北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

魯迅も通った「来今雨軒」@中山公園

2021-10-31 22:37:13 | 北京暮らし おでかけ編

北京の中山公園内に。

 

 

来今雨軒という100年以上の歴史があるお店があります。

 

9月末と10月末の2回、訪れました。

 

 

 

4月に試営業が開始してからあっという間に人気店に。

9月の平日だと10時ころに行ったら前に5組並んでいました。

 

 

 

 

10月の日曜日は、オープンの9:00前に到着。

その時間でも私たち含め5組くらいが開店を待っています。

 

「ご利用は2時間以内でお願いします」と言われるのだけど厳格にチェックしているわけではないし、みなさんまったりお茶を飲みつつおしゃべり・・・という方が多いので、空席待ちは長くなりそうです。

 

 

 

それでは店内へ!

 

 

 

 

朝9時なのでまだお客さんもまばら。

 

 

 

 

こちらは9月の写真。

天井が高くなんとも雰囲気のある建物。

2階部分には当時の資料が展示されていたり、壁にはぎっしり本がならんでいたり。

 

 

 

 

カウンターの端の方。

よ~く見ると。

 

 

 

 

誰かいるっ!!!

 

 

 

 

作家 魯迅です。

 

多くの文化人がここに集まっていたそうですが、魯迅に至っては何十回も通いここで小説を書いていたとか。

 

 

 

 

さて、この日はジャスミン茶を注文。

 

 

 

 

豌豆黄(エンドウ豆の羊羹のようなお菓子だけど、甘みはかなり控えめ)

 

 

 

 

お漬物4種。どれも好きな味!

 

 

 

 

このずんぐり大きいのは、冬菜(からし菜)肉まん。

手に取るとずっしり重い。

それもそのはず。

 

 

 

 

こんなに中身がぎっしり!

 

一口目を食べた時、「ん? なんか不思議な味。 ほのかに甘いしちょっとくせがあるかな?」と思ったのですが、食べれば食べるほどその不思議な味わいにはまってしまう何とも言えない味。

9月に訪れた時は思わずおかわりしてしまいました。

 

 

メニューは少なく、これにあとクッキーがあったくらいかな?

 

 

 

 

こちらは9月に訪れた時の写真。

床のタイルの模様がかわいい。

 

 

 

 

朝は結構冷え込む北京。

朝から熱々の肉まんをほおばり、まったりとした時間を過ごしていると、改めて「あぁ。北京にいるんだなぁ」と実感したのでした。