中国には『春餅(ちゅんびん)』という食べ物があります。
もともとは立春のお祝いに食べられていたものだそうですが、今では普段でも食べちゃいます。
先日向かった先は。
北京市東城区東四南大街礼士胡同159号
ローカルの口コミでもかなり高評価のこのお店。
胡同(ふーとん)という昔ながらの路地にあります。
ネットでは営業時間はかかれていませんでしたが、お店には11:00~23:00の表記が。
11:30過ぎにお店に到着したときはまだ人もまばらだったのですが、それからあれよあれよと混雑し行列状態に。
店内はこんな感じ。
ではでは、さっそく!
メニューには写真もあるので注文も簡単。
え~っと、まずは・・・。
“具”を包む餅(びん)。
・・・の傍らには。
あんた、何日前のネギや?
・・・と突っ込みたくなる干からびた葱。
大丈夫か? この店?
な~んて不安は無用でした。
このお店の人気メニュー(らしい)インゲン豆の炒め物。
春雨はこの後、うまうまスープをた~っぷり吸って、ボリューミー重量系に変身されるのであります。
(で、食べきれなかったのであります)
ん?
この、たまごをかぶった恥ずかしがり屋さんは?
中からモヤシやニラやらが、こんにちは。
そして、じゃがいもの炒め物!
私の中でド定番の中華なのですが、これまで食べた中でも1、2を争う好みの味!
これらを・・・。
包んでぱくっと、いただきま~す!
どのお料理も、ちょうど良い味つけ。
こちらでは濃すぎたり油っこかったり・・・ということもあるのだけど、なんというか、“日本人好み”の味付けだったのが嬉しい驚きでした。
他のお客さん。
大半は春餅ではなく普通におかずを頼んで食べてたけど、私はやっぱり。
巻いて食べるしあわせ、もぐもぐ、もぐもぐ・・・。
こういうのがメッチャ旨いんですよね
インゲン豆の炒め物、基本は何味ですか?
美味しそうなので作ってみたいんですが・・・。
しかし、中国って包むの好きだよな~。
一緒に作ったのがとても楽しかったのを覚えています。
うちは北京ダックや鶏を焼いたもの、
野菜炒めなどを巻いていたの。
甘味噌も作ったっけ。
ぜひ本場で食べてみたいですね。
上海の下町ではおばさんが道端に座り込んで、その春巻きの皮を作り売りしてるのを見かけます。熱く熱せられた円筒の上部に、ちょこっと貼り付け広げて、30秒で出来上がり。円筒の上部は幾分上部に膨らんでいる。、
そうそう!
その名の通り『家常菜』はごく普通の家庭料理。こういうのが美味しいし食べ飽きないんですよね。
インゲンの炒め物は、お醤油ベースだったと思います。それにお酢の味も加わってまろやかでした。ニンニクも案外使っていたような・・・。
餃子と言い、確かに中国って包む系が多いですね~。
お母様の手作り。 しかも猫姫さんも一緒に作っておられたなんて、素敵な思い出ですね。
猫姫さん家の具、どれも美味しそう。
甘味噌も合いますね~。
北京に来られることがありましたら、是非このお店に行きましょう!
ほんとにローカルですが、味はばっちりです!
上海の下町、いいですね~。
しかもその場でちゃちゃっとおばちゃんが作ってくれるなんて。
見たことがないので想像が膨らみます。
出来立て熱々なのかな?
北京、上海、場所は違えどローカルの風景はどちらも魅力的ですね。