Dobashi 《IPPO・一歩》

趣味の陶芸でツボを作り、
 仕事の鍼灸治療でツボを刺激しています。

腓骨神経麻痺・下肢神経痛

2008-09-24 15:18:40 | かんたん・ツボ療法

━ 腓骨神経麻痺・下肢神経痛  ━


 末梢神経の内で最も大きな神経である坐骨神経は、大腿後側で腓骨神経と
脛骨神経とに別れます。

 中でも「腓骨神経」は、膝関節、脹脛(ふくらはぎ)の外側の表面を
通っている神経で、外傷を受けやすい神経でもあります。

 泥酔して床の上で寝たり、長時間しゃがんだ姿勢(草むしりなど)、
足を組む姿勢をとったり、きついブーツやジーンズをはいたりすることで
神経が圧迫され、腓骨神経麻痺が起こることがあります。

 足首や足指を持ち上げることが困難(垂れ足)となって、歩行に支障を
おこし、履いていたスリッパやサンダルは脱げたりしてしまいます。

 そこで、お勧めなのが【陽交 ようこう】のツボです。

 腓骨神経麻痺には鍼灸は特に有効な治療法で、【陽交】穴への温灸刺激が
効果を発揮します。

  ツボ療法・・・外踝から指幅7本分上方に向かったほぼ下腿外側中央の
         ところにあるのが【陽交】のツボです。

 

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