銀座カンタータ

銀座「カンタータ」にて、～ヴァイオリンのこころ～佐藤美代子氏（ヴァイオイン）＋身崎有希子氏（筝）のコンサートを拝聴。

佐藤氏は東京芸大、フェリス、武蔵野音大の講師をも歴任されたとても、とても、お偉いお方なのですよ～。話せば長くなるので省略しますが、人づてのご縁があり、１月に行われた私のライヴ（神楽坂THE GLEE）にお越し下さったのです。

その時が初対面だったのですが、「あなた、どうしてブラジル音楽をやりはじめたの？」などご質問を受け、

私「いやあ、クラシック音楽では泣かず飛ばず状態がずっと続いていましたし、正直あまり好きではないジャンルの音楽ということに気づいた時、すっぱりと止めたんです」などお話したら、ライブ終了後、

「あなた、クラシック止めて良かったわね！」

と、お褒めのお言葉（なのかどうか？・・・苦笑）を頂いていたのでした。

とても気さくなお方で、ヴァイオリンもそのような演奏だったら良いな、と期待しつつ会場に向かった。と言うのは、たまに楽器を持つと別人になる人がいらっしゃいますのでね（笑！）

佐藤氏の演奏は、見た目の印象どおり、気さくでおおらか、そして全身で大きく歌って演奏をする人でした。

実は私、自分がフルートという高音楽器をやっているくせに、フルートやヴァイオリンの高音域の音がとても苦手。ヴァイオリンに至っては、たまに女性の悲鳴のように聴こえてしまい、耳を塞ぎたくなる瞬間があるんです・・・・・が、

佐藤氏の音色は太くて倍音が豊か。ときどきヴィオラのような音に聴こえる、いぶし銀みたいな渋い音。実に私好みでした。

コンサート終了後は、今回の立役者でもあるコーディネーターのお方を交え、一路「カフェ　パウリスタ」へ。

パウリスタ！ポルトガル語！！ブラジルコーヒー！！！間違いナシだね。

「カフェ・パウリスタ」は、ジョン・レノンさん、オノ・ヨーコさんも足しげく通ったという老舗喫茶店、って、そういえばＴＶでやってたの見たことあるな。

コーヒー＆モンブランケーキ、おいしかったですよ～

ところで、やっぱり銀座は大人の街。この日は年上の方々とご一緒だったので違和感なく楽しめたけど、私には、１０年、２０年、まだまだ早いわ。

でも「銀座が似合うような大人になりたい」って、夢があっていいね。