Dobashi 《IPPO・一歩》

趣味の陶芸でツボを作り、
 仕事の鍼灸治療でツボを刺激しています。

気管支喘息・肋間神経痛

2012-06-13 15:40:30 | かんたん・ツボ療法

━ 気管支喘息(ぜんそく)、肋間神経痛 ━


 発作的に息苦しい症状が続く“喘息”には、気管支喘息と心臓性喘息があり、
後者の方は心臓が悪くなったために突然呼吸困難が起こり、咳(せき)と
水のような痰(たん)がたくさんでる生命の危険を伴う重い病気です。

 一方、気管支喘息は、呼気性呼吸困難(息を吐き出すのが困難)で、
ゼイゼイ、ヒューヒューなどの“喘鳴”が主な症状とした症候群をいいます。

 原因として、空気中の塵(ちり)や埃(ほこり)、花粉、カビの胞子、
動物の毛、鳥の羽毛などを吸入して起こることが多く、夜半から朝方にかけて
発作が現れます。

 また、鼻や喉(のど)の慢性の細菌感染症が原因と考えられる気管支喘息も
中年以上の患者さんに多く見られるようになっています。

 喘息の発作がいったん起こると、顔面蒼白、特有の喘鳴と呼吸困難などの
特徴的な症状が現れ、不安感もより一層高まってしまいます。 

 そこで役立つのが【大包 たいほう】のツボです。

 多くは、咳とネバネバとして透明な痰がでることで発作が鎮まりますが、
喘息は難治性の疾患なので、気長にツボ刺激を続けることが根治へのひとつの
方法です。

  ツボ療法・・・腋窩(脇の下)中央より下方に向かった
         第6、第7肋骨の間のところが【大包】穴です。

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