報道によりますと、第2回の米朝会談が決裂した件で
- トランプが会談で席を立ったあと、ホテルで帰国準備をしていたところ、北朝鮮の金正恩は崔善姫(チェ・ソンヒ)を使いに出して「寧辺(ニョンビョン)の核施設廃棄の見返りに制裁の一部解除を求める」と提案してきたとし
- これに対して米側が「北朝鮮の廃棄する対象範囲が不明確だ」とすると
- しばらくして北朝鮮は再び崔善姫(チェ・ソンヒ)を通じて「寧辺のすべて」と回答
- しかし米側は交渉再開に応じなかった
- つまり制裁解除の範囲やペースで、米朝には相当の隔たりがあった
もしこういった報道が正しいのならば、読み誤った北朝鮮の責任は相当大きいと言えます。
米大統領、本当なら「非常に失望」=北朝鮮ミサイル発射場復旧:時事 2019/03/07-10:54
会談決裂を受けてトランプは、報道によると
- 2019/03/06もしそうなら、非常に失望すると述べ
- CSIS(戦略国際問題研究所)が「東倉里ミサイル発射場で復旧が進んでいる」と分析したのに対して、「北朝鮮が米国をけん制している可能性もある」としています。つまり中国と同じくいつも通り「交渉中に密かに反交渉に動きを再開している」かあるいは「交渉がどうなろうとも、けん制している」などとみているのでしょう
いずれにしても私は
- 日本は全体主義国家ではなく、多様性を重んじる国なので、朝鮮半島と同じように一色になるはずがないのであり
- 「あの」トランプにさえ「北朝鮮にだまされないで決裂した」という評価をしているのは、日本が韓民族と同じ全体主義国ではないことの証明だったのです。
- それを単純化して「日本人は統一に反対している」とする韓民族に、哀れみさえおぼへてくるけふこのころでした。自分の主張が一番正しいとする韓民族に、これからもご注目くださいませ(笑)。
- つまり日本は、反対となれば「何でも反対する、死守する」という人ばかりではないのでした。これが儒教民族との決定的な違いであり、死守するのは「何かに制約されている」、からだと考えるのです。
- 結局民主主義とは、いろいろな人たちが制約なしに自分で考えた結果、数の多い方を採用するということに過ぎない、と理解しております。正しいから選んだのではないのであって、これが「高級動物」である人間の選択なのです。
- ただし数が多かったほうは、いくつかの点で数が少なかったほうの主張を取り入れなければなりませんが、それに対してさえ負けた方は「自分の主張をそのまま取り入れている」と反発するようです。ああ無常、としか言えません。
- ときの大統領に逆らえないほど大統領の権力が強いために大統領職を辞した後ほぼ例外なく逮捕されるのは、韓国の法体系に問題があるのです。なぜ現役時代に反対する勢力と賛成する勢力が共存できなかったのか、という疑問が残ります。
- 大統領朴槿恵大統領が誕生したときには一色で支持し、弾劾される頃には一色で賛成する、という「一色」体質は、全体主義国の特徴なのです。いわば韓国は、民主主義とは何の関係もない「擬似民主国家」なのでした。
北朝鮮で
会談決裂を伝えず、継続会談を強調したことから、金正恩の判断があったことはほぼ間違いなさそうで、普通なら金正恩失脚ですが、きっとそう進言した(せざるをえなかった)部下を人知れず粛清することでしょう。金正恩の失脚などは、あり得ないのでした。
さてさて、皆様はどう思われますか。