問題になるのは
- トランプのフェイク・ニュース(ニセ・ニュース)
- 金正恩のニセ非核化
中国文学者で魯迅精神の体現者でもある竹内好は、ニセ札が出回っていることについて、ジャーナリズムはその図柄などばかり問題にするが、必要流通量以上に発行されるものは、すべてニセ札がではないのか、と鋭く指摘していた。:P.137 佐高信「こんな日本に誰がした!」講談社文庫
私は、ある人が、誰を高く評価し、誰を低く評価するか、によりある人を判断してはおりません。評価される側も変わるし、評価する側(今の場合、佐高本人)も変わるからです。
ただし私は、「中国共産党が言っていることすべてがフェイクニュースである」という意見に賛成です。
両班たちの「不毛の争い」が李朝末期にいっそう激しいものとなった第一の理由は、両班人口の増大にある。官職を得られなくても両班身分は世襲されたから、金で両班の地位を買ったり、ニセの資格証を売ったりということが、十数世代も繰り返されてきた結果、あやしげな自称両班が膨大に増加したのである。:P.22-23 呉善花(おそんふぁ)「韓国併合への道」文春新書
大昔から朝鮮半島では、パクリ・だまし・偽装が発達していました。そして、今でも・・・・・・
文大統領は「政府政策を不当に、事実とは異なるよう歪曲して非難する」内容があるものを「フェイクニュース」だと説明したのだ。歪曲? 歪曲しているとは、どういう意味だろうか。そういうなら、政府政策を「歪曲」することと、政府政策を「批判」することを文大統領はどのように区別しているのか説明すべきだ。:朝鮮日報日本語版 2019/01/13
アメリカのトランプも、韓国の文在寅も、都合のいいニュースは「リアル・ニュース」で、不都合な批判的なニュースは「フェイク・ニュース」としているようです。
どちらにしても、政府が「歪曲」しているとか「歪曲していない」と判断することは、言論統制につながりやすく、避けなければいけません。
その意味では、トランプも文在寅も、失格と言わざるを得ません。
さてさて、皆様はどう思われますか。