はるかのひとりごち。

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豊後水道横断の旅その5:八幡浜名物

2007年11月21日 22時02分27秒 | たびろぐあちこち。

松山から特急「宇和海」に乗って、八幡浜駅に到着~。
駅舎に掲げられてる駅名板が、JR四国バージョンに変わってることに驚きつつ、
(以前は味のある「八幡浜駅」って看板だったはず)
駅前のバス乗り場から、ちょうど止まってた宇和島自動車のバスに飛び乗り、
真っ先に向かった先がこちら~♪↓


銀座商店街から1本細い路地を入ったところにある「さが食堂」さん。
昔ながらの懐かしい雰囲気が漂う、小さなお店です。
ちょうどお昼時も過ぎ、お腹ペコペコだったので、ワクワクしながら店内へ。
10人も入れば満席、というくらい、とってもこじんまりとしたお店で、
とっても優しそうなおかあさんが、おひとりで切り盛りされてます。
早速、ずっと食べたかった「八幡浜名物」のメニューを注文してみます。
そんな、「八幡浜名物」とはなにかというと、


地元ではとってもポピュラーな存在と言われる「ちゃんぽん」!
なぜ八幡浜でちゃんぽんなのか、その辺はよくわからないんですけど、
昔から、ラーメンよりもちゃんぽんなんだそうですよ。
長崎から海を渡ってきたのか?といっても、渡ったすぐは長崎じゃないもんなぁ(謎)。

同じ「ちゃんぽん」といっても、長崎のものとは全然別物といった感じで、
こちらのお店のものは、澄んだ鶏ガラスープにちょっと太めの麺、
その上にシャキシャキに炒められた野菜とお肉がフンダンに乗っかってます。
これがね、なんとも優しいお味でおいしいの。

といっても、実はわたしだけ別メニューを頼んじゃいました。(え?)
ちゃんぽんは、同居人からちょっとだけ奪っちゃったのです(笑)。
で、わたしは何を食べたかというと、





オムライス♪

「ここまで来たのは「ちゃんぽん」が食べたかったからじゃないのー!?」
って言われながらも、なんか外の看板の文字に惹かれちゃったんだよね~(^^;;
でも、これ選んでよかった~、ってひと口食べて確信しました。
おいしいのはもちろんなんだけど、
食べてくうちにホンワカ温かい気持ちになる、魔法のオムライスなんですよ。
作り手の温かさが、味にも出てるんだろうなぁ。

実はこのオムライス、
なんと、数年前のANAの機内誌「翼の王国」にも取り上げられたんだそうです。
帰り間際にその記事を見せていただいたんですが、まるっきりおんなじ♪
知らなかったとはいえ、たまたま選んじゃったなんて、アンテナ健在か??(笑)

「うちのは立派なソースなんてかかってなくて、ケチャップだけど」

と、おかあさんは謙遜して言ってたけど、その素朴さがまた温かくていいのです。
長い間変わらずに、地元の方に愛されてきたんだなぁと思わせる、
わたしにとって最高においしいご馳走でした。ありがとうおかあさん。
また八幡浜を訪れるときには、ぜひ立ち寄りたいお店です。
そしたら、次は「八幡浜ちゃんぽん」をいただきま~す(笑)。

「その6」へつづく~♪