-肩こり-
日本人で“肩こり”を経験しない人はほとんどいないのではないでしょうか?
今、国民病とまで言われる“肩こり”は、年齢とともに有訴率が高くなり、
成人病と同じように、長く付き合わなければならない慢性症状と
なりつつあります。
また、塾通いやテレビゲーム、パソコンのし過ぎなどで、
身体を動かすことが少なくなった小学生などからも、これらの症状を訴え、
年々、若年層の世界にも急激に広がるつつあります。
たかが肩こりと安易に考え手当てが遅れると、
頭痛や吐き気、手のしびれ、痛みなどが発症し、根気もなくなり、
日常生活にも支障をきたしてしまいます。
肩こりは、パンパン、カチカチに凝り固まらせてしまう前に、
自分でできるツボを使って早めに手当てすることが大切です。
大腸経という経絡にある【手の三里(さんり)】を刺激すると、
肩の血液の流れが良くなり、手でもみほぐすのと同じような効果があります。
ツボ療法・・・【手の三里】穴は、ひじの曲げると出るしわの先端より
指幅三本分親指に向かったところに取穴します。