はるかのひとりごち。

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豊後水道横断の旅その2:道後温泉

2007年11月08日 23時30分21秒 | たびろぐあちこち。

羽田から松山へ飛んできて、やってきました!道後温泉!!
たとえ、普段観光地に縁がないわたしでも、
松山まで来てここへ来ないなんて、バチあたりみたいなもんですからね(笑)。
いやぁ、威風堂々としたこの表構え。いつ見ても素晴らしいです。

まずは、水曜どうでしょうの最初の企画「サイコロ1」にて、
大泉さんがかなりの勢いでスッ転んだ(笑)「千円工房」の店先を拝みつつ、
いよいよ道後温泉本館へと入っていきます。
もちろん、ここまで来たからには、

入浴~♪

…と、いきたいとこなんですが、
旅の初っ端でいきなり風呂なんて入ろうもんなら、
もう今日は松山でいい宿泊まろうぜ~マッタリ

てな具合になりかねないので、お風呂はナシ!!(笑)
皇族の方が使われたとされる、「又新殿(ゆうしんでん)」の見学をしてきました。
以前来たときは、普通に1階の「神の湯」にしか入らなかったので、
2階に上がるのは初めて。ちょっと探検気分です。

又新殿は撮影禁止なので、上に貼ったリンクを見てみてね。
天皇陛下がお使いになったお部屋や、御影石でできた浴槽、
畳敷きのおトイレ(!)なんかを見学してきました。
お使いになられた、といっても、ほんとに数える程度しか使われなかったんだそうです。
もったいないような、かえって価値がありそうな。


又新殿見学のあとは、3階にある「坊っちゃんの間」へ行ってみることに。
3階へ上がる階段の向こうには、ババーンと広がる大広間「神の湯二階席」が。
こんなとこで寛ぎながら、ゆっくりのんびりお風呂に入りたいです。
なんせ、以前入浴したときは、休憩なしで入っちゃったからね。


味のあるこちらの灯りに誘導されながら、かなり急な階段を上り、
長い廊下を奥まで進んでいくと、


突き当たり右手にあったのが、「坊っちゃんの間」。
夏目漱石ゆかりのお部屋だそうです。
もうこのときけっこう観光客の方でいっぱいだったので、お部屋の写真はないけど、
こじんまりとして落ち着いた角部屋でした。
いまでは新しい建物が周りにたくさん建っているけど、
明治の時代に、英語の先生だった漱石の目には、
当時の風情ある道後の街が映ってたんだろうな。


濡れ縁に出て、軒裏の造りの美しさにもう目が釘付け♪



3階の長い廊下の両脇には、「霊の湯3階個室」がずらり。
ここ道後温泉では、いちばんグレードの高いプランとなっております。
いつかは3階個室でのんびりした~い♪


そんな歴史ある道後温泉とも、そろそろお別れ。
せっかくなので、建物を1周まわってみることにしました。
こちら、南側にあるガス灯。夜になるとほんときれいなんですよね~。


正面の玄関と、ちょうど反対の東側にある「御成門」。
皇族の方々は、ここから又新殿へと入っていかれたんですね。


そして、坂の上から撮った北側。3階の奥がちょうど「坊っちゃんの間」になります。
明治時代には、こちら側が正面玄関だったとか。
そのせいか、屋根の上にポコッと出ている「振鷺閣」の上に止まっている白鷺は、
ちゃんと北を向いてるのです。
この「振鷺閣」では太鼓が、朝6時、正午、夕方6時と1日3回鳴らされるそう。
いやぁ、聞いてみたかったなぁ~。
行かれる方は、機会があったらぜひ聞いてみてくださいね♪

「その3」へつづく~♪