━ 手根管(しゅこんかん)症候群 ━
手関節部の手のひら側には、骨と靭帯からなるトンネル状の手根管という
管があり、その中を腱(けん)と伴に正中神経が走っています。
日常生活において手の過度の使用などによって、靭帯などに炎症を起こし
正中神経が圧迫されたために発症する神経障害が「手根管症候群」です。
中年の女性が多くかかる病気で、初期には母指、人さし指、中指、薬指の
手のひら側がビリビリしびれ、ジンジンと痛むなどの症状が出現します。
手のしびれは特に明け方が強く、目が覚めてしまうこともある。
そこで、ツボ療法として【大陵 たいりょう】穴が効果を発揮します。
神経障害が増悪しないように、できるだけ初期の時に刺激を行なうことが
秘訣です。
ツボ療法・・・手首の手のひら側横じわ中央のところが
【大陵】のツボです。