カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

北朝鮮の醜聞149 下合意なく会談を迎え、会談は決裂

2019年03月07日 21時49分54秒 | アジア

報道によりますと、第2回の米朝会談が決裂した件で

  1. トランプが会談で席を立ったあと、ホテルで帰国準備をしていたところ、北朝鮮の金正恩は崔善姫(チェ・ソンヒ)を使いに出して「寧辺(ニョンビョン)の核施設廃棄の見返りに制裁の一部解除を求める」と提案してきたとし
  2. これに対して米側が「北朝鮮の廃棄する対象範囲が不明確だ」とすると
  3. しばらくして北朝鮮は再び崔善姫(チェ・ソンヒ)を通じて「寧辺のすべて」と回答 
  4. しかし米側は交渉再開に応じなかった
  5. つまり制裁解除の範囲やペースで、米朝には相当の隔たりがあった

もしこういった報道が正しいのならば、読み誤った北朝鮮の責任は相当大きいと言えます。 


米大統領、本当なら「非常に失望」=北朝鮮ミサイル発射場復旧:時事 2019/03/07-10:54


会談決裂を受けてトランプは、報道によると

  • 2019/03/06もしそうなら、非常に失望すると述べ
  • CSIS(戦略国際問題研究所)が「東倉里ミサイル発射場で復旧が進んでいる」と分析したのに対して、「北朝鮮が米国をけん制している可能性もある」としています。つまり中国と同じくいつも通り「交渉中に密かに反交渉に動きを再開している」かあるいは「交渉がどうなろうとも、けん制している」などとみているのでしょう

いずれにしても私は 

  1. 日本は全体主義国家ではなく、多様性を重んじる国なので、朝鮮半島と同じように一色になるはずがないのであり
  2. あの」トランプにさえ「北朝鮮にだまされないで決裂した」という評価をしているのは、日本が韓民族と同じ全体主義国ではないことの証明だったのです。
  3. それを単純化して日本人は統一に反対している」とする韓民族に、哀れみさえおぼへてくるけふこのころでした。自分の主張が一番正しいとする韓民族に、これからもご注目くださいませ(笑)。
  4. つまり日本は、反対となれば「何でも反対する、死守する」という人ばかりではないのでした。これが儒教民族との決定的な違いであり、死守するのは「何かに制約されている、からだと考えるのです。
  5. 結局民主主義とは、いろいろな人たちが制約なしに自分で考えた結果数の多い方を採用するということに過ぎない、と理解しております。正しいから選んだのではないのであって、これが「高級動物」である人間の選択なのです。
  6. ただし数が多かったほうは、いくつかの点で数が少なかったほうの主張を取り入れなければなりませんが、それに対してさえ負けた方は「自分の主張をそのまま取り入れている」と反発するようです。ああ無常、としか言えません。
  7. ときの大統領に逆らえないほど大統領の権力が強いために大統領職を辞した後ほぼ例外なく逮捕されるのは、韓国の法体系に問題があるのです。なぜ現役時代に反対する勢力と賛成する勢力が共存できなかったのか、という疑問が残ります。
  8. 大統領朴槿恵大統領が誕生したときには一色で支持し、弾劾される頃には一色で賛成する、という「一色」体質は、全体主義国の特徴なのです。いわば韓国は、民主主義とは何の関係もない「擬似民主国家」なのでした。

北朝鮮で

会談決裂を伝えず、継続会談を強調したことから、金正恩の判断があったことはほぼ間違いなさそうで、普通なら金正恩失脚ですが、きっとそう進言した(せざるをえなかった)部下を人知れず粛清することでしょう。金正恩の失脚などは、あり得ないのでした。

さてさて、皆様はどう思われますか。


ヨーロッパの醜聞64

2019年03月07日 10時41分51秒 | 海外

EUは、空爆と引き換えに不思議なほど多くの難民を受け入れてきましたが、その代償として「受け入れ側の植民地意識」を強要してきたと受け止められ、しょせん「EUはキリスト教よゐこクラブ」だったのではないかと疑われました。


英、太平洋に空母派遣へ=対中けん制狙う:時事 2019年02月12日 


イギリスのEU離脱に関連していると思います。

EUに縛られることなく、世界中を目指すイギリスを見るようです。 

EUが中国とどういう関係にあるか分かりませんが、イギリスが中国を警戒し始めていることは間違いないようです。 


フランス、日本に海軍艦艇を派遣…北の違法瀬取りを監視:2019年01月14日[中央日報日本語版]


韓国も、よっぽど注意しなければならないようで、英仏がそろって太平洋へ艦船を送ってきたようです。

隠れて北朝鮮と密輸する方法を変えなければならないのでしょう。 

さてさて、皆様はどう思われますか。 


韓国の醜聞610 文在寅の反米

2019年03月07日 10時03分38秒 | アジア

米朝首脳会談:「文在寅・トランプ決別」…海外で飛び交う不仲説:朝鮮日報日本語版 2019/03/06


1年以上も前から

明らかに反米姿勢を示していた文在寅でしたが、訪米するとアメリカ人にとって心地のいいことしか述べません。トランプの「節約路線」に沿ってはいるものの、瀬戸際外交の骨頂ですね。

もちろん文在寅は、大統領就任前から反日的でした。日本は悪いという前提があるようで、一国の大統領の姿勢とは思えません。

一言でまとめるならば「アメリカは文在寅の本質がようやく分かったのか」ということで、「前から分かっていたけれども、ようやく堂々と言える段階に達した」とも言えます。

文在寅の「対米・対日」姿勢に共通しているのは

文在寅が北朝鮮べったり過ぎる」という点にあります。

北朝鮮の代弁者に過ぎない言動を繰り返しながら、仲介者を装うとは、情けないことですね。

韓国では、大統領の権限が強すぎるため、大統領に反発できないだけの韓国法体系の問題なのですが、そんなことを言っても人の話を聞く習慣がない韓国人には、馬耳東風なんでしょう。

責任はいつも、自分ではなく他者にある」という韓国の伝統に従うなら「米朝会談決裂の原因は日米にある」という結論が韓国では一般受けするのでしょう。

お幸せにどうぞ(笑)。 


米朝首脳会談:5日過ぎても米国の要求を知らない韓国政府: 朝鮮日報 2019/03/06 


南北統一を何よりも優先する」文在寅に限界が見られます。

この目標・公約があるので「無批判・北朝鮮べったりが正当化されるはず」と信じていますが、実際には、時代にあわない公約だったようです。にもかかわらず欧州で北朝鮮制裁を緩和するよう提案して歩き、ことごとく反対されました。北朝鮮べったりの文在寅の考えが異様だったのです。

しかも北朝鮮は

国連制裁されているのはなぜか」と考えることができないだけではなく、複数の国が北朝鮮大使を国外退去させているのを無視し、自分の権利だけを主張して、米朝会談を決裂させました。

北朝鮮がミサイルで威嚇する「攻撃的な幼児」外交は、韓国がレーダー照射を否定しておきながら「低空飛行して威嚇したので謝罪せよ」と焦点を移動させる「攻撃的な幼児」対応と、ほぼ同じです。そう、どちらも韓民族なのですね。

講釈師、見てきたような、ウソを言い・・・・・・

今の北朝鮮を見ていると、日本の幕末を思い出します。どこかで聞いたような話だと思いましたが、歴史は繰り返すのでしょうか。

  • 江戸城無血開城( ≒ 第1回の米朝会談)で徳川幕府が最大限譲歩したつもりなのと、北朝鮮の姿勢がそっくり同じ。
  • 徳川幕府に恩を感じる奥羽列藩同盟と、北朝鮮に恩を感じる文在寅一味がそっくり同じ
  • 奥羽の藩に考えを変えるよう言っても聞かなかったであろうことと、文在寅に何を言っても無理だと見えるのは同じ。
  • やがて「官位をはく奪」されて朝敵になった奥羽の藩同様に、文在寅が駐韓米軍撤退という「官位をはく奪」されるのも近いでしょう。つまりAIIBへ日本が参加すべきかどうかではなく最初にAIIBから離脱するのはどの国かに興味があるのと同じで、いつ文在寅が北朝鮮一辺倒から目覚めるのかではなくて北朝鮮が文在寅を見限るのはいつなのかに私は興味があるのでした。

こうして悲惨な戊辰戦争(1868-1869)に至りました。北朝鮮が同じ運命をたどらないことを祈るばかりです。 

私が主張しているのをまとめると、次のようでした。

米国≒討幕派薩長 ⇔ 北朝鮮≒徳川幕府

安倍晋三(長州出身)≒ 討幕派の薩長

文在寅 ≒ 奥羽列藩  ≒ 徳川幕府  

そういえば、世襲制の北朝鮮は今3代目ですが、鎌倉幕府源氏の血筋が3代で途切れたのを思い出してしまいます。 


アメリカと韓国

  • 米国寧辺核施設以外にもあるはずと指摘
  • 韓国:寧辺核施設の廃棄が不可逆的非核化

米朝の対立は「全部」か「一部」のとらえ方の違いに起因しますが、文在寅が北朝鮮を代弁している限り、米韓は理解しあえないでしょう。 

さてさて、皆様はどう思われますか。