝日新聞・・・・いっときに比べかなりマシになった
  • 共同通信
  • 沖縄タイムスと琉球新報・・・・時折利用する程度
  • afp
  • bbc
  • ロイター
  • 朝鮮日報とハンギョレ・・・・後者は一方的に過ぎる
  • 新華社と人民日報・・・・信用度低くあまり視聴せず

有料サイトや会員専用サイトも、徐々に増えてきました。

何か重要なことがあれば、できるだけチェックしています。

ただし特集で思わぬことを知ることがあります。

かなり多くの種類を視聴しているようですが、偏らないよう注意しているつもりです。

それでも同じソースからと思われるのが見られます。そういう視点も、多くを視聴しているから言えることでしょうか。

国内外を問わず、事件があるとそこの地理に詳しくなりますね。

あくまでも私の判断ですが

マスメディアの信頼度は80%(非信頼度20%)

全面的に信頼するという愚はおかしていません。

個人サイトの信頼度が20%非信頼度80%)

まったく信頼していないという愚はおかしていません。

同じニュースでも、報道の仕方でかなり違ってきます。私は、トランプのおかげで「フェイク(ニセ)」を考えるようになりました。

    • フェイクニュースを発信しながら、自分に不都合な場合フェイクニュースだと罵倒し
    • 自分で魔女狩りをしながら、自分に不都合な相手を魔女狩りだと非難する

それがトランプであり、とてもおもしろいですね。

老人性認知症ではないかと思われることが、しばしばありますが、決定権はあるのでしょうが、信頼できないということです。あれだけ日本の汚点を指摘する左翼新聞が、外国の右翼を攻撃しないのは、興味あることですね。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


北朝鮮の醜聞145 「やる気」

2019年03月02日 00時23分52秒 | アジア

あまり例のないことですが

  1. 首脳会談の決裂
  2. 共同声明がなく
  3. 共同記者会見もなく
  4. 米トランプが単独記者会見
  5. その後、深夜になって北朝鮮外相李容浩(リ・ヨンホ)が「全部ではなく一部制裁解除を要求」、続いて北朝鮮外務次官チェ・ソンヒ(ソニ)が金委員長が、今後の交渉に意欲を失われるのではないかと述べる(NHK総合 2019/03/02 21:00ニュース9)
  6. その後、米高官が再び反論し非核化の前に制裁解除を要求すること自体が受け入れられない」と述べる(NHK総合 2019/03/02 21:00ニュース9)

2019/03/02になって

金正恩がやる気をなくす会見だった」とまで言わせる会見をしながら、米と今後も交渉を続けると北朝鮮交渉担当者が言いましたが、何度やっても「絶対に核放棄しない」まま威嚇しながら小出しに見返りを得ようとしている限り、永久に解決しないだろうと思います。

近い将来のいつになるか分かりませんが、北朝鮮では金正恩に助言した人間の交代(粛清)があるでしょう。本来なら金正恩が交代しなければなりませんが、選挙で選ばれた人ではなく、恐怖の世襲制のようですから、そんなことはあり得ません。

何度も言いますが

あのトランプを交渉相手にしているのであり、その是非はともかくとして、どんどん反論したほうがいいでしょう。

ただし枝葉末節のことで反論したり、独裁者特有のうぬぼれ発言ではなく、交渉らしく駆け引きはあるものの、堂々とやったほうがいいと思います。


金正恩が「やる気をなくす」と何をし始めるか分かりません。

当面の間、核実験やミサイル発射実験をしないと約束したとのことですが、どういう根拠でいつなんどき実験を再開するか分かりません。

もちろん文在寅もその責任を問われますが、会談後のトランプとの電話で今後の協議での良い結果を期待する(時事 2019年02月28日21時20分)」と他人事のように責任を回避するのでした。つい先ほどは、韓国が主役だと言っていたはずですが・・・・・・。

韓民族としては「主役だが、責任はない」という意味でしょうね(笑)。要するに「目立ちたがるけれど責任はない」、のであり、楽ちんこの上ないですね、はいお疲れさん。 


「民需用の制裁決議の部分的決議すら解除するのは難しいという米国側の反応を見て、(金正恩)国務委員長の同志が今後の朝米交渉について少し意欲を失うかもしれないという印象を受けた」:ハンギョレ 2019-03-01 08:20 


やる気」で古代遺跡を発掘してみました。

東京工業大学で心理学の教授をされた宮城音弥さんが、こう言っておられる。「政治家や軍人は学校の成績がよいが、研究者とか芸術家ですばらしい成果を上げた人は、みんな学校の成績が良くない。成功は、並外れた集中力とやる気による。」 西沢潤一 毎日新聞1995.01.10朝刊

西沢潤一と言えば、去年亡くなった人(1926-2018)ですが、言い得てます。それにしても古い記事でしたね。 


従業員にやる気がないとなげく経営者が多いが、ほとんどの経営者や管理職は、働き過ぎる従業員、旧態依然を打ち破る従業員、自分でなにをやるかを決めようとする従業員をきらっている。:P.82 闘うプログラマー(下) ザカリー著 山岡洋一訳 日経BP出版センター

このあたりが上司の本音なんでしょう。

本当は「自分を超えるような部下を恐れ」ながら、口先では「部下にやる気がないと嘆く」のが中間管理職の悲哀でした(笑)。 


■第31回サラ川優秀100句は以下のとおり

週始め やる気を消し去る メール数:サラリーマン川柳 2018-02-15  


さてさて、皆様はどう思われますか。