━ 慢性胆嚢炎・胃腸病・焦燥感 ━
腹が立つことや不愉快でイライラすることを「癪(しゃく)にさわる 」
「癇癪(かんしゃく)持ち」といいますが、「癪」とは、お腹が急に
さしこんで痛むことです。
「肝・胆」の気血の循行が滞ると、眉間に青筋が出て、性格は怒りっぽく、
イライラしていることが多く、「癪」が起こりやすくなってしまいます。
こんな人にお勧めなのが【胆兪 たんゆ】のツボです。
【胆兪】穴は、特に慢性の胆嚢炎に効果を発揮し、鳩尾(みぞおち)から
右わき腹にかけての胸脇苦満(膨満感・つかえ)に奏効します。
また、食欲不振、口が苦い、口がかわくなどの慢性の胃腸症状にも
効果的なツボでもあります。
【胆兪】のツボを親指の腹を使って、ゆっくり3秒ほど押しては離すを
繰り返して刺激すると、精神情緒も安定して不快症状も和らいできます。
ツボ療法・・・第10胸椎棘突起下の左右2横指(指幅2本分)の
ところが【胆兪】のツボです。