カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ヨーロッパの醜聞36

2018年03月09日 13時05分56秒 | 海外

イタリアといえば、2ヶ月ほど前のことですが、鉄道事故がありました。

多くの日本人が2005年のJR福知山線脱線事故を思い出すことでしょう。イタリアでは鉄道事故と発砲事件が続いたということです。


伊ミラノで列車脱線、3人死亡=通勤客ら数十人負傷:時事 2018/01/26 


イタリア列車脱線事故 線路に破損:NHK 2018年1月26日← リンク切れ   


イタリアの列車脱線で3人死亡、線路に異常か:ロイター 字幕 2018年1月25日 


ただし脱線事故がレールの破損が原因かも知れないと言いながら

どこにも続報がありません。中国やロシア以外で、事故について詳しい報道がないのは、異例です。 

事故や事件というものは、なぜか知りませんが、「近い」地域で続くものですね。尤も「近いかどうか」は相対的なものですが・・・・・・

さてさて、皆様はどう思われますか。 


ヨーロッパの醜聞35

2018年03月09日 12時41分59秒 | 海外

車から発砲、6人負傷-イタリア:時事 2018/02/03   


イタリア中部で発砲、アフリカ出身者ばかり6人重軽傷 極右の男を逮捕:afp 2018年2月4日  


こういった事件が相次ぎます。

  • イタリア人が外国移民を殺害する
  • 外国移民がイタリア人を殺害する

どちらが多いかも大切ですが、もっと根本的な問題がありそうです。

むつかしい宗教の問題で

世俗主義の度合いを考えなければなりませんが、私は一神教に問題があるのではないかと思っております。特にイスラム教徒の移民が多くなった昨今、とりわけこの問題を避けて通るわけにはいきません。

一神教の邪教意識を弱めるか、きわめて儀式的なことに留められるかどうかですが、一神教が国家を作ることある現状では夢物語ですが、一歩ずつ歩むしかありません。。

イタリアでは、これでもヤクザが少なくなってきたようで

まだまだ南部ではマフィアが支配している地域も多いでしょうが、30年一昔に比べるとマシになってきたように思います。日本でも地下に入ったかも知れませんが、ヤクザ・総会屋の問題が相当へったという印象です。 

何が問題なのかですが・・・・・・

  • 人間同士の「対立」がなぜおこるのかという根本的な問題。それを少なくする手法があるのかどうか。
  • 自分や自分たちが虐げられているということが分る人ならば、自分や自分たちが虐げる側になっているかも知れないということも分るはず。いわば、被害者意識だけでなくて、加害者意識がわかることになり、「対立」「差別」が緩和されるかも知れません。
  • もしも被害者意識だけを理解でき、加害者意識が理解できないならば、幼少期の教育に問題があったのかも知れません。今からでも遅くないので、しっかりと教育が必要でしょうし、その場合、法律というものを考えなおさせる必要があるかも知れません。
  • 人間社会にある「ヤクザ・暴力団・マフィア」などがなぜ一定の力をもっているのか、そしてそれをなくせるのかどうか、なくすにはどうしたらいいのかも、大切です。
  • 人間にはどうしても「宗教」が必要なのでしょうか。人間の力が及ばないものへの畏敬の念は大切ですが、それが対立や差別になっていないかどうか、そして一神教のあり方はどうなのか。自分と異なる宗教を邪教とする差別にはどのような意味があるのか、さらには宗教が「ヤクザ・暴力団・マフィア」などと関係がないのかどうか。
  • こういった問題を解決するための1つの手法として「哲学」がありますが、現実には、「学問」というものさえ存在しない国が多く、すべてが現政権に一存するという姿勢が怖く、そこには「学問的な歴史」さえ存在しないんですから、先が思いやられます。  

ささやかながら私たちは、自分のできる範囲で、自分を変え社会を変える一歩を踏み出すしかないのでしょう。

韓国が

北朝鮮の親書をアメリカに渡し、米朝首脳会談を提案したらしいのですが、ほとんど間違いなく「金体制の保障」を求めてくるはずで、これにどう対応するか、ささやかながら小さな一歩を踏み出すしかないのでしょう。

また北朝鮮が「非核化を誓った」とのことですが、いつ理由もなくひっくり返してきた歴史があるので、疑惑の目をもって接し続ける必要があるでしょう。

うぬぼれ国家が

「うぬぼれ」ない程度に重要な役割を果たしていると考えるのは、決して間違ったこととは思いませんが、それだけで世界を動かせるのではないと思わせることが必要なんでしょう。

さてさて、皆様はどう思われますか。


アメリカの醜聞 88

2018年03月09日 06時59分51秒 | 海外

米大統領トランプ側近の辞任などが続き、いままでの政権と比べても2~3倍以上になりそうです。

2018年に入って3ヶ月目に入りますが、その期間に限っても、次のようなものがあげられます。

2018/01/05 退任 米国家安全保障局(NSA)ロジャーズ局長が今春退任
2018/01/13 辞任 駐パナマ米大使フィリーが3月9日の辞任を表明
2018/01/20 閉鎖 予算案上院否決で20-21(土日)政府機関一部閉鎖。
2018/01/24 聴取 特別検察官がセッションズ司法長官へ初の事情聴取
2018/01/29 辞任 FBI副長官マケイブが辞任
2018/02/02 退任 米国務省ナンバー3のシャノン次官が退任
2018/02/07 辞任 ホワイトハウスのロブ・ポーター秘書官辞任
2018/02/22 聴取 トランプの元顧問ナンバーグを特別検察官が事情聴取
2018/02/27 辞任 国務省のユン北朝鮮担当特別代表が週内に辞任
2018/02/27 資格 クシュナー「最高機密」資格失う
2018/02/28 辞任 ヒックス広報部長が辞任(ABCでは1年で25人目)
2018/03/01 報道 マクマスター大統領補佐官「来月にも辞任」報道
2018/03/06 辞任 国家経済会議(NEC)のコーン委員長が辞任 

2ヶ月の間に1人くらいが退任しても騒ぎますが

毎週1人が辞任という異常ですが、麻痺して何も感じませんか。 

トランプは

  • 部下の対立を好み、最終的に自分が判断する
  • やめたい人間よりも入りたい人間のほうが多い

と言っておりますが、なんのことはない

  • 好んで閣僚入りしたけれども、あまりのひどさに驚く人があらわれ、まだ驚いていないか驚いていないふりをしている人と対立させ、これでトランプが敵と味方を区別し、敵を解任もしくは辞任へ誘導してきました。
  • その辞任や解任のあとでも、政権内部のひどさに気づく人たちが、またまたあらわれ、その人たちとの対立を解任や辞任へ誘導して利用してきたのがトランプの1年でした。
  • これが「部下の対立を好み、最終的に自分が判断する」「やめたい人間よりも入りたい人間のほうが多い」の真意でした。

これはアメリカの銃社会と同じで

  • いくら銃乱射事件がひんぱんに起っても「不満をもっている犯人を銃携帯者が射殺しないと犠牲者が多くなるだけであり、銃携帯者を増やすほうがいい」とします。こうして銃乱射の可能性を高める銃携帯者を増やし、銃規制どころか教師にまで銃を携帯させる法案が議会で可決される国です。
  • これは「不満をもっている閣僚が辞めないと問題が多くなるだけで新しい閣僚と交代するほうがいい」と考えるのと似ていますね。
  • そこには、なぜ銃を乱射する人がいるのかとか、なぜトランプ政権の閣僚に辞任・解任が多いのか、といった思考がみられません。
  • 憲法を背後に「銃による自衛権 ≒ 大統領の解任権」が垣間見られます。
  • NRAの銃販売を自衛権で推進し、自分の解任権を正当化するのですが、トランプ政権が銃を規制できないと、トランプの解任権乱用・政権運営の適正化などは、到底無理でしょう。

アメリカの銃社会構造とトランプ政権の閣僚交代構造

この類似構造に気づけるのは、部外者だけなんでしょう。

こんな程度の大統領が、アメリカ中を、そして世界中を、大混乱させるだけでなく、アメリカ社会と同じ対立構造へと導き、それが正しいと思っていて、しかも嫌がられ違法な自分の独断をしばしば変更しますが、とんでもないことですね。

もう大統領弾劾しかありませんね。

ただし大統領に反発する人が多い共和党とはいえ、上院下院の両方で過半数を握っているので、そう簡単ではないでしょうが、日本という外国から見ていても、もう「小倉生まれの限界そだち」!  

そんな程度の大統領が

またまた鉄鋼などに関税をもうけるようで、EUや中国が報復関税を課すとし、これでは「韓国大統領による国内の復讐合戦という名の政争」そのもので、アメリカ版「民主党と共和党の復讐合戦」ではあ~りませんか。 

さてさて、皆様はどう思われますか。