━ 聴力低下、中耳炎、耳鳴り ━
戦後、国民病と恐れられていた結核は、ストレプトマイシン(抗生物質)の
お陰で治癒可能となり、患者数は激減しました。
ところがこの薬は、腎臓の機能を低下させ、聴覚に障害をもたらしたため、
服用後、耳の不自由な人(ストマイつんぼ)が増えてしまった。
今は「ストマイつんぼ」は死語となって、薬による聴覚障害はなくなったが、
加齢、音響や騒音などのストレスなどによって、聴力低下(難聴)、耳鳴り、
耳垂れ、中耳炎などの耳の症状で悩む人が増えているといいます。
そこで役立つのが【会宗 えそう】のツボです。
【会宗】穴のある少陽三焦経と言う経絡は、耳の周りを取り囲みながら流れ
ているため、耳の症状に特に効果的なツボとなります。
また【会宗】ツボは、上肢痛にも効果を発揮します。
ツボ療法・・・【会宗】穴は、手首の甲側の横じわの中央より肘関節へ
指幅3本分ほど向かい、その点より小指側へ指幅1本分
進んだところに取穴します。