Dobashi 《IPPO・一歩》

趣味の陶芸でツボを作り、
 仕事の鍼灸治療でツボを刺激しています。

坐骨神経痛、腰痛

2012-07-11 15:14:16 | かんたん・ツボ療法

━ 坐骨神経痛、腰痛 ━


 病気の原因には、内因と外因があり、「風・熱・湿・燥・寒」の外因を
「五悪」といいますが、神経痛や腰痛は、この中の「寒」の影響を受け易く、
耐え難く辛い症状ともなります。

 したがって神経痛、腰痛は、冬の寒い時期に患者数も増えたものでしたが、
今はエアコンの普及によって夏の暑い時期に「寒」を受け、これらの症状で
悩む人が増加しています。

 特に、腰部から臀部、大腿の後面から足に向かって走っている坐骨神経は、
体の中で最も長くて太い神経で、この神経に障害が起こると、その経路に
沿って(とくに裏側)痛みが走ります。

 坐骨神経痛の原因で一番多いのが椎間板ヘルニアですが、痛みに対して、
腰を安静にして、冷やさないように患部の保温に注意をします。

 そして【殷門 いんもん】のツボ療法を行うと痛みは徐々に緩和します。

 坐骨神経痛がある場合、【殷門】付近が硬く緊張していますが、心地良い
3秒ほど圧しては離すの刺激を10回ほど行います。

 また、足の疲れ、ムクミにも【殷門】のツボは効果があります。

  ツボ療法・・・大腿後面のほぼ中央にあるのが【殷門】のツボです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする